「さすが! バルタン忍法」
『ウルトラファイト』制作第1話
1971年4月12日放送(第136話)
『ウルトラマン』の「侵略者を撃て」からバルタン星人が登場。
最初は逃げるバルタン星人をウルトラマンが追い、空中で組み合ったところでバルタン星人のハサミを破壊。今度は逃げるウルトラマンをバルタン星人が追いかけるが、先に地上に降り立ったウルトラマンがバルタン星人を待ち伏せしてスペシウム光線で勝利を収める。
戦闘シーンだけを抜き出してもちゃんと流れがあるのが『ウルトラマン』の凄いところ。
「宇宙忍者」と言う肩書きを持っているのでタイトルも「バルタン忍法」と付けられているが、今回の話では分身の術を披露していないので忍者と言う印象はあまり無い。
「グリーンモンスを焼け!」
『ウルトラファイト』制作第2話
1971年4月13日放送(第137話)
『ウルトラマン』の「ミロガンダの秘密」からグリーンモンスが登場。
時計台を挟んだ睨み合いの後、グリーンモンスが猛毒のモンスガスでウルトラマンを苦しめるが切り札スペシウム光線でウルトラマンが逆転。タイトルの通りにグリーンモンスを焼いてしまう。
こうして見るとスペシウム光線は本当に一撃必殺の切り札なんだなと言う事が分かる。
ウルトラマンと怪獣の戦いが元々プロレスっぽいからか、山田二郎さんのプロレス風実況が全く違和感が無い。
「手がつけられないネロンガ」
『ウルトラファイト』制作第3話
1971年4月30日放送(第150話)
『ウルトラマン』の「科特隊出撃せよ」からネロンガが登場。
空中での追撃戦だった対バルタン星人戦、距離を測っての戦いとなった対グリーンモンス戦を経て、いよいよ組み合っての格闘となった対ネロンガ戦。
戦いはウルトラマンがネロンガ最大の武器である角を折り、飛行機投げでグロッキーさせたところにスペシウム光線を撃って勝利を収めている。
「海の顔役ラゴン」
『ウルトラファイト』制作第4話
1971年6月14日放送(第181話)
『ウルトラマン』の「大爆発五秒前」からラゴン(2代目)が登場。
原子爆弾付きと言うハンディキャップ戦でありながらも光線の撃ち合いに勝ったウルトラマンの勝利となっている。
「ゲスラ墓へ行け!」
『ウルトラファイト』制作第5話
1971年4月14日放送(第138話)
『ウルトラマン』の「沿岸警備命令」からゲスラが登場。
ウルトラマンにとって初めての水中戦で、ゲスラの頭部にある触角を取れるかどうかが勝敗の分かれ目となっている。
山田さんはゲスラの頭部にある触角を上手く認識していないのか、鱗と言ったり武器と言ったりとここの部分だけ言葉が詰まり気味。