「恐怖のギロチンカット!」
『ウルトラファイト』制作第101話
1970年12月23日放送(第63話)
誰かを探しているアギラに喧嘩を売る名うての喧嘩好きエレキング。
アギラが得意としている硬い体を使ってのぶちかましをかけるがエレキングは逆エビ固めでアギラをギブアップさせる。まさか逆エビ固めをする怪獣を見る事になるとは……。
そこにアギラの親分であるウルトラセブンが登場し、エレキングの後頭部に両手のチョップを思い切りたたき込むと言う荒技ギロチンカットで勝利する。
この話でウルトラセブンとアギラの親分子分関係が登場。と言う事はアギラが探していたのはウルトラセブンだったのかな。
「セブンよ死ね!」
『ウルトラファイト』制作第102話
1970年12月3日放送(第49話)
なんてストレートなタイトルなんだ……。
イカルスに襲われるアギラ。
不意打ちしていながら途中で仁義を切るイカルスがよく分からない。
そこにやって来たウルトラセブンはアギラが倒されたのを見届けてからイカルスに戦いを挑む。一対一の戦いに手を出してはいけないと思ったのかな? でも、力無く倒されていくアギラの姿を見ると「早く助けてあげて!」と言いたくなる。
最後はウルトラセブンが巴投げでイカルスを倒す。
『ウルトラファイト』の登場キャラクターはオリジナル版と雰囲気が異なるのが多いのだが、何故かアギラだけはオリジナル版と同じくやられ役になっているのが悲しい……。
「地獄・極楽キック攻め!」
『ウルトラファイト』制作第103話
1970年12月9日放送(第53話)
バルタンとイカルスの戦いはイカルスが投げた岩をバルタンが打ち返して勝利。
勝ったバルタンが岩を蹴り飛ばすと、いきなり出てきたウルトラセブンが打ち返してバルタンを倒してしまう。どこにいたんだ?とツッコミたくなるウルトラセブンの登場が笑える。
タイトルの通りにキックが多用されているが、それほど有効打にはなっていなかった。とにかく『ウルトラファイト』の世界では岩を制する者が戦いを制す!
「銀河対地球」
『ウルトラファイト』制作第104話
1970年12月22日放送(第62話)
ウルトラシリーズの中でも特にスケールの大きいタイトルだが内容はいつも通りの怪獣喧嘩。
イカルスとテレスドンのタッグがウルトラセブンを攻撃するが間違って同士討ちを始めてしまい、呆れるウルトラセブンが見る中、両者の戦いは決着が付かず時間切れとなる。
イカルスが銀河代表でテレスドンが地球代表と言う扱いなのかな? 立派な肩書きを持っていながらしょっぱい戦い……。
「戦いつきず日は暮れて」
『ウルトラファイト』制作第105話
1971年1月5日放送(第67話)
『ウルトラファイト』を象徴するようなタイトル。
ガッツとイカルスの戦いだが、ガッツの着ぐるみが汚れまくって大変な事になっている。
勝負を焦るガッツはイカルスの前に手も足も出ず。そこに走ってやって来たウルトラセブンは両者の戦いを止めようとするが、戦いを止めない二人に痺れを切らして実力行使。怒ったガッツとイカルスは力を合わせてウルトラセブンを倒そうと襲いかかり、全員フラフラ状態の乱戦へと突入しグダグダのまま時間切れになってしまう。