帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「蘇れ青春」

「甦れ青春 ー飛魚怪獣フライグラー登場ー
ウルトラマンマックス』第23話
2005年12月3日放送(第23話)
脚本 小林雄次
監督 栃原広昭
特技監督 鈴木健二

 

飛魚怪獣フライグラー
身長 51m
体重 2万5千t
ミノス島近海に棲むトビウオが突然変異を起こした怪獣。環境破壊を行う人類に怒りの矛先を向け、明確な意思を持ってベース・ポセイドンを襲撃する。
時速60ノットで水中を進み、トビウオの如く海上を飛び、地上戦も行える。
両脇のエラで水中や空中から水分を吸収して口から強烈な水流波を放つ。
マクシウムソードで羽を斬られて地上に落とされ、トミオカ長官が操縦するダッシュバード3号の攻撃をエラに受けて苦しんだところをマックスのマクシウムカノンで止めを刺された。
『コスモス』のリドリアスの着ぐるみを改造している。

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「胡蝶の夢」

胡蝶の夢 ー魔デウス登場ー
ウルトラマンマックス』第22話
2005年11月26日放送(第22話)
脚本 小林雄次
監督 実相寺昭雄
特技監督 菊地雄一

 

夢幻神獣デウス
体長 24m
体重 3万5千t
女がカイトから聞き出した恐ろしい怪獣を基に作り上げた存在。無機質で掴み所が無く感情移入も出来ないオブジェ。人類の様々な夢を餌にして強大化しフォルムを抽象化させていく。
デウス・エクス・マキナ」をもじって名付けられた。この世に対するデウス・エクス・マキナであったが、最後は究極のデウス・エクス・マキナであるマックスによって倒された。しかし……。

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「地底からの挑戦」

「地底からの挑戦 ー古代怪獣ゴモラ登場ー
ウルトラマンマックス』第21話
2005年11月19日放送(第21話)
脚本 高木登
監督 栃原広昭
特技監督 鈴木健二

 

古代怪獣ゴモラ
身長 58m
体重 6万4千t
学名はゴモラザウルスで、フリドニア共和国の山岳部にのみ存在が確認されている珍獣。バイオテクノロジーの権威であるGSTEの宇野代表によって生物兵器として改造された。
元々は人間と同じ大きさであるが改造に成功した一体は巨大化していた。巨大ゴモラは尻尾で相手を叩きのめし、尻尾を切られても遠隔操作して扱う事が出来る。
山を降りようとしたところをマックスのマクシウムカノンで尻尾を爆散され、続けて放たれたギャラクシーカノンで本体も倒された。
人間大のゴモラもいたが、GSTEの地下施設爆破のあおりを受けて落盤に巻き込まれてしまった。

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「怪獣漂流」

「怪獣漂流 ー亜空間怪獣クラウドス登場ー
ウルトラマンマックス』第20話
2005年11月12日放送(第20話)
脚本 太田愛
監督・特技監督 村石宏實

 

亜空間怪獣クラウド
身長 59m
体重 760kg~6万7千t
太陽黒点の異常活動による強烈な太陽風で地球電離層に巨大なプラズマ空域が発生し、開いた亜空間トンネルから迷い出てきた。
体内で亜空間プラズマが生成消失を繰り返しているので、眠ると軽く、覚醒すると重くなる。
ショーン隊員が考案したサンダー作戦によって体内の亜空間プラズマと雷のプラズマが相互作用して再び亜空間トンネルが開き、元の世界に帰って行った。
命名者はトミオカ長官で「クラウド(雲)」から名付けられた。因みに松茸は食べない。マジで。

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「扉より来たる者」

「扉より来たる者 ー空間移動宇宙人ターラ星人 戦神ギルファス登場ー
ウルトラマンマックス』第19話
2005年11月5日放送(第19話)
脚本 林壮太郎
監督・特技監督 村石宏實

 

空間移動宇宙人ターラ星人
身長 180cm
体重 92kg
緑色の光線も発せられるサーベルを武器として扱う。
三日月山の遺跡から発掘された石板パズルを完成させると遥か彼方のターラ星と繋がる扉が現れた。
かつてターラ星人は餓えた惑星ターラ星から転送ゲートを使って地球と繋がり、地球人から食料を与えられて共存していたが、争いを好む地球人を良き方向に導こうとして当時のM78星雲人と対立し、転送装置を封印されて餓えた惑星と共に多くが滅び去った。
生き残ったターラ星人は転送装置に触れたカイトからM78星雲人のエネルギーを感じ取り、M78星雲人と地球人への復讐を開始する。ギルファスを使ってマックスとDASHを追い詰めるが最後はコバ隊員に狙撃されて無念の死を遂げた。

 

戦神ギルファス
身長 54m
体重 4万5千t
胸から爆炎を放つ。頭頂部をブーメランとして飛ばし、剣としても扱う。
手にした盾は至近距離からのマクシウムカノンも防ぐ事が出来るが、続けて放たれたギャラクシーカノンで破壊され、そのまま本体も貫かれて崩れ去った。

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「アカルイセカイ」

「アカルイセカイ ー幻影宇宙人シャマー星人登場ー
ウルトラマンマックス』第18話
2005年10月29日放送(第18話)
脚本 福田卓郎
監督 村上秀晃
特技監督 菊地雄一

 

幻影宇宙人シャマー星人
身長 15cm~180cm
体重 220g~97kg
宇宙に設置した反射板で太陽の光を増幅して日本を照らす事で地球上に二つの太陽を作り出し、さらに太陽の光を増幅する際のエネルギーを妨害波にして地上の通信を麻痺させた。
シャマー星人の一人は地球人の姿でベース・タイタンに現れてUDFに降伏を迫り、街中に現れた巨大なシャマー星人は手から出す光波やおならで破壊活動を行った。
尊大でふざけた言動で人々を混乱させるが実体は物凄く小さくて、光が無ければ小さい実体を隠す事が出来ず、最後はマックスとDASHの反撃を受けて遁走した。
名前の由来は「シャマー(陽炎)」から。

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「氷の美女」

「氷の美女 ー宇宙古代怪獣エラーガ 氷の美女ニーナ登場ー
ウルトラマンマックス』第17話
2005年10月22日放送(第17話)
脚本 金子二郎
監督 村上秀晃
特技監督 菊地雄一

 

氷の美女ニーナ
身長 160cm
体重 50kg
南極の10万年以上昔の氷の層から発見された「氷の美女」。
エラーガの声に呼応して活動を再開すると、テレパシーでコバ隊員を呼び寄せて遺伝子を採取し人類の歴史を読み取った。10万年前に人類にモノを創る力を与えたが、その力が破壊と殺し合いにしか使われなかった事に失望し、失敗作である現在の人類を滅ぼして新たな人類を作ろうとエラーガに破壊活動を命じた。
エラーガに究極の力を授ける直前にコバ隊員に撃たれ、謎の笑みを浮かべて消滅する。

 

宇宙古代怪獣エラーガ
身長 54m
体重 5万8千t
南極海の海底に現れ、UDFやDASHの攻撃を受けながらも東京を目指して進撃した。
一度はDASHに倒されるが、ニーナからエネルギーを与えられるとパワーアップして復活し、角から電撃を発するようになった。
ニーナがいる限り生体エネルギーが増加してパワーアップを続けていくが、究極の力を受け取る直前にニーナが倒され、弱体化したところをギャラクシーカノンで倒された。

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「わたしはだあれ?」

「わたしはだあれ? ー宇宙化猫タマ・ミケ・クロ登場ー
ウルトラマンマックス』第16話
2005年10月15日放送(第16話)
脚本 NAKA雅MURA
監督・特技監督 三池崇史

 

宇宙化猫タマ・ミケ・クロ
身長 45m
体重 2万3千t
隕石として地球に落下し、地面に潜って電磁波を吸収して成長していった。有機生命体の脳にだけ影響を及ぼす波長を発し、口から赤、青、黄の電撃を発する。
成長途中で猫を吸収したのか、それぞれトラ、ミケ、クロの猫の姿を残している。
DASHとマックスを追い詰めるが、最後はマックスが高速回転して勢いで出した光線に倒された。

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「第三番惑星の奇跡」

「第三番惑星の奇跡 ー完全生命体イフ登場ー
ウルトラマンマックス』第15話
2005年10月8日放送(第15話)
脚本 NAKA雅MURA
監督・特技監督 三池崇史

 

完全生命体イフ
身長 第一型・4m 第二型・27m 第三型・31m 第四型・52m 第五型・54m
体重 第一型・3万2千t 第二型・3万5千t 第三型・4万3千t 第四型・4万6千t 第五型・4万9千t
地球に落下した「ただの白い塊に過ぎなかったもの」。
周囲と同じ温度で脈拍も呼吸も見受けられない物体であったが、DASHの攻撃を受けて変化。火で焼こうとしたら火を噴くものに、ミサイルで攻撃したらそれを撥ね返すものになり、攻撃すればするほど強力になっていく。マックスのマクシウムカノンで爆散するもマックスの姿を模した人型に変化しマックスの能力も取り込んでしまった。
街を破壊し人々に絶望を齎すが、アッコちゃんが『別れの曲』を奏でると音楽を奏でるものとなり、最後はマックスに導かれて宇宙へと還って行った。
劇中ではただの白い塊である第一型、火で焼かれて醜く爛れた第二型、四足の化け物となった第三型、人型になった第四型、楽器の塊となった第五型が出ている。

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「恋するキングジョー」

「恋するキングジョー ー変身怪人ゼットン星人 侵略ロボットキングジョー登場ー
ウルトラマンマックス』第14話
2005年10月1日放送(第14話)
脚本 上原正三
監督 八木毅
特技監督 鈴木健二

 

変身怪人ゼットン星人
身長 ミクロ~190cm
体重 ミクロ~135kg
夏美の知り合いである松本健を催眠術で操ってキングジョーのロボットを作らせた。
ゼットンの娘として超生命体に育て上げた夏美に憑依するが、最後は自らゼットンの呪縛を振りほどいた夏美の手にかかって倒された。
隠し事が出来ず、自分の手の内を次々にバラしてしまう。

 

侵略ロボットキングジョー
身長 2m~56m
体重 75kg~5万t
松本健が作った人間大ロボットと4基の宇宙戦闘機が融合して誕生した巨大ロボット。
分離合体機能を使って相手の攻撃を避ける。ビームを放ち、自分の体を突進させて相手を攻撃する。
ゼットン星人に憑依された夏美に操縦されるが、夏美がゼットン星人の支配を逃れた事で動きが鈍ったところをマクシウムカノンで破壊された。

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