帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「五人目のクルー」

「五人目のクルー」
『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第2話
2007年12月8日放送(第2話)
脚本 荒木憲一
監督 菊地雄一

 

原始怪鳥リトラ(S)
身長 15m
体重 1万t
マッハ2で空を飛び、口から吐くシトロネラアシッドと、全身に炎を纏ったファイヤーストライクで、敵を倒す。
惑星ボリスで確認されたリトラは15mの大型種。
「過去にも人間の前で孵化したリトラは人間に友好的だった」と言うオキの説明通り、スペースペンドラゴンを親だと思って懐いてきた。最後の力を振り絞ってのシトロネラアシッドでジュランを倒す。その後、瀕死のところをレイのバトルナイザーに回収されて復活した。
回収後はシトロネラアシッドは吐かず、代わりに火球を吐くようになった。
因みに(S)はSpecialの略で、突然変異で巨大化した1体限りの個体を指す分類名。
アタック:600 ディフェンス:800 スピード:1500 必殺技:ファイヤーストライク

 

巨大植物ジュラン
身長 100m
体重 3千t
遥か昔に存在した巨大な吸血植物。
毒花粉でZAPクルーを苦しめるが、リトラのシトロネラアシッドを受けて枯れてしまった。
アタック:600 ディフェンス:600 スピード:500 必殺技:毒花粉散布

 

地底怪獣テレスドン
身長 60m
体重 12万t
第27採掘基地でZAPクルーを襲撃する。
溶岩熱線をゴモラの超振動波で押し返されて、そのまま倒された。
アタック:800 ディフェンス:900 スピード:700 必殺技:地底からの侵略者

 

超古代怪獣ゴルザ
身長 62m
体重 6万8千t
マグマエネルギーを吸収してパワーアップする。
古代人から「大地を揺るがす怪獣」と呼ばれていた。
第27採掘基地でZAPクルーを襲撃するが、リトラ(S)とゴモラの連携の前に倒された。
アタック:1000 ディフェンス:1000 スピード:800 必殺技:最大超音波光線

 

百足怪獣ムカデンダー
身長 59m
体重 4万t
ZAPクルーが発見した時には既に倒されていた。
残された爪痕からレイが操るゴモラの仕業と考えられる。

 

物語
謎の破滅を遂げた惑星ボリスの生き証人としてレイと話をしようとするボスに対し、ハルナはレイを危険視する。
一方、惑星の至る所で繰り広げられる怪獣同士の戦いにZAPクルーも巻き込まれ……。

 

感想
謎の人物レイの処遇を巡って対立するボスとハルナ。
生き証人として話を聞こうと言うボスの考えは分かるが、地球人離れした回復力と身体能力を持つレイをハルナが危険視するのも分かる。怪獣をも操るレイを抑える術をZAPクルーは持っていないので。

 

地球人離れした回復力と身体能力を持つ事からハルナはレイを危険視する。
『大怪獣バトル』は遥か未来の話なのだが、地球人の身体能力はあまり変化していないようだ。
『ガイア』や『平成セブン』では新人類のような種が誕生してきていると言う話があり、『メビウス』でもジョージやマリナは従来の地球人を超える身体能力を持っていたのだが、それは彼らだけが持つ突然変異のスペシャルだったのだろうか?

 

今回の怪獣バトルはリトラとジュラン。
『Q』の怪獣が21世紀にカラーになって復活するとは感慨深い。着ぐるみではなくてCGなのに時代の流れを感じる。
ジュランにバトルをさせると言う発想が面白い。
ふと思ったのだが、『大怪獣バトル』の第1話と第2話に登場したペギラとリトラとジュランは『Q』で初の成田亨デザインの怪獣、放送第1話の怪獣、製作第1話の怪獣と「初」繋がりになっているのかな?

 

ジュランの毒花粉について楽しそうに解説するオキだったが直後に命の危機に……。危険と隣り合わせの宇宙勤務をオキの性格で乗り切れるのか不安になる。
ところでZAPの隊服やヘルメットには毒花粉を防ぐ装置は無かったのかな? 他の特別チームより未知の危険と遭遇する確率が高いチームだと思うのだが……。

 

ZAPクルーも自分の敵だと認識するレイはボスから奪ったトライガンナーを撃とうとするが「怪獣と違って銃の扱いには慣れていないな」と言うボスにあっさりと奪われてしまう。
ハルナとオキも武器を携帯した事は無く、主人公メンバーで実際に銃を撃った事がある人物はボスだけかもしれない。

 

ボスはレイに契約を申し出る。
それはレイが怪獣と戦う力を貸す代わりにZAPクルーはレイの記憶探しの手伝いをすると言うものだった。
レイは「自分には名前も記憶も仲間もいらない」と拒否するが、それでもボスは「またな」と告げる。
それにしても、この頃のレイはかなり荒んでいる。

 

レイは記憶を失っていて、「レイ」と言うのもフッと浮かんだ言葉で本当に名前かどうかも分からない状態であった。
『SEVEN X』のジンに続いて記憶喪失の主人公となった。
平成仮面ライダーシリーズもだが、ヒーロー作品で出生に謎を含ませた主人公は記憶喪失である事が多い。

 

今回の怪獣のラインナップだが、ゴルザ、テレスドンゴモラは地底怪獣繋がりかな?
リトラがゴルザと戦うが、昭和ウルトラシリーズ放送第1話の怪獣が『Q』のゴメスとリトラで、平成ウルトラシリーズ放送第1話の怪獣が『ティガ』のゴルザとメルバだった事から昭和ウルトラシリーズの空怪獣第1号のリトラと平成ウルトラシリーズの陸怪獣第1号のゴルザと言う組み合わせになったのかもしれない。
因みにM78星雲の世界観に平成ウルトラシリーズの怪獣が登場するのは今回が初めて。

 

時空を超えて怪獣が宇宙規模で出現した時空混乱期の事を『大怪獣バトル』では「ギャラクシークライシス」と呼んでいる。
ギャラクシークライシスの時には怪獣だけでなく複数のウルトラマンが地球人に目撃されている。オキがM78星雲の世界観とは別の時空の怪獣やウルトラマンを知っているのも、この時のデータがあったからと考えられる。

 

 

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