帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「発動! マグネウェーブ作戦」

「発動! マグネウェーブ作戦」
ウルトラマンギンガS』第7話
2014年8月26日放送(第7話)
脚本 林壮太郎
監督 田口清隆

 

分身宇宙人ガッツ星人ボルスト(SD)
身長 14cm~40m
体重 150g~1万t
ガンQとファイヤーゴルザにモンスライブしてシェパードンのビクトリウムのエネルギーを奪おうとしたがギンガ、ビクトリー、UPGの連携の前に敗れる。
その後、スパークドールズはエクセラーに回収された。

 

奇獣ガンQ(SD)
身長 14cm~55m
体重 150g~5万5千t
ボルストがモンスライブした。
元々あった吸引能力の他、ガッツ星人の分身能力や捕獲光線も使った。
同じくボルストがモンスライブしているファイヤーゴルザと連携してシェパードンのビクトリウムからエネルギーを奪い取っていく。
4体に分離して善戦するも最後はビクトリーのウルトランス・キングジョーランチャーで実体を見破られたところをUPGのマグネウェーブとビクトリーのビクトリウムシュートを受けて倒された。
その後、スパークドールズはエクセラーに回収され、ファイブキングを構成する事となった。

 

超古代怪獣ファイヤーゴルザ(SD)
身長 14cm~62m
体重 150g~7万t
ボルストがモンスライブした。
シェパードンのビクトリウムのエネルギーを奪う為に同じくボルストがモンスライブしているガンQと連携した。
最後はギンガストリウムのM87光線で倒された。
その後、スパークドールズはエクセラーに回収され、ファイブキングを構成する事となった。

 

超合体怪獣ファイブキング(SDU)
身長 75m
体重 5万5千t
エクセラーがこれまで集めたビクトリウムのエネルギーを使って、ファイヤーゴルザ、ガンQ、メルバ、レイキュバス、超コッヴのスパークドールズを超合体させて生み出した。

 

物語
シェパードンの背中のビクトリウムに目を付けたエクセラーはボルストを差し向ける。
それを阻止すべくUPGはマグネウェーブ作戦を発動させるが、それを妨害すべくエクセラーはワンゼロにレプトン爆弾を持たせてライブベースに侵入させる。

 

感想
前回の「忘れ去られた過去」でシェパードンの背中のビクトリウムには通常の何十倍のエネルギーが秘められている事を知ったエクセラーは狙いをシェパードンに絞る。
おいおい。今まで何度もシェパードンと戦っているのに気付いていなかったのか?とツッコみたくなるが、基本的にエクセラーは他者を見下しているせいか調査や作戦と言ったものを疎かにしている傾向がある。
エクセラーは自分の頭の中で何かを思い付いたら、それをそのまま実行すれば良いと信じているのだが、味方や敵と言った自分以外の存在がいる中で自分の頭の中だけで全てを完結させても現実での戦いには勝てない。(この点、「仲間と悪魔」のヤプールはまず調査をしてウルトラマンの正体を探り、勝てる算段を立ててから戦いに挑んでいた。……結局はこちらも負けたが)

 

ヒヨリの証言によってビクトリウムを狙っていたのがチブル星人エクセラーだと判明。
エクセラーはビクトリウム内の磁力を活性化させた強力なマグネウェーブを利用してビクトリウムを引き上げて月の裏側にある基地に転送していた。
それを解析した友也によってUPGは同じマグネウェーブを開発してエクセラーの作戦を妨害する事に成功する。

 

マグネウェーブ発射の準備に動き出すUPG。
ゴウキとアリサが陣頭指揮を執って基地を動かしていくのは『メビウス』でフェニックスネストを動かす場面を思い出す。『メビウス』の時はGUYSメンバーが色々やっていたのでフェニックスネストの職員は少ないのかと言う疑問が生じて結果的に話のスケールが小さくなってしまった印象があったが、今回はところどころに挟まれる一般職員の場面で話のスケールを大きく見せる事に成功している。

 

陣野隊長のチャージガンの動きに背後のマグネウェーブ照射アンテナが連動して動く場面は本編と特撮の融合が見ていてとても心地良い。

 

もう後が無いワンゼロにエクセラーは半径3kmを灰に出来るレプトン爆弾を授け、それを持ってワンゼロはライブベースに侵入する。
半径3kmを灰に出来るのなら基地の外で爆発させても良かったんじゃ……と思わなくもない。

 

アリサとワンゼロの戦いはアリサの勝利。
銃の名手と言う設定のアリサであるが、ワンゼロとサシで勝負して勝てるとは体術のレベルも相当に高い。
アリサはワンゼロを倒す際に「悪いわね、これが私の任務だから」と言い、次の話で自身を捨て駒にされたワンゼロは「これが私の使命だ!」と叫ぶ。『ギンガS』はワンゼロとエクセラーの関係が一つの軸になっているが、終盤ではアリサも神山長官との関係が一つの軸となっていく。

 

レプトン爆弾の解除を始める友也を見てアリサは地球外の爆弾を解除できるのかと尋ねるが、友也はガンパッドを見せて「僕にはこれがありますから」と笑顔で答える。
アリサ「いつも思っていたんだけど、何なの、それ?」、
友也「大切な友達との絆です」。
『ギンガ』時代を知っていると友也もそう言う事を気張らずに笑顔で言えるようになったんだなぁと感動する。
因みに人間とロボットの絆と言うのは『ギンガS』後半のワンゼロ(マナ)を巡る話にも繋がっていく。

 

ボルストはガンQにモンスライブするとガンQ自身の能力である吸引の他にガッツ星人の能力である分身も披露。さらに分身した内の一体はファイヤーゴルザにモンスライブして一人でありながら複数のスパークドールズへのライブを可能とした。その後もガンQを4体に分身させてファイヤーゴルザを含めて5体同時にライブ。しかも5体全てが別々に動く事が出来て、一人でギンガ、ビクトリー、シェパードン、UPGを相手に奮戦した。
小物臭いキャラのせいでイマイチ強敵感を感じないボルストであったが、その戦闘力はマジで凄く、戦い方さえ間違わなければギンガシリーズでもトップクラスであった。

 

ギンガストリウムはゾフィーの力で放ったM87光線でファイヤーゴルザを撃破。
重量感あるファイヤーゴルザを光線で押し出すと言う演出でM87光線の力強さが表現された。

 

倒れるシェパードンに寄りかかるギンガとビクトリー。
きつくてカラータイマーが鳴っているのなら早くライブを解けw
ダメージを負っているシェパードンに二人がかりで寄りかかるなw
とツッコみたくなる。(この後ダメージを負っているシェパードンを地底に戻さなくてはいけないのでライブを解除しなかったんだろうけれど)

 

倒されてスパークドールズに戻ったボルストを見下ろすエクセラー。
「本当にご苦労様でした。ムッシュ・ボルスト。おかげで今必要とするエネルギーは十分に溜まりました、レディース&ジェントルメン! いよいよ私の出番です。この力にひれ伏すが良い!」。
チブローダーから出たエクセラーはこれまで集めたビクトリウムのエネルギーを使ってファイヤーゴルザ、ガンQ、メルバ、レイキュバス、超コッヴを超合体させてファイブキングを誕生させると自らモンスライブしてギンガとビクトリーの前に降臨する。
今回、『ギンガ』の『劇場スペシャル』でイカルス星人がタイラントを誕生させたパターンを使って新たな合体怪獣が作られた。タイラントは昭和怪獣の合体であるが今回誕生したファイブキングは平成三部作の怪獣で構成されている。出来ればファイブキングを構成する怪獣全てを『ギンガS』の中で一度ずつ出してから合体させてほしかったが、これは着ぐるみの関係上難しかったんだろうな。

 

『ギンガS』には「合体」と言う要素があり、ビクトリーのウルトランスは「ウルトラマンと怪獣の合体」であり、ギンガストリウムも「ウルトラマン同士の合体」であった。そして今回登場したファイブキングが「怪獣の合体」であり、この後もビクトルギエルと言う「人間の生み出した兵器と侵略者の合体」やギンガビクトリーと言う「ギンガとビクトリーの合体」が登場する。

 

暗闇の中、背後から光を当ててファイブキングのシルエットを浮かび上がらせる演出がゴジラの平成VSシリーズを思わせてとてもカッコ良い。

 

 

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