「海底科学基地 ー深海怪獣グビラ登場ー」
『ウルトラマン』制作第24話
1966年12月25日放送(第24話)
脚本 藤川桂介
監督 飯島敏宏
特殊技術 高野宏一
深海怪獣グビラ
身長 50m
体重 3万5千
海底センターを襲った怪獣。
角がドリルになっていて八つ裂き光輪も弾き返す。潮を吹いて相手の目を潰す。
水中はもとより、地上、さらには空も飛ぶオールラウンダー。
角を折られ、スペシウム光線で止めを刺された。
物語
海底センターのパイプラインが破損してムラマツキャップ達が閉じ込められた。
フジ隊員は自分のミスだと責任を感じるが……。
感想
アメリカ映画によくあるモンスターによるパニックもの。
緊急事態に陥った時にこそ人間の本性が露わになると言うが、科学公団総裁の身勝手さにはほとほと呆れる。逆にジェニーを必死に守ったホシノ君は立派だった。さすが科特隊員!
「噴煙突破せよ」では周りから半人前扱いされていたフジ隊員とホシノ君の活躍編で、前回と違い今回は科特隊の一員として扱われている。
海底センターに閉じ込められたムラマツキャップ達はトランプで気を紛らわせる事に。ホシノ君かジェニーが持っていたのかな?
何でもありなグビラはとても自然の生物には見えない。
ひょっとしたら、地球侵略を企む宇宙人に改造されたのかもしれない。
今回のハヤタ隊員は特殊潜航艇の中で変身したが特殊潜航艇は壊れなかった。まず人間大に変身して、テレポーテーションで外に出てから巨大化したのかな。
事件が解決した後、ハヤタ隊員と一緒に特殊潜航艇に乗っていたアラシ隊員は不思議そうな顔でハヤタ隊員の方を見る。ひょっとして、バレた?