帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「ソンポヒーロー」

「ソンポヒーロー」
ウルトラマンブレーザー』第22話

 

いきなりの『ウルトラファイト』で吹き出したw
一時期は低予算番組として色々言われた『ファイト』だけれど今や毎年何かしらの形で『ファイト』形式の作品を見ている感じがする。

 

「怪獣は今や日本の常識です」と言う事で怪獣損害保険のお話。
怪獣事件があれだけ続けばこういう話は出てくるなぁと思っていたがメインで取り上げられたのはウルトラシリーズで今回が初めてかな。
こういう一般の人々をメインにして怪獣に関する仕事の話をする事で世界観を構築する話は異色作として時々出てくるが『機動警察パトレイバー』みたいにそれを多めにした作品があっても面白いと思う。

 

今回の話は前半では冴えない保険会社員のテツオの日々が描かれる。描写としては嫌味な後輩や理不尽な上司にヘイトが集まる感じになっているけれど、その仕事にやる気を持っている後輩や上司からしたら好きで就職したわけではないのでやる気も出ないし契約が取れなくても仕事のやり方を改善しないテツオにキツく当たるのも分かる。
じゃあ、テツオが完全なダメ人間かと思いきやミチコを自発的に助けようとして色々考えて動いて、ミチコとの出会いで「自分の仕事は怪獣で生活がボロボロになった人達をやり直させる事」と言う意味を見出した後は一気に成績が上がった。おそらくやる気も出ているしその人に合ったプランの提示とかも出来るようになったのだろう。こうして見ると人生って何かの歯車が合うかちょっとズレるかで全然違ったものになる事が分かる。
最後にテツオが上司に褒められて後輩が叱られたところは見ていて思わず「ザマァw」となる場面であるが、よーく考えたら上司や先輩の指導が出来ていなかったと言う事だから実はあの営業所の一番の問題点は上司だよなぁ。部下に問題があってもただ怒鳴りつけているだけだし。

 

今回の話に限らないが怪獣が出現した時って完全に避難完了する事って殆ど無いよなぁ……。

 

エミの潜入捜査の設定はもっと活かせると思ったのだが意外と使われる機会って無かったなぁ。怪獣メインの作品より『セブン』のような宇宙人メインの作品の方が活かせた設定かも。(V99関係を調べている時に変装しての潜入はしていると思うけれど劇中でそこはまだメインになる事が殆ど無いし)