帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「大暴走! レイオニックバースト」

「大暴走! レイオニックバースト」
『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第3話
2009年1月3日放送(第3話)
脚本 長谷川圭一
監督 アベユーイチ

 

凶暴怪獣アーストロン
身長 60m
体重 2万5千t
硬い皮膚と丈夫な体を持つ凶暴な怪獣。口から吐くマグマ光線と突進攻撃で相手をやっつける。
ゼラン星人に操られて戦うが、ナックル星人が操る怪獣に倒されてしまった。
アタック:900 ディフェンス:1000 スピード:500 必殺技:諸刃の角

 

宇宙怪人ゼラン星人(RB)
身長 165cm
体重 45kg
アーストロンを使うレイオニクス。
倒されたアーストロンの爆発に巻き込まれてしまった。

 

宇宙恐竜ゼットン
身長 60m
体重 3万t
宇宙一強いと言われている宇宙恐竜。攻守のバランスに優れ、その戦闘能力は計り知れない。
ナックル星人に操られて戦うと思いきや実はガルベロスが見せた幻であった。
アタック:1500 ディフェンス:1200 スピード:800 必殺技:一兆度の火球

 

フィンディッシュタイプビーストガルベロス
身長 52m
体重 3万9千t
幻を見せたり、死人を操る能力を持っている。強い生命力を誇り、何度倒されても生き返る。
ナックル星人に操られて戦う。最初に幻を出して相手を疲弊させたところを止めを刺すと言う戦法を採る。
ゼットンの幻でゴモラをエネルギー切れに追いつめるが、レイオニックバーストに変化したゴモラの超振動波に倒されてしまった。
アタック:1000 ディフェンス:500 スピード:800 必殺技:強力な再生能力

 

暗殺宇宙人ナックル星人(RB)
身長 2m~43m
体重 250kg~2万t
ガルベロスの催眠波動を使って戦いを有利に進めていたが、レイオニックバーストに変化したゴモラの超振動波を受けて倒されてしまった。

 

物語
戦いに魅入られたレイは自身の内にある闘争本能を抑えきれなくなっていた。
そんなレイに襲いかかるレイオニクス達。
戦いの中、遂にレイはバーストモードに変化してしまう。

 

感想
アイスラッガーに触れたレイは謎の戦いのビジョンを見る。
落ち着きを取り戻したレイはボスをレイオニクスバトルに巻き込んでしまった事を謝るが、ボスはレイのせいで何かに巻き込まれたと思った事は無いと答える。
「お前は俺の船のクルーだ。クルーが直面した問題は船を預かる俺の問題でもある。だから、水臭い事は二度と言うな」。

 

まさかまさかのゼラン星人再登場。そして特に何の見せ場も無く退場してしまう。
『帰マン』ではかなり重いテーマを背負った存在が何のテーマも見せずに退場してしまうところが『大怪獣バトル』らしい。

 

今回はアーストロンとゼットンが登場しているが、何故か前シリーズよりパラメータが下がっている。

 

惑星ハマーまでの道のりを小出しに教えていくダイル。最初に全てを教えたら用済みになって殺されてしまうからとの事。それを聞いたハルナは「私達を信用していないの?」と問い、ダイルは「当然だろう」と返す。
そりゃそうだ。銃を構えながら「自分達の事を信じていないの?」と言っても説得力が無い。

 

キール星人のスペースシップはボスタングを思わせるデザインが心憎い。
レイオニクスを見付けたダイルはペダニウムランチャーを撃とうとするが、既にペダニウムランチャーはクマノによって封印されていて、ボスが持つZAPカードと声紋認証が無いと使えないようになっていた。
ダイル「力こそが全てだ! この宇宙ではより強力な武器を持つ者が生き残れるのだ!」、
ハルナ「違うわ! この宇宙には力よりもっと大切なものがある!」、
ダイル「くだらん! 50年後の未来、ペダン星は壊滅状態にあるんだぞ! 戦え!」、
クマノ「落ち着け! お前の気持ちも分かる! 故郷を思う気持ちは俺達地球人だって同じだ!」。
とは言え、実際に母星が壊滅状態に陥ってしまったペダン星人と怪獣問題を解決した地球人の間には埋めがたい溝があると思う。
因みにこの時のキール星人のスペースシップにはグランデが搭乗していたと思われるので、もしここで撃ち落としていたら、後にレイが第二覚醒を果たす事も無くレイブラッド星人が倒される事も無かったかもしれない。この時にレイオニクスを殺さなかった事が結果的にペダン星の未来を救う事になったのだ。

 

レイモンへの最初の覚醒後、レイは自分を抑えきれない時があると不安を吐露する。それを聞いたボスは「怖がってくれて、俺は嬉しいよ」と答える。
かつては怪獣を倒す事ばかり考えていてZAPクルーにも心を開かず敵視していたレイが今はZAPクルーの大切な仲間となった。
「俺達との間に生まれた絆をお前はとても大切に思ってくれている。だから怖れる。その絆が失われてしまう事を。心から心配している」。
そして、その事を認めるレイに向かってボスは力強く言葉を掛ける。
「お前の事は俺が必ず守ってやる」。

 

ナックル星人が現れてゼットンを出現させる。
「レイ! これはお前だけの戦いじゃない!」と言うボスの言葉を背に出撃したレイはゴースタードラゴンを守るようなポーズをしてからゴモラを召還する。
ここのゴモラゼットンの戦いは仮面ライダーもビックリなキック対決。『大怪獣バトル』での怪獣のアクションは凄すぎる。まさか怪獣がフランケンシュタイナーを決めるところを見る日が来るとは思わなかった。
ゼットンと言えば『初代マン』『帰マン』『パワード』とかつては「最後の強敵」と言う感じだったが、『マックス』辺りから「中盤の強敵」と言う感じに変わってきた。そのゼットンが再び「最後の強敵」に返り咲くのはしばらく後の『サーガ』での事。

 

最初は冷静に戦っていたレイだが苦戦に苛立ち、遂に邪悪なオーラを纏ってバーストモードに変化してしまう。
バーストモードは赤と黒を基調としたカラーリングで『ネクサス』に登場した暗黒巨人を思わせる。
バーストモードに変化したレイに反応してゴモラもブレイブバーストからレイオニックバーストに変化する。
レイオニックバーストはあのゼットンとキングジョーブラックを蹴散らしたEXゴモラよりパラメータが上と言うとんでもない状態で、ガルベロスの火球を受けてもダメージが無く、超振動波の一撃でガルベロスをあっさり倒している。

 

ナックル星人とガルベロスを倒した後もレイの暴走は続き、ゴモラも辺り構わず超振動波を撃ち続ける。
その時、地面に突き刺さっていたアイスラッガーが何かに反応して飛び立ちゴモラを攻撃して倒すと、レイもアイスラッガーの直撃を受けて人間の姿に戻る。
しかし、怪獣達の咆哮を聞いたレイは再びバーストモードに変化し、人間大に縮んだアイスラッガーを手に姿を消すのだった。

 

『ネクサス』から定番となったミニコーナー。大怪獣バトルシリーズでは『大怪獣バトルファイル』と言う名前で劇中に登場した怪獣の紹介を行っている。
いつもは怪獣に詳しいオキと怪獣の事をよく知らないクマノの掛け合いで進められるのだが、ガルベロスを取り上げた今回は何かに憑依されたかのごとくクマノが細かく解説している。結論から言えば中の人ネタなのだが笑ったw

 

 

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