帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「オイルSOS」

「オイルSOS ー油獣ペスター登場ー
ウルトラマン』制作第13話
1966年10月9日放送(第13話)
脚本 金城哲夫
監督 円谷一
特殊技術 高野宏一

 

油獣ペスター
身長 50m
体重 2万5千t
オイルを喰う怪獣で、中近東で油田やタンカーを襲い、今度は日本にやって来た。水中では青い怪光に見える。
口から炎を吐く。
科特隊の攻撃を受けて弱り、ウルトラマンスペシウム光線で止めを刺された。
名前は「ペトロリウム(石油)・スターフィッシュ(ヒトデ)」を略して。

 

物語
オイルを喰う怪獣ペスターが出現。
科特隊は地上に被害が出ないよう作戦を考えるが、イデ隊員のミスで大火災が起きてしまう。

 

感想
前回に続いて今回も円谷監督が特撮を担当し、2人用着ぐるみのペスターが登場している。前回のドドンゴは2人が着ぐるみの前後に入る形だったが今回は2人が着ぐるみの左右に入る形になっている。
ウルトラQ』から『ウルトラマン』に変わって全ての話に巨大怪獣が出る事になったが、全ての話に違うタイプの巨大怪獣が出ているのが凄い。

 

イデ隊員は普段はひょうきんで明るいが何か問題を抱えると思い詰めてしまうところがあり、この後の話でも一人で苦悩する事が何度かある。

 

科特隊中近東支部が登場したが「バラージの青い石」に登場したトルコ支部とは違うのだろうか? 組織の再編成でもあったのかな?

 

「たとえ錯覚だろうと要請があれば一応調べる」と言う科特隊法規第三条が登場。『ウルトラマンA』のTACに聞かせたい。

 

今回は科特隊では珍しくミスが見られる。
イデ隊員の行動もだが、今回はジェットビートルで空中から攻撃するより特殊潜航艇で海中から攻撃した方が確実だった気がする。あと、やはり攻撃担当はイデ隊員ではなくて経験豊富なアラシ隊員にするべきだったと思う。

 

今回はウルトラシリーズの中でも特に炎が物凄い事になっている。
因みにペスターは自分が起こした火災に巻き込まれて弱ってしまったと言われる事があるが、実際にはイデ隊員が撃ったジェットビートルの攻撃が致命傷になっている。

 

ペスターウルトラマンと殆ど戦う事無く力尽きてしまった。今回のウルトラマンは怪獣を倒す為ではなくてイデ隊員を救出する為に現れた。
人間では火災解決の目処が立たなかった中、ウルトラマンはウルトラ水流ですぐさま鎮火して、改めて人間とのレベルの違いを見せつけた。

 

ウルトラマンパワード』の「二人の英雄」は今回の話のリメイクとなっている。

 

 

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