帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「来たのは誰だ」

「来たのは誰だ ー吸血植物ケロニア登場ー
ウルトラマン』制作第30話
1967年2月12日放送(第31話)
脚本 海堂太郎
監督 樋口祐三
特殊技術 高野宏一

 

吸血植物ケロニア
身長 50cm~50m
体重 80g~1万t
南米アマゾンの奥深くに生息する移動出来る植物。人間を凌ぐ高等生物に進化し、高度の文明を持つようになった。
人間に変身する。目から怪光線を放つ。非常に燃えやすい体質なので精神感応で火を消せるようになった。
人間の血が最も美味しいらしく、人間を奴隷にして植物人間の王国を打ち立てようとした。
巨大化した個体はスペシウム光線に耐えるがウルトラアタック光線で倒され、エアシップコンビナートも科特隊とスペシウム光線で全滅した。

 

物語
科特隊ボリビア支部からやって来たゴトウ隊員は不審な行動を次々と起こす。
怪しんだ科特隊が調べてみると……。

 

感想
海外に旅立った人物が久し振りに帰ってきたが実は謎の怪人物に変わっていたと言う話は昔からよくある。
結局のところ、怪しさ大爆発のゴトウ隊員はケロニアの変身だったわけだが本物のゴトウ隊員はどうなったのだろう? まだ生きているのか、既に殺されているのか、それとも最初から存在しない人物だったのか……。

 

科特隊基地に入るには光線による身体検査が必要らしい。でも、「地上破壊工作」ではアンヌ隊員の偽者を見抜けなかったので、ゴトウ隊員にしても無駄だった可能性がある。

 

科特隊南ボリビア支部南アメリカ支部とも呼ばれている。やはり、日本支部、トルコ支部、南ボリビア支部はそれぞれ極東支部、中近東支部南アメリカ支部をそれぞれ兼ねていると考えて良さそうだ。

 

科特隊基地は外部からの不意の攻撃に備えてあらゆる熱線・光線を阻止する特殊な合金が加えられていて、この合金の組織と成分が敵に漏れたら科特隊の防御は紙より薄くなってしまうとの事。
さらばウルトラマン」で科特隊基地がゼットンに破壊されたがゼットン星人はその合金の秘密を手にしていたのだろう。

 

ゴトウ隊員は科特隊員だった父が仕事中に亡くなって孤児になると、特に許されて科特隊の見習いとして働き、後に認められて正隊員になったとの事。
ホシノ君の家庭環境は不明だが、彼が科特隊に出入り出来たのも似た事情だったのかな?

 

ゴトウ隊員がエキスらしきものを腕に注入していたが麻薬みたいな感じだった。

 

ハヤタ隊員、さすがに今回の変身はメチャクチャ不自然だったよ。

 

人間を奴隷にして食料にしようとした植物人間も恐かったが、その植物人間の幼年時代を燃料にしちゃう人間も十分恐い。

 

今回の話からウルトラマンのCタイプが登場。口元が広がって微笑んでいるように見え、肉体の厚みが増した。後にゾフィや帰ってきたウルトラマンにも受け継がれたウルトラマンの完成形と言える。
こうしてAタイプからCタイプへの変遷を見ると、ウルトラマンが謎の宇宙人から正義のヒーローに変わっていったのが分かる。

 

 

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