帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「宇宙からの物体X」

「宇宙からの物体X ーロボ怪獣メガザウラ登場ー
『ザ☆ウルトラマン』制作第34話
1979年11月7日放送(第32話)
脚本 若槻文三
絵コンテ 横山裕一
演出 八木岡正美

 

暗黒星人バビラー
身長 190cm
体重 240kg
巨大兵器メガザウラを複数の部品に分散させて地球に落下させた後、現地で組み立てようとしたが、パーツナンバー13をニシキ教授に回収されてしまう。
その後、パーツナンバー13を取り戻してメガザウラを完成させるが、分析を終えたニシキ教授に弱点を見抜かれ、ジョーニアスのプラニウム光線で倒された。

 

ロボ怪獣メガザウラ
身長 120m
体重 10万5千t
バビラー星人が完成させた巨大兵器。
様々な武器を駆使してジョーニアスを追い詰めるが、ニシキ教授にヘソ(!)が弱点と見破られ、スーパーマードックにじゃんじゃんミサイルをぶち込まれて、最後はジョーニアスのプラニウム光線で破壊された。

 

物語
太陽黒点がもたらした磁気嵐による地球全域に亘るレーダーの異常反応の隙を突いて、暗黒惑星バビラーが地球侵略の為の巨大兵器を地球に送り込む。
しかし、そのうちの一つをニシキ教授が手に入れてしまう。

 

感想
ニシキ教授三回目の登場。
「運転手君」ことトベ隊員は苦手意識を出すが、残念ながら(?)今回はあまり絡みは無かった。
ピッケル君を待機させておけ」と言うニシキ教授の言葉に悩む科学警備隊。
見ていた自分は「ピッケル」を「ツルハシ」の事だと思い、そこからパッセージャーの事だなと推理したのだが、答えはピグだった。共通点が「ピ」しかないぞ。と言うか、他の人にも言える事だが、本名よりもニシキ教授ネーミングの方が長くなっている。
毎回面白いネーミングを付けるニシキ教授。ゴンドウキャップは何と名付けると思ったら「デカイ新入り」! 「デカイ」はともかく「新入り」は予想外だった。相変わらず、こちらの予想の斜め上を行ってくれるお人だ。

 

ヒカリは自分達は慣れたから良いがゴンドウキャップはニシキ教授と上手くいくのかと心配する。実際、前任者のアキヤマキャップはかなり苦手にしていた。
しかし、そこはゴンドウキャップ。逆に面白い迎え方が無いかと考え、ニシキ教授が自分がキャップである事を知らないと気付くと、そのまま新入りを演じる。
今まで強面なイメージが強かったが、今回は凄く楽しそうにニシキ教授を騙していて、子供っぽい一面を覗かせている。

 

知らずにメガザウラのパーツナンバー13を手に入れてしまった為にバビラー星人に襲われたニシキ教授。さっそく科学警備隊に「我が友ウルトラマン! 呼んでくれ、ウルトラマンを!」と通信を入れる。いつの間に友人関係になっていた!?

 

すぐ隣にあれだけ偉そーにゴンドウキャップが立っているのに、新キャップはどこにいると尋ねるニシキ教授が笑える。
その後、キャップが不在なら自分が代わりに指揮を執ると言い出す。一度、指揮を執ってみたかったとの事だが、毎回毎回キャップの指揮を無視して自分勝手に皆を振り回していただろう?と思わず突っ込みたくなる。

 

ニシキ教授は手に入れた部品が侵略者の巨大ロボットの一部で感情を司る回路だと推測し、同じロボットのピグに感情回路を調べたいので脱いでほしいと頼む。
て、ピグのあの外皮は脱げるのか?
ピグの感情回路は喜怒哀楽の他、痛覚やくすぐったい等の感情も表す事が出来、ニシキ教授ですらよく分からないほど複雑との事。凄いぞ、ピグを作った人!

 

戦いが終わって帰る事になったニシキ教授。
ニシキ「とうとう顔を見せなかったな、新しい隊長君は」、
ゴンドウ「本当に困った隊長でして」、
ニシキ「いやいや、隊長君がいないのにこれだけやれるのは普段の訓練がしっかりしているからだよ」。
ムツミ隊員は最後までニシキ教授は気付かなかったと言うが、ゴンドウキャップは「さぁ、どうかな?」と何やら意味ありげに笑う。
今回は「運転手君」ではなく「若いの」がニシキ教授を送る事になる。
「新しい隊長君。なかなかの人物じゃな。第一、包容力がある。わしゃ、これでも人を見る目はある」と言うニシキ教授の言葉で全てを理解したヒカリは「先生もお人が悪い」。
やはりニシキ教授登場編は各キャラクターの会話が面白い。

 

「噂通りケッサクなじーさんだな」。
ゴンドウキャップのニシキ教授評。ニシキ教授を一言で説明するとこうなる。