帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「月下の記憶」

「月下の記憶」
ウルトラマンブレーザー』第14話

 

ここから後半戦。
これまでも防衛軍の上層部に不穏な動きがあったが今回の土橋登場で一気に怪しくなった。
巨大組織の上層部が不穏な動きを見せると言うのはこの手の作品でよく見られるがウルトラシリーズでは科特隊やウルトラ警備隊のイメージが強いのかあまりそう言った話は無いし、あったとしても『ダイナ』のゴンドウ参謀や『平成セブン』のイナガキ参謀のように本心は地球防衛だったりする。今回もそうなのか今回は違うのか……。

 

ウルトラマンと怪獣の戦いと言えばミニチュアの街や山を舞台に肉弾戦を行うイメージが強いと思うが今回は空中戦。第1話もだが『ブレーザー』はこれまでのウルトラシリーズとはちょっと違った事をやっている。
この辺りは昭和ウルトラシリーズの『レオ』、平成ウルトラシリーズの『ネクサス』に近い感じを受ける。『レオ』も『ネクサス』も放送当時は賛否両論あったが長い目で見たらウルトラシリーズの可能性を広げた作品になっているので『ブレーザー』の挑戦も後のウルトラシリーズに大きな影響を与える事になりそう。

 

参謀長の叱責がさすがに無茶を言うなぁと思ったが、参謀長としてはSkaRDに巨大ロボットとある程度の自由を与えたので科特隊やZATやGUYSみたいな働きをしてくれると思ったのに意外と突き抜けた活躍してくれないなぁと言うところがあるのかもしれない。
ブレーザー』の世界って意外とムチャクチャ出来ないところがあるのでSkaRDの戦績もちょっと抑えられている感じがするが、SkaRDの戦力と隊員のキャラの濃さって他の作品だとウルトラマンを押しのけて活躍出来そうなレベルなんだよね。

 

怪獣出現に人間が関わっているのではないかとか防衛軍の上層部が怪しい動きを見せるとか自分の世代としては『エヴァンゲリオン』の旧シリーズを思い出す雰囲気。