帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「少年DASH」

「少年DASH -空間転移怪獣メタシサス登場-
ウルトラマンマックス』第10話
2005年9月3日放送(第10話)
脚本 黒田洋介
監督 佐藤太
特技監督 村石宏實

 

空間転移怪獣メタシサス
身長 57m
体重 4万9千t
携帯電話の周波数と一致する800MHzの極超短波を嫌うように攻撃する。
重力を操り、空間を転移する能力を持つ。口を開いて触手を伸ばし、電流を流し、幻覚ガスを吐いて相手を混乱させる。
携帯電話を駆使したマサユキ少年に位置を把握され、DASHの援護を受けたマックスのマクシウムソードで切られて爆発した。
ヒジカタ隊長によると、この怪獣も人類が引き起こした人災と言えるらしい。

 

物語
社会科見学ツアーでベース・タイタンに招かれた子供達。その中の一人、マサユキ少年は「DASH博士」と呼ばれるほどのDASHの大ファンだった。
しかし、コバ隊員の失敗ばかりする姿を見て……。

 

感想
『80』の「怖れていたバルタン星人の動物園作戦」や『ガイア』の「ガイアに会いたい!」を思い出す話。
こういう話は一般人の視点から特別チームを見る事になるので、特別チームの立ち位置や世間での捉えられ方等が分かる。又、ヒーロー作品は特定のレギュラーで話を回す狭い場所での話になりがちなので、このような違った視点が入る事で世界観が広がる事にもなる。
その他にも今回はUDFの職員がたくさん登場しているので特別チームの組織らしさも描かれる事となった。

 

遅刻したコバ隊員は「遅刻したら地球の平和は守れない」と言うマサユキ少年の苦言に「人間だから一度や二度の失敗はある」と釈明する。でも、コバ隊員の遅刻は今月だけで既に3回目であった……。
コメディな出だしにしたかったのだろうが、この描写のせいで「コバ隊員は失敗しても反省しないキャラ」と言うイメージになってしまい、後半にあった「失敗しても諦めない」と言う決意表明が弱くなってしまった。

 

今回の話はかなり無理がある。
まず、どうしてマサユキ少年は最初の戦いで携帯電話のノイズの事を話さなかったのか、マックスに教えようとしたがどうやって教えるつもりだったのか、マサユキ少年の他に携帯電話の異変に気付いた人はいなかったのか。他にも次は全国のどこにメタシサスが現れるか分からないと言っていながらマサユキ少年の街に出る都合の良さも気になった。
久し振りの子供中心の話だったが、どうにも作りが甘かった。

 

ドラマには不満があるが、主題歌が流れる中でのマサユキ少年とDASHとマックスの連携は素直に盛り上がる。
最後のマックスとダッシュバードが並んで飛んでサムズアップを交わす場面も仲間と言う感じが出ていて良かった。

 

DASH博士であるマサユキ少年の将来の夢はDASHの隊員になる事。こういう事を言う少年を久し振りに見た気がする。

 

ダッシュマザーのモニターに「DASHがたおしたかいじゅうたち」と言う項目があったが、どんな怪獣がいるのか非常に気になる。
因みに劇中での描写に限ると「ウルトラマンマックス誕生!」のグランゴンがDASHに倒されている。因みに止めを刺したのはコバ隊員! ……すぐに復活したが。

 

人の形を崩したメタシサスのフォルムは怪獣のデザインにバリエーションを持たせるのに必要なもの。
最低でも1作品に1体は欲しい。

 

 

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  • メディア: DVD