帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「グランデの挑戦」

「グランデの挑戦」
『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第12話
2009年3月7日放送(第12話)
脚本 荒木憲一
監督 菊地雄一

 

原始怪鳥リトラ(S)
身長 15m
体重 1万t
グランデとの戦いを終えたレイを乗せ、そのままレイブラッド星人の眠る北極点へと向かう。
エネルギーフィールドを通過する中でダメージを負い、レイを送り届けたところで力尽きた。
アタック:1100 ディフェンス:800 スピード:1700 必殺技:ファイヤーストライク

 

どくろ怪獣レッドキング
身長 45m
体重 2万t
グランデに操られてゴモラと戦う。
ブレイブバーストになって炎系のエネルギーを使って戦うが、ブレイブバーストに変化したゴモラに敗れる。
アタック:1500 ディフェンス:800 スピード:700 必殺技:爆発岩石弾

 

アーマードメフィラス
身長 2m~60m
体重 50t~2万5千t
暗黒エネルギーの宿る鎧を着たメフィラス星人。武器は腕のアーマーから飛び出すメフィラスブレード。
レイブラッド星人に操られてゴモラに襲いかかる。
アタック:1300 ディフェンス:900 スピード:1400 必殺技:メフィラスブレードアタック

 

暗黒魔鎧装アーマードダークネス
身長 62m
体重 3万9千t
以前の戦いで木端微塵に吹き飛んだはずだが、レイブラッド星人の眠る北極点で復活した状態で眠っていた。
アタック:1500 ディフェンス:1500 スピード:800 必殺技:ギガレゾリューム光線

 

物語
惑星ハマーの北極点にレイブラッド星人の存在を感じ取ったレイ。
そこにグランデが現れて最後のレイオニクスバトルを挑む。
果たして最強のレイオニクスはどっちだ!

 

感想
最終決戦が迫る中、レイの意識の中にケイトが現れ、父であり精神体になっても初代マンを石化する程の力を持つレイブラッド星人に逆らうのか?と問う。
レイブラッド星人の後継者になれば宇宙を支配できるのにと言うケイトの言葉にレイは力での支配は間違っているとし、レイブラッドの遺伝子を受け継ぐ自分を受け入れてくれた仲間達の存在を説く。
「俺は力よりもっと大切なものがある事を彼らから教わったんだ。レイブラッドは宇宙に恐怖と混乱をもたらす存在だ。だから、復活は阻止しなければいけない。俺は戦う! 俺を受け入れてくれた仲間達に応える為に!」。
レイの決意が固い事を確認したケイトは宇宙を支配するレイの姿を見たかったと悔いを残しつつ、「行け! お前の信じる道を。だが、死ぬなレイモン。私の弟よ……」と言って姿を消す。これがケイト最後の出番。消えたケイトに向かってレイは「姉さん……」と初めてケイトの事を「姉」と呼ぶ。

 

惑星ハマーに残ったレイオニクスも残るはレイとグランデのみ。
レイオニクスだけでなくペダン星人やザラブ星人も暗躍したかなり混沌とした戦いであった。
レイは倒したレイオニクスを殺さないようにしていたので、レイに倒されたレイオニクスは自分の星に帰ったと思われる。

 

グランデは楽しいバトルがしたいだけと言うが、実は自分もレイオニクスバトルで姉を倒して惑星ハマーに来ていた事が明かされ、教育係の姉が自分を覚醒させる為に犠牲になった事から、その姉の死に報いる為に戦っていた事が分かる。

 

ゴモラレッドキングと言うウルトラシリーズを代表する人気怪獣が激突。
ゴモラレッドキングも炎系のエネルギーを扱うようになっている。
最初はレッドキングをブレイブバーストに変化させたグランデが優勢だったが、レイモンに変身したレイもゴモラをブレイブバーストに変化させて逆転勝利。
しかし、止めは刺さず、レイはそのままレイブラッド星人の眠る北極点へと向かう。

 

エネルギーフィールドを通り抜け、遂にレイブラッド星人が眠る地点に辿り着いたレイ。そこにはアーマードメフィラスとアーマードダークネスが待ち構えていた。そして遂にレイブラッド星人による最後の試練が始まる。
ところでレイブラッド星人の声。微妙に小物臭いのが気になる……。