帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「津波怪獣の恐怖 東京大ピンチ!」

津波怪獣の恐怖 東京大ピンチ! ー津波怪獣シーモンス 竜巻怪獣シーゴラス登場ー
帰ってきたウルトラマン』制作第13話
1971年6月25日放送(第13話)
脚本 上原正三
監督 冨田義治
特殊技術 佐川和夫

 

津波怪獣シーモンス
身長 43m
体重 3万5千t
西イリアンの島々に棲むと言われている四つ足のメス怪獣で、海を渡る時に恐ろしい事が起きるらしい。
太平洋上で宝石を積んだ海神丸を襲い、次に東京湾に現れた。
名前の由来は「シー・モンスター」かな。

 

竜巻怪獣シーゴラス
身長 62m
体重 5万2千t
こちらは二つ足のオス怪獣。妻のシーモンスの助けを聞いて伊豆沖に現れた。
肩書きは「竜巻怪獣」だが、伊豆沖に現れて津波を起こしたので劇中では「津波怪獣」と呼ばれた。

 

物語
宝石を積んだ海神丸が沈没し、生き残った高村船長はうわごとで「シーモンス……」と呟くだけであった。
MATは高村船長が歌っていた不思議な歌を調べる事にする。

 

感想
今回の特殊技術は佐川和夫さん。見所はやはり大津波の場面で、ミニチュアと合成を使った映像は今見ると粗も目に付くが、それでも思わず唸る迫力がある。

 

怪獣を見に行こうとする陽子を見失ってしまった丘隊員。彼女には珍しいミスだ。

 

セメント工場の工場長は今回の憎まれ役ではあるが、シーモンスのせいで操業が出来ず、最終的には倒産寸前まで追い詰められてしまったのだから、ああいう行動を取ったのも仕方が無いと言える。高村船長の話を見ていると、怪獣被害を受けても保険金は簡単には受け取れなさそうだし。
怪獣によって今日明日の生活の保障が無くなってしまった人達にとって怪獣の生態とかはどうでも良い。「MATは怪獣を退治する為にある」の言葉通り、MATに求められているのは怪獣が現れたら即座にそれを倒して人々が被害を受けないようにする事なのだ。
MATは怪獣の謎を解くと訴えるが、人々は怪獣がいつ退治されるのかにしか関心が無かった。

 

池谷仙克さんが映画『曼陀羅』の撮影の為に『帰ってきたウルトラマン』を降板したので、熊谷健さんが怪獣のデザインを担当する事になった。
熊谷さんが分析した人気のある怪獣。
1、子供が真似が出来る立ち怪獣で、玩具になった時に格闘させて遊びやすい。
2、ドラマチックな登場や死に方をしている。
3、角やムチと言った特徴ある武器を持っている。

 

シーモンスとシーゴラスが起こした大津波に立ち向かうウルトラマン。なんと今回はウルトラマンの戦闘シーンが無い!
と言う事で次回「二大怪獣の恐怖 東京大龍巻」に続きます。

 

 

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