『ウルトラマン ウルトラセブン モーレツ大怪獣戦』
1969年3月21日公開
脚本構成 大伴昌司
監督 佐川和夫
後楽園ゆうえんちの大宇宙怪獣館で公開された「サークロラマ」と呼ばれる360度(全周囲上映型)映画。
第1期ウルトラシリーズの総集編部分に加えて草原でウルトラマンとウルトラセブンが怪獣軍団と戦う新規撮影部分があって『ウルトラファイト』の先駆けになっている作品。
ウルトラシリーズだけでなく『快獣ブースカ』のブースカとチャメゴンも特別出演していて円谷プロ60年代作品の総決算と言ったところがある。
『ウルトラセブン』の「遊星より愛をこめて」が欠番になる前の作品なのでスペル星人の映像もある。
特撮の撮影を担当していた佐川和夫さんのウルトラシリーズ監督デビュー作となっている。
円谷英二監督の生前最後のウルトラ作品である。