帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「タイムトンネルの影武者たち」

「タイムトンネルの影武者たち」
ウルトラマン80』制作第26話
1980年9月24日放送(第26話)
脚本 平野靖司
監督 湯浅憲明
特撮監督 佐川和夫

 

異次元人アクゾーン
身長 2m
体重 70kg
黄泉の国に現れた異次元の侵略者集団。
メビーズと言う首領の下、メタモルシステムでゲラを巨大化させようとする科学者ゴイゲ博士と戦闘服を身にまとった多数の戦闘員によって構成されている。
魂だけの存在である黄泉の国の人間の魂を吸い取るレザーガンで攻撃して黄泉の国の人間を一ヶ所に閉じ込めてしまう。
黄泉の国侵略の後は三次元世界も侵略する予定だったらしいが、ゲラの三次元世界への派遣は黄泉の国の舞姫の妨害で失敗し、ゴイゲ博士と戦闘員は猛と城野隊員に倒され、残ったメビーズも戦闘機で逃げようとしたところを80のウルトラショットで撃墜された。
メビーズは人間と爬虫類が合わさった顔、ゴイゲ博士は人間の顔、戦闘員は爬虫類の顔をしている。
黄泉の国の人間は「悪霊」とも呼んでいた。
ウルトラシリーズには珍しいタイプの敵で、どちらかと言うと、東映作品の敵に近いかも。

 

巨大化怪獣ゲラ
身長 30cm~60m
体重 40kg~2万t
アクゾーンの三次元世界侵略の切り札。
普段は小型だがメタモルシステムによって巨大化する。
口から炎を吐く。
舞姫の妨害で三次元世界に送られず、黄泉の国で80と戦うがフラフープ光線で消滅した。

 

物語
空に穴が開いてシルバーガルごと飲み込まれてしまった猛と城野隊員。
気付いた猛はいきなり侍に襲われてしまう。果たして、ここは何処?

 

感想
細かい理屈抜きに楽しむ事をお勧めする話。
『A』の「タイムマシンを乗り越えろ!」以上に時代劇しているのが面白い。
特にゲストキャラクターが面白く、猛と藤原源九朗の掛け合いや妙にマヌケなメビーズとゴイゲ博士等、笑える部分が多い。

 

『A』の「タイムマシンを乗り越えろ!」を思い出す話だが、あの話以上に訳が分からない異色作。
サブタイトルや時計の逆回転や舞台が戦国時代等からタイムスリップしたと思えるが、黄泉の国と言う台詞や黄泉の国の人間が魂だけの存在等から死者の世界に迷い込んだとも考えられる。最終的に違う次元に迷い込んでいたらしいと説明されるが、タイムスリップか死者の世界か別次元か、どれか一つに絞った方が良かったと思う。

 

今回も城野隊員が目立っている。
黄泉の国と聞いて自分は死んでしまったとショックで気絶したり、自分が黄泉の国の舞姫に似ているので舞姫を助けるまで姫になりきったり、戦闘員相手に1人で戦ったりと見せ場が多かった。

 

猛と城野隊員が黄泉の国に来た理由だが、捕えられた舞姫が救世主が来るようにと願ったかららしい。う~ん……、願いは次元を超えるのか?

 

ハラダ隊員とタジマ隊員は今回の話で退場となるが最後なのに何の活躍も無かった……。

 

今回で『80』は放送開始から半年が経った。その為か、エンディングのクレジットがドラムロール式になって最終回のような雰囲気になっている。

 

 

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