帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「動きだした巨大化石」

「動きだした巨大化石 ー骨怪獣スケルドン登場ー
『ザ☆ウルトラマン』制作第29話
1979年10月24日放送(第30話)
脚本 星山博之
絵コンテ 山口務
演出 八木岡正美

 

骨怪獣スケルドン
身長 88m
体重 1万3千t
6億年前の地層から発見された、恐竜が生まれる前に存在していた恐竜。博物館で復元されて活動を開始する。
口からガスを吐く。(どこから吐いた?) 骨をブーメランのように飛ばす。バラバラにされてもすぐに復元できる。
古代生物博物館館長の見解によると、骨自体が生命体で、骨の中に人間の脳と同じものがあって他の骨をコントロールしているとの事。
ジョーニアスのウルトラストッパーで動きを止められ、続いてウルトラアイで脳に当たる部分を発見され、最後はプラニウム光線で倒された。
何億年もの間、生命を維持していて、地球以外の生命体ではないかと推測されたが正体は謎のままであった。
名前の由来は「スケルトン(骨)」かな。

 

物語
土砂崩れから発見された恐竜の化石を博物館で復元する事になるが、ある夜、恐竜の骨が動き出してしまう。

 

感想
アキヤマキャップからゴンドウキャップに替わって、オープニングの映像も一部変更された。でも何故かエンディングの映像は変更が無かった。

 

夜の博物館で恐竜の骨が動き出すと言うお約束な展開。
炎に包まれた夜の街を舞台に恐竜の骨が闊歩する場面が良い。
実写特撮では完全再現が難しい骨怪獣がアニメの利点を生かして動き回る!

 

恐竜の化石発見をムツミ隊員に知らせる古代生物博物館館長。「目覚めた古代生物の恐怖!!」に続いてムツミ隊員の意外な人脈が明らかに。
ムツミ隊員は医療班に所属していた設定だが看護関係の場面は意外と少なく、「新しいヒーローの誕生!!」でウルトラサインについて独自に調べる等、調査関係の描写の方が多かったりする。

 

ベータミーに搭乗するも撃墜されるヒカリとトベ隊員。
それを見たマルメ隊員は「ヒカリー!!」。あの、トベ隊員は……?

 

スケルドンによって廃墟と化した街。まだ毒ガスも残っていて被害は甚大。
実写で大規模な被害を描くのは色々な制約があって難しいが、アニメ作品である『ザ☆ウル』では多く描かれている。
怪獣による被害が酷ければ酷いほど、特別チームの頑張りや最後に現れるウルトラマンの凄さが引き立つ。

 

バラバラにされてもすぐに復元できるスケルドン。その特性を生かした分離・合体でジョーニアスの攻撃を華麗に避ける。『平成セブン』のキングジョーⅡもビックリだ。

 

科学警備隊はX線で他の骨をコントロールしているスケルドンの脳に当たる部分を発見しようとするが動き回る敵に苦戦する。
その後、ジョーニアスに変身したヒカリはウルトラストッパーで動きを止めてからウルトラアイでスケルドンの脳に当たる部分を発見し、大量のエネルギーを消費するも残された力でプラニウム光線を放ち、辛くも勝利を収める。
今回の話は怪獣の不思議さを軸に、その攻略法を特別チームが考え出し、人間では困難な攻略法をウルトラマンが代わって成功させると言うウルトラシリーズの基本的な作りをしている。
結局、スケルドンの正体については不明のままとなったが、謎が残っていながらも消化不良感は無かった。