帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

『超人刑事シュワッチ』

『超人刑事シュワッチ』
1990年3月31日放送
脚本 谷口秀一(原作 林律雄・峰岸とおる
監督 矢野義幸

 

TBSの「ドラマチック22」で放送された単発ドラマ。
林律雄さんが原作を、峰岸とおるさんが作画を担当した漫画『シュワッチ』をドラマ化した作品。(ただし、漫画にはウルトラマンは登場しないらしい)

 

ダメ刑事の天童陸がウルトラマンから貰ったアイテムを使って謎のテロリストグループ相手に活躍するアクションコメディー。
いきなり原子爆弾入りのゴルフボールが出てきたり暗躍するテロリストグループの目的が予想の斜め上だったりと全体的に荒唐無稽な作りになっている。

 

『帰マン』や『A』等ではウルトラマン達も武器を使って戦っているし『80』でもユリアンが人間の姿の時にメディカルガンを持ち出しているので本作でウルトラマンが超能力アイテムを出すのは不自然ではない。ウルトラマンは天童と一体化していないので、普通の人間である天童を助ける為にアイテムを与えたのだろう。
だが、宇宙人や怪獣相手ならともかく、人間の犯罪者を相手にする警察官にウルトラマンがアイテムを与えるのはウルトラシリーズのテーマから外れていて違和感がある。出されるアイテムもフラフープに金歯にコインとウルトラっぽくないのも残念であった。これだとウルトラマンでなくても何か超常的な存在であれば良いわけで、ウルトラマンを出すのならアイテム等もその世界観に合わせてほしかった。

 

脚本の谷口秀一さんも監督の矢野義幸さんもウルトラ作品に関わるのは今回のみとなっている。