帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「北の果てに女神を見た!」

見よ! ウルトラ怪奇シリーズ 北の果てに女神を見た! ーノースサタン星人 ニケの女神登場ー
ウルトラマンレオ』制作第21話
1974年8月30日放送(第21話)
脚本 田口成光
監督 外山徹
特撮監督 東条昭平

 

殺し屋ノースサタン
身長 167cm~58m
体重 120kg~3万4千t
ニケの女神と呼ばれるアルファ星人の邪魔をする。最初は人間大でニケの女神を襲うがMACの北山隊員に妨害される。その後、巨大化してアルファ星人の宇宙船を破壊し、地球に取り残されたニケの女神を執拗に狙った。
口からガスと無数の含み針を吐く。紫の煙でその場から逃げる事も可能。
一度はレオを倒すが、特訓を経たレオに針を全てかわされ、レオパンチで胴体を撃ち抜かれて倒された。
ニケの女神の話を聞く限り、他にも仲間がいるようだが……。
名前を直訳すると「北の魔王」となる。

 

アルファ星人
身長 168cm
体重 47kg
地球では「勝利の女神」「ニケの女神」と呼ばれている存在。4年ごとに代表者が地球に訪れて人間の幸福を祝福する事になっている。
今回のニケの女神は船上でノースサタン星人に襲われるが北山隊員に助けられ、お礼として勝利の女神像のペンダントを渡した。
再びノースサタン星人に襲われるが再び北山隊員に助けられ、怪我を負った北山隊員の所に行って自分が宇宙人である事を明かす。その後、これ以上の犠牲を出さないよう自らノースサタン星人の所に行くが、レオがノースサタン星人を倒したので殺されずに済んだ。
最後はレオによってアルファ星に帰されたらしい。
名前の由来はギリシア神話勝利の女神「ニケ」かな。

 

物語
光速に近いスピードで地球に近付く一隻の宇宙船。
ゲンと北山隊員が現地に向かうと、宇宙船は破壊され、一人の女性が襲われていた。

 

感想
「北海道シリーズ」の第3弾で今回は札幌が舞台となっている。

 

「たとえ彼女が人間でなくてもいいんだ……」と語る北山隊員。
人間と宇宙人の愛が『レオ』後半のメインテーマとなるが、今回はそのテーマを初めて直接語った話となる。出身が地球か他の星かなんて関係無い。大切なのは自分の心と彼女の心がどうかだ。

 

北海道出身の北山隊員はオーロラ国際スキー大会で優勝した過去があると言う設定。時期的に1972年に開催された札幌オリンピックがモデルかな。
ノースサタン星人の攻撃で右足を切断するかもしれない危機に立たされるが、最後に元気そうな姿を見せているので手術は成功したと思われる。

 

ノースサタン星人に襲われた被害者なのに、ニケの女神がいると周りに被害が及んでしまう。人間の幸福を祝福する存在が人間に不幸をもたらせてしまうのが辛い。

 

ノースサタン星人がアルファ星人を襲った理由は劇中では明らかにされていないが、裏設定だと依頼を受けて金目的で襲っていたらしい。一体、誰が依頼したのだろうか?
『レオ』には劇中で目的が明らかにされていない怪獣や星人が多くいる。怪獣はマグマ星人に送り込まれたとして、星人の方はマグマ星人がレオに賞金を懸けていて、その金目当てなのかもしれない。

 

久々にダン隊長に殴られるゲン。そして『レオ』最後の特訓。
北山隊員がノースサタン星人の含み針攻撃をかわす事が出来た理由がちゃんと説明されたのが嬉しい。
今までは特訓が話の中心だったのに対して、今回の特訓はほんのオマケ程度の扱いとなっている。これは路線変更なのだが、いきなり特訓を止めるのではなくて徐々に減らしていったのは自然な感じで良かった。特訓をしなくなったのもレオが特訓をする必要が無いほど強くなったからと言うので納得がいく。

 

 

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