帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「怪獣ひなまつり」

日本の童謡から 怪獣ひなまつり ー酔っぱらい怪獣ベロン登場ー
ウルトラマンT』制作第48話
1974年3月1日放送(第48話)
脚本 阿井文瓶
監督 山際永三
特撮監督 大木淳

 

宇宙少年ファイル星人
身長 140cm
体重 35kg
地球に迷い込んだベロンを連れ戻しに来た5人の宇宙少年。
ひな人形の五人囃子のごとく、それぞれ楽器を持っているが実際に演奏をしているかはやや疑問。
ベロンをお酒でさらに酔わせて歌と踊りで気持ち良くなって寝たところを連れて帰ろうとしたが失敗。結局、何の役にも立っていなかった。

 

酔っぱらい怪獣ベロン
身長 54m
体重 2万9千t(劇中では2万3千t)
何よりも酒が好きで大酒を食らって酔っ払った挙げ句に地球に迷い込むと言うウルトラシリーズ屈指の迷惑怪獣。単なる酔っぱらい怪獣に街を破壊された住民の心中は察するにあまりある。
口から火を吐く。「ドロンパー」の掛け声で忍術で瞬間移動できると言う意外と凄い忍者怪獣。
歌と踊りも好きで、ZATが合成した白酒を飲んだ後、タロウと踊りで勝負した。
最後はキングブレスレットが変形したポリバケツの水をかけられて酔いを醒ましたらしい。見る限り、まだ酔っ払っていそうだったが……。
その後、ファイル星人と共に宇宙に帰って行った。
名前の由来は「ベロンベロンに酔っ払う」かな。
「酒だー! 酒持って来い!」。

 

物語
あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花
今日はひな祭り。地球に酔っぱらい怪獣ベロンが迷い込み、太郎少年の前に謎の5人組が現れる。
5人の宇宙少年はベロンを連れ戻しに来たのだと言う。
かくして、太郎、宇宙少年、ZAT、タロウによるベロン酔っぱらい作戦が始まった!

 

感想
今回は『うれしいひなまつり』がモデル。なのだが山本リンダさんの『狙いうち』やフィンガー5の『恋のダイヤル6700』と言った劇中に流れた当時の流行歌の方が印象に残る話であった。

 

当時の流行歌を歌って踊ってベロンを酔っ払わせてしまおうと言う『T』でも特にギャグ度の高い話で、なんとタロウやベロンまで踊ってしまう! 中の人は色々な意味で大変だったろうな……。

 

スカイホエールは白酒の合成まで出来る! よく材料があったなぁ……。

 

タロウがキングブレスレットをそこら辺にありそうな青いポリバケツに変化させる。この辺りはもうギャグを通り越してシュール。

 

男の子なのに着物を着せられて化粧をさせられて踊りを踊らされる太郎少年。姉二人は太郎が長男だから無事に大きくなってほしくて大切にしていると言っているが、どう考えてもお人形扱い。こんな姉二人に囲まれて太郎が無事に成長できるのか心配になる。

 

今回の話は山際監督の『T』監督最終作となっている。