帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「ひきょうもの! 花嫁は泣いた」

「ひきょうもの! 花嫁は泣いた ーねこ舌星人グロスト登場ー
ウルトラマンT』制作第36話
1973年12月7日放送(第36話)
脚本 阿井文瓶
監督 深沢清澄
特殊技術 高橋勝

 

ねこ舌星人グロス
身長 59m
体重 4万5千t
タロウがカタン星人と戦った夜に密かに工事中のマンションに潜入していた。
マンションの地下に顔だけの状態で潜伏していて、両目からの閃光でマンションの作業員達を操る。
体が冷凍していて、グロスト自身だけでなくグロストに操られた人間も熱いものを異常に嫌うようになる。
清彦にZATガンで顔を撃たれて巨大化。冷凍ガスでタロウを苦しめるがZATのレーザー光線に苦しむ。最後はキングブレスレットで太陽光線を増幅したタロウのシューティングビームで倒された。
予告では「冷凍怪獣グロスト」と何故か怪獣扱い。

 

物語
タロウがカタン星人を倒した夜、姉と一緒に焼き芋を売っていた清彦は工事中のマンションに宇宙人が潜入するのを目撃する。
そのマンションの作業員の一人である岩坪は清彦の姉の婚約者だったのだが……。

 

感想
前回の「必殺! タロウ怒りの一撃!」と繋がっている話。
前後編のように一つの事件を2話に亘って描くと言うのではなく、別々の事件でありながら前回と今回の話には繋がりがあったと説明される珍しいパターン。
前回の話と今回の話を繋げた理由は不明。ウルトラダイナマイトの映像をもう一度使いたかったのかな?

 

マンションで清彦が追われる場面はBGMやスローな演出で悪夢的な感じが出ていた。
その後の地下室での光太郎と作業員達の乱闘シーンやタロウとグロストの戦闘シーンは青一色にする事で独特の怖さや寒さが表現されていた。
他にもグロストの冷凍部分の表現が上手かった。

 

「姉さんを取られてしまうような気がするんだよなぁ」と南原隊員に言われる清彦。
表面上は姉の結婚を祝っていた清彦だが心の奥底では姉を婚約者に取られてしまうと言う思いがあったのを宇宙人の話と結び付けたのが面白かった。
ただ、それなら清彦が姉の婚約者と顔見知りだったと言う設定はやめて、事件を通して清彦と姉の婚約者が理解を深めていくと言う展開の方が良かった気がする。(それとも今回は単純に姉の結婚を成功させようと弟が孤軍奮闘する話と考えた方が良いのかも)

 

皆にツッコまれているが、やはりサブタイトルを見たら結婚詐欺の話だと思っちゃうよなぁ。

 

 

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