帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「さすらいのザンギル」

「さすらいのザンギル」
ウルトラマンブレーザー』第17話

 

ニュージェネレーションシリーズでは地球に住むようになった宇宙人が多くいるが、その殆どが地球の文化に適応して表向きは違和感が無いのに対して、今回登場したザンギルは地球の文化を勉強して好きになったが微妙に適応出来ておらず違和感が生じていると言うちょっと珍しいタイプとなった。

 

「過去に倒した存在が再び現れる」「物体をすり抜ける」となれば多くの作品では幽霊となるのだがウルトラシリーズは怪獣墓場の設定があるからか怪獣の幽霊と言うのは意外と少なかった事に気付く。

 

ブレーザー』の登場怪獣の中でもニジカガチは格が違った印象があったが今回の話でやっぱり別格の存在であった事が判明した。やっぱり映画レベルの怪獣だよなぁ。

 

何となくだが、錦田景竜が使えたら今回のザンギルの部分は錦田景竜になっていたのかなと感じた。

 

ザンギルはゲントの事を「ブレーザーの力を持つ人間」と扱っているが、ゲント自身は「SKaRDの隊長」として動いていて、そこが中盤での二人のいざこざの原因となっている。

 

ザンギルに勝って使命を与えた存在はザムシャーに見えるが『メビウス』の個体か『ブレーザー』の宇宙の個体かは不明。
ザンギルは既に死んでいたが石の力で実体を得ていたと言う事だが、ひょっとしたらザムシャーもエンペラ星人との戦いで死んでしまったが石の力で実体を得て最後にザンギルに石を託したのかなとも考えられる。(そう考えちゃうとゲントかブレーザーのどっちかが既に死んでいる可能性も生じてしまってちょっと怖いが……。昔からウルトラシリーズは死んだか瀕死の人間にウルトラマンが一体化する作品だし……)

 

後で知ったが11月11日は「サムライの日」との事。狙ったのかな?(ガラモン回の9月9日9時放送の第9話は偶然と越監督が呟いていたけれど)