帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「暗黒の鎧」

「暗黒の鎧」
『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第9話
2009年2月14日放送(第9話)
脚本 増田貴彦
監督 村石宏實

 

原始怪鳥リトラ(S)
身長 15m
体重 1万t
アーマードダークネスの攻撃からスペースペンドラゴンを庇って倒されてしまう。
アタック:1100 ディフェンス:800 スピード:1700 必殺技:ファイヤーストライク

 

宇宙有翼怪獣アリゲラ
身長 55m
体重 1万1千t
両腕の翼を使って水・陸どちらでも素早く動く事が出来る。肩のパルスから光線を放つ。
テンペラー星人に操られて戦い、最初の戦いではメフィラス星人が操る怪獣に勝つも、二度目の戦いではテンペラー星人を先に倒され、続いて自身もアーマードメフィラスに倒されてしまった。
アタック:600 ディフェンス:700 スピード:1200 必殺技:水陸高速移動

 

極悪宇宙人テンペラー星人(RB)
身長 2m~52m
体重 120kg~3万t
アリゲラを使ってメフィラス星人に勝利してバトルナイザーを破壊したが、二度目の戦いではアーマードメフィラスに直接攻撃されて死亡した。
メフィラス星人が手に入れた暗黒エネルギーの宿る剣の正体を知っていたようだ。

 

暗黒魔鎧装アーマードダークネス
身長 62m
体重 3万9千t
エンペラ星人が残した邪悪な力を秘めた鎧。まるで生きているかのように暴れ回る。
アーマードメフィラスによって甦り、メフィラスブレードとダークネーストライデントの二刀流を駆使して戦う。
セブンが中で活動を抑えていて、アイスラッガーを受けて中のセブンが覚醒した後、外からゴモラの超振動波を受けて木端微塵に吹き飛んだ。
アタック:1500 ディフェンス:1500 スピード:800 必殺技:ギガレゾリューム光線

 

悪質宇宙人メフィラス星人(RB)
身長 2m~60m
体重 40t~2万t
テンペラー星人とのレイオニクスバトルに敗北してバトルナイザーを失ってしまう。その後、放浪の末に発見した暗黒エネルギーの宿る剣によってアーマードメフィラスに変身した。

 

アーマードメフィラス
身長 2m~60m
体重 50t~2万5千t
メフィラス星人が暗黒エネルギーの宿る鎧を纏った姿。レイオニクスを直接攻撃していく。
自らを「闇に呼ばれし者」とし、「光に呼ばれし者」であるレイに戦いを挑む。
アーマードダークネスを発見して甦らせるが、ダークネーストライデントで攻撃されてしまう。

 

三面怪人ダダ(RB)
身長 190cm~40m
体重 70kg~7千t
レイオニクスバトルを10戦10勝で勝ち進んでいたが、馬鹿にしたアーマードメフィラスに直接攻撃されて死亡した。

 

ウルトラセブン
身長 ミクロ~40m
体重 0~3万5千t
M78星雲の恒点観測員。
アーマードダークネスを自ら纏う事によって中から封印を施していた。一方でアイスラッガーを通してレイの暴走を鎮めたり、ビジョンを見せて導いたりしていた。
アーマードダークネスが木端微塵に吹き飛んだ後、宇宙の平和の為に戦うレイを信じてカプセル怪獣ミクラスを託した。
アタック:1300 ディフェンス:1400 スピード:1100 必殺技:アイスラッガー

 

カプセル怪獣ミクラス
身長 ミクロ~40m
体重 0~2万t
ピンチの時、セブンの代わりに相手と戦うカプセル怪獣。巨大な角を使って突撃する。
セブンによってレイに託された。
アタック:900/0 ディフェンス:700 スピード:800 必殺技:ブル突進

 

物語
レイはアイスラッガーを通して二体の巨人がマグマの中で戦うビジョンを見る。
一方、レイオニクスバトルに敗れたメフィラス星人の前に暗黒エネルギーの宿る剣が現れる。
惑星ハマーに眠る強大な暗黒エネルギーの正体とは?

 

感想
メビウス』の『アーマードダークネス』の「滅びの遺産」「不滅の魔鎧装」に登場したアーマードダークネスが再登場。前回はヒカリを閉じ込めていたが今回はセブンを閉じ込めている。

 

メフィラス星人テンペラー星人が戦うが、テンペラー星人は『T』でエンペラ星人の側近と言う設定があり、メフィラス星人は『メビウス』で暗黒四天王の筆頭として君臨していたので、昭和と平成のエンペラ星人の側近が激突した戦いと言える。

 

アーマードメフィラスはアーマードダークネスを復活させた時に「伝説の暗黒の鎧を遂に我が主に捧げる時が来た!」と言っている。果たしてこの「我が主」とはエンペラ星人の事なのかレイブラッド星人の事なのか気になる。

 

アーマードダークネスとの戦いの後、セブンは宇宙の平和の為に戦うレイを信じてカプセル怪獣ミクラスを託す。
ウルトラシリーズにおける新旧怪獣使いが対面した場面。
ミクラスエレキングの代わりにレイの三番目の怪獣として活躍する事になるが、『セブン』の「湖のひみつ」で勝利者だったエレキングの代わりに敗北者のミクラスを加入させたので、ちょっと戦力ダウンした印象は受ける。

 

今回の話は増田さんのウルトラシリーズ脚本最終作となっている。