「炎も凍れ!」
『ウルトラファイト』制作第166話
1971年3月26日放送(第125話)
縄でお互いの手首を結び、片手が塞がれた状態で戦うウルトラセブンとゴーロン。どうやらこれはスペイン式の決闘らしい。『ウルトラセブン』の「ダン対セブンの決闘」でウルトラセブンとニセ・ウルトラセブンがラインビームを使って戦ったのはこれなのかな?
ウルトラセブンがチョップでゴーロンを倒すが、そこにやって来たウーがウルトラセブンの動きに制限が付けられている事を知って遮二無二襲いかかる。
片手を縄で縛られ、さらに倒れたゴーロンが重しになって移動も出来なくなったと絶体絶命の状況であったが、ウルトラセブンはウーの首に縄を巻いて締め上げて辛くも勝利を収める。締め落とす時の音が何とも嫌~な感じ。
「怪獣プロレス」と揶揄される事がある日本の怪獣作品だけど、ここまで徹底されると見事としか言いようが無い。
ウルトラセブン○ 対 ゴーロン● 対 ウー●
「宇宙乱れ打ち」
『ウルトラファイト』制作第167話
1971年3月30日放送(第127話)
激突するウーとゴーロンとキーラー。
最初にハンマースイングで投げ飛ばされたキーラーが脱落。さらにゴーロンがウーを倒すが、そこに起き上がったキーラーが戦線復帰。逆エビでウーに止めを刺したキーラーとゴーロンが決着を付けようとするが、そこに意識を取り戻したウーが二人の足を取って倒す。
誰が最後まで立っていられるのか分からない乱れ打ちの乱戦の最終勝利者はウーだった!
ウー○ 対 ゴーロン● 対 キーラー●
「銀嶺のデスマッチ」
『ウルトラファイト』制作第168話
1971年4月2日放送(第130話)
雪の中を歩いて足腰を鍛えようとしているウルトラセブンとキーラーとウーとゴーロン。あんな浅い雪で何の効果があるのか疑問なのだが……。
仲良く歩いていたが転んだ拍子にぶつかっていつもの通りに戦闘開始! 真っ白な雪原と透き通った青空と眩しい太陽に囲まれ、元気な4人の銀嶺のデスマッチは続いていく。
ウルトラセブン△ 対 キーラー△ 対 ウー△ 対 ゴーロン△
今回の話でゴーロンが退場。切れの良い動きと卑怯な戦法が印象に残る。
「セブン二天流」
『ウルトラファイト』制作第169話
1971年4月1日放送(第129話)
何故か縦一列に並んで歩くウルトラセブンとイカルスとウーとキーラーの4人。最後尾のキーラーが前にいたウーに手を出して戦闘開始。
3人の狙いはウルトラセブン唯一人であったが、それを察知したウルトラセブンはジャンプして戦線を一時離脱する。ウルトラセブンを見失った3人はそのまま三つ巴戦に突入。ウーが脱落したところを見計らって戦線に復帰したウルトラセブンは二天流で残ったイカルスとキーラーを倒して勝利を収める。
「来たり、見たり、勝てり!」
『ウルトラファイト』制作第170話
1971年6月21日放送(第186話)
ウルトラセブンを待ち伏せするウーとキーラー。最初はキーラーが応援してウーがウルトラセブンと戦い、ウーが疲れると今度はキーラーが戦うと、交代しながらウルトラセブンを追い詰めていくが、ウルトラセブンは巴投げでキーラーを倒し、そのまま右のアッパーカット(?)でウーを倒して勝鬨を上げる。
ウルトラセブン○ 対 ウー&キーラー●