帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「GUYSの誇り」

「GUYSの誇り ー高次元捕食体ボガールモンス登場ー
ウルトラマンメビウス』第10話
2006年6月10日放送(第10話)
脚本 川上英幸
監督 小原直樹
特技監督 菊地雄一

 

ウルトラの母
身長 40m
体重 3万2千t
宇宙警備隊を助け、宇宙規模の医療活動に従事する銀十字軍の隊長。
力尽きたツルギを光の空間に招喚した。

 

高次元捕食体ボガールモンス
身長 79m
体重 6万7千t
ミライの挑戦を受けてフェニックスネストを目指し、その後、ミライによって殲滅作戦の作戦エリアまで誘導され、磁場フィールドのバリアーに閉じ込められた。
メビウスとツルギのコンビネーションに敵わず、メビュームシュートとナイトシュートの同時発射を受けて倒された。その後、再び立ち上がるもツルギ執念のナイトビームブレードを受けて遂に完全に倒された。

 

物語
ボガール殲滅作戦とメビウスとツルギの救出作戦が立案され、遂にボガールとの決着の時が来る。
GUYSの誇りにかけて……「PRIDE OF GUYS」!

 

感想
被害を顧みずにボガールモンスを倒そうとするツルギだったがリュウの訴えに動きが止まる。その隙にボガールモンスの反撃を受けてしまうがメビウスによって助けられる。
この展開は「戦慄の捕食者」と同じ。復讐に囚われて一人で戦うツルギは同じ失敗を繰り返してしまった。今回の話ではそんなツルギが遂にメビウス達と力を合わせ、今度は同じ失敗を繰り返さずにボガールを倒す事に成功する。

 

戦いの後、ツルギは「俺を助ける必要は無かったはずだ」と告げるが、ミライは「仲間を助けるのは当然の事だ」と答える。
ツルギが「自分はウルトラマンの心を捨てた」と言うも、ミライは「どんなに鎧で身を包んだとしても心は簡単には捨てられない」と指摘し、「地球で必死に生きている命を奪って復讐を果たしたとしても今度は地球と言う鎧を纏わなければならない」と諭す。
ミライの話を聞いたツルギは自分の中にいる地球人について思いを巡らす。リュウの声を聞くとセリザワの記憶が自分に流れてくる、自分が捨てたはずの感情が一瞬蘇ったと言ってツルギは笑顔を見せる。
ツルギがセリザワと合体したのは地球で活動する為の肉体が必要だったと言う物理的な理由であったが、セリザワの記憶がツルギの感情を蘇らせると言う精神的な影響をもたらす事となった。そして、この精神的な影響によって最終的にツルギはボガール打倒と言う目的を果たせる事となる。

 

太平洋上の無人島を舞台にしたボガール殲滅作戦。磁場フィールドを発生させるパラボラを使ってボガールモンスをバリアーの檻に閉じ込め、ボガールモンスが爆発しても周囲に被害を及ばせないと言うもの。これは「ひとつきりの命」に登場したキャプチャー・キューブの拡大版と言える。

 

ボガール殲滅作戦はメビウスとツルギがフィールド内に現れた場合には対応されていなかった。今は人類の危機に対処する事を優先させるとしてメビウスとツルギは見殺しにされる事になるが、CREW GUYSはメテオールを駆使してメビウスとツルギの救出作戦を考え出す。
前回の「復讐の鎧」でのリュウへの説得や今回のメビウスとツルギの救出作戦立案とサコミズ隊長がいよいよ動き出した。サコミズ隊長は他の隊長に比べてあまり前面に出るタイプではないが、その落ち着きからくる安心感からか、CREW GUYSの精神的支柱となっている。

 

リュウはセリザワの体を「容れ物」呼ばわりしたツルギを倒す事を誓う。
セリザワ隊長との思い出を胸に重荷を背負おうとするリュウの姿はアーブの民との思い出を胸に重荷を背負って戦うツルギと重なる。

 

メテオールの使用時間は1分間だけだが、メビウスとツルギの救出作戦を考え出したCREW GUYSは「1分間でも希望はある」と前向きに捉える。
「今まで一緒に戦ってきたメビウスを見殺しには出来ない」「人類の敵はあくまでボガール」「ボガールを倒しても失われる別の命があるとしたらGUYSがいる意味が無い」「ボガールを倒せばツルギもセリザワの体を解放するはず」。
話を聞いたリュウは「皆、ありがとう」と素直にお礼を述べる。

 

ボガール殲滅作戦が開始される中、ツルギは自分の体に限界が来ているとして、メビウスに協力を頼む。それを聞いたミライは「言ったはずだ。僕達はウルトラマンだと。それに僕の仲間達も付いている。必ず……勝つ!」と答える。
鎧や光の剣やらで戦士の印象があるツルギだが本来は戦闘員ではない。ツルギの体に限界が来たと言う話がやや唐突だったが、かつてセブンもいきなり体に限界が来ていたので、M78星雲のウルトラマンはある日突然に体の不調が表に出る種族なのかもしれない。

 

メビウスとツルギのW変身と言う燃える展開。
メビウスとツルギのタッグは最初こそぎこちなかったものの段々とコンビネーションが築かれていき、最後はメビュームシュートとナイトシュートの同時発射でボガールモンスを撃破する。
しかし、救出作戦で生還するも遂にツルギは力尽きてしまい、それを見た皆に衝撃が走る。
その時、天空から光が降り注いでツルギを包み込むと、光の空間にウルトラの母が姿を現した。

 

 

ウルトラマンメビウス TV & OV COMPLETE DVD-BOX

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