帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「星の記憶を持つ男」

「星の記憶を持つ男」
ウルトラマンX』第6話
2015年8月18日放送(第6話)
脚本 小林弘利
監督 辻本貴則

 

亡命宇宙人ゴールド星人tE・rU
惑星ゴールドから地球にやって来た異星人。
Xio識別カテゴリーではタイプAに分類される。
惑星ゴールドの大気と同じ黄金の粒子を発する。手から発する光で相手を攻撃したり治療したりする事が出来る。
宇宙船を小型の隕石に偽装して地球に飛来し、そのまま宇宙船を公園のモニュメントに偽装していた。
数年に亘って記憶喪失の状態だったがガーゴルゴンの襲来を知って記憶を取り戻す。
先祖が地球に送っていたルディアンに乗り込んでガーゴルゴンと戦う。

 

メカ守護獣ルディアン
身長 14cm~41m
体重 150g~4万t
ゴールド星人の先祖が地球に送った機械の守護獣。
Xio識別カテゴリーではタイプMに分類される。
スパークドールズ程の大きさで祠に封印されていたがtE・rUにエネルギーを与えられて復活・巨大化した。
tE・rUの操縦で動く。ハイパーガトリング光弾が武器。
メビウス』の「故郷のない男」に登場したリフレクト星人の着ぐるみを改造している。

 

石化魔獣ガーゴルゴン
身長 55m
体重 5万5千t
ルディアンが秘めている惑星ゴールドのエネルギーを狙って地球に現れた。
過去に地球に飛来して文明を一つ滅ぼした事があり、それがギリシア神話のゴルゴンの話になった。
両肩から生えている二つの頭部から破壊光線を放つ。

 

物語
街で噂される記憶喪失の男。
記憶を取り戻した男は行動を開始するが宇宙人として騒ぎになってしまう。
果たして男の正体と目的は?

 

感想
今回登場したガーゴルゴンは「宇宙から来た」と言う設定の他に「ギリシア神話の元にもなった」と言う設定もあって、空間的にも時間的にもウルトラシリーズ屈指のスケールを誇る怪獣となった。
ガーゴルゴンはギリシア神話のゴルゴンをイメージした魔物っぽいデザインも怖さを増幅させてとても良かった。

 

無抵抗のtE・rUを宇宙人として迫害する学生や危険人物として発砲してしまう警官と言った『帰マン』の「怪獣使いと少年」を思わせる要素があるが、いつもの『X』と雰囲気が大分異なる場面だったので、ちょっと違和感と言うか唐突な感じを受けた。ここは基本的に明るめの世界観である平成と暗めの世界観である昭和の違いが出たのかもしれない。

 

「 tE・rU」の名前は子音が小文字で母音が大文字と言う珍しい組み合わせになっていて、英語と言う地球の言語を使いながら宇宙人っぽさを出している。

 

ルディアンはスパークドールズ程の大きさに変えられていたが、これは単純に小さくされていただけなのだろうか、それとも地球に散らばっているスパークドールズと似たシステムなのだろうか?

 

野次馬が見守る中、飛ばされていくエックスとルディアンの場面が妙に印象に残った。

 

宇宙の難民、亡命者である tE・rUの処遇を巡って対立する神木隊長と南川支部長。ここは『レオ』の「美しいおとめ座の少女」に近いかな?
ガーゴルゴンの目的がtE・rUだと知った南川支部長はtE・rUを地球から追い出そうとするが、それに対して神木隊長は難民を保護せず死地に放り出す事は出来ないと反論する。
これについては南川支部長の判断は仕方が無いかなと思う。ガーゴルゴンがかつて地球の文明を一つ滅ぼして、それが有名なギリシア神話のゴルゴンの元となったと言う話を聞いてしまった以上、tE・rUを守ってガーゴルゴンと戦っても勝てるかどうか分からないし地球の被害を完全に防ぐ事はどう考えても無理な状況だったので。

 

人質になった大地とtE・rUがテレパシーで会話しているが、普段の大地とエックスはテレパシーを使わないで会話をしているので、おそらくこれはtE・rUの能力と思われる。

 

大地のユナイトとtE・rUがルディアンに乗り込むのを二人同時に行う場面はヒーローのW変身のようでメチャクチャ格好良かった!

 

今回の話は辻本貴則さんのウルトラシリーズ監督デビュー作となっている。

 

 


【監督コメント付!】『ウルトラマンX』次回予告 第6話「星の記憶を持つ男」 (新ウルトラマン列伝 第111話 次回予告)

 

 

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