帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「ひびき ~響~」

episode8 ひびき ~響~」
ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』第8話
2017年2月13日配信(第8話)
脚本 黒沢久子
監督 小中和哉

 

ウルトラマンガイア
身長 50m
体重 4万2千t
サイキの宇宙船から現れたベゼルブを倒す為にV2に変身し、フォトンエッジで一体倒した。

 

ウルトラマンアグル
身長 52m
体重 4万4千t
ジャグラーと戦うベゼルブが海岸近くに降り立つと海を割って姿を現す。

 

宇宙悪魔ベゼルブ
身長 2m~50m
体重 400kg~4万t
命の木を狙ってサイキの宇宙船から現れ、そのうちの一体は翔平をさらおうとした。
何体かはオリジン・ザ・ファースト、ガイアV2、ジャグラーに倒された。

 

宇宙悪魔クイーンベゼルブ
身長 60m
体重 4万4千t
地球で命の木が育った事を確認する。

 

物語
惑星カノンの命の木が消滅したと同時に翔平のいる地球で命の木が育った。
その命を木を巡って、我夢、ガイ、サイキ達が地球にやって来る。

 

感想
今回から地球編が開始。
惑星カノン編では宇宙出身のダイナとコスモスがゲスト出演し、地球編では地球出身のガイアとアグルがゲスト出演する事になる。

 

翔平「まさか、あなたが光の戦士?」、
我夢「え? そうだけど、どうして知っているの?」。
翔平の言葉をサラッと認める我夢。
そう言えば『ガイア』はOVの「ガイアよ再び」では我夢がウルトラマンである事は周知の事実になっているので、正体を隠す事はもう意識していないのかもしれない。

 

我夢が操作していたのは懐かしのXIG-NAVI。なんとリパルサー・リフトでバリアーのような球体を作って人間を空中移動させる事が可能となっている。
『ガイア』の頃から思っていたがリパルサー・リフトって何でも出来るよな。

 

我夢は翔平のいる地球に呼ばれて次元を越えてきたらしい。
次元が違っていても地球と言う星とガイアとアグルには繋がりがある事が判明。これでガイアが別次元の地球でも戦えた理由が分かった。

 

ムサシはアスカに呼ばれて参戦したが、我夢と藤宮は翔平のいる地球に呼ばれてきた。
ガイアとアグルは他のウルトラマンと違って宇宙に関係する要素が無いので、ウルトラ兄弟やアスカのネットワークにはあまり関わっていないのかな。

 

ガイはアスカやダイナの事は知っていたが我夢やガイアの事は知らなかった。
おそらく我夢が次元を越えるのは別次元の地球に呼ばれた時が殆どなので、まだ地球と関わりが無かったガイは我夢の事を知る機会が無かったのだろう。

 

サイキとクイーンベゼルブが地球に向かっている事を知ったガイはアスカとムサシに惑星カノンを任せて自分一人で地球に行こうとするが、いなくなったジャグラーの事を気にしてしまう。そんなガイを見てアスカは「一人じゃ不安か?」と尋ね、ムサシは「君はもう一人でも大丈夫だ」と励ます。
二人の言葉は「ウルトラマン一人では不安か?」と言う意味かと思いきや、ガイがいなくなった後にジャグラーについて話をしているので「ジャグラーがいないと不安か?」と言う意味もあった事が分かる。
アスカとムサシの話を聞くと二人はガイとジャグラーはもう一緒にならないと考えているようだ。おそらく魔人態と言う闇に堕ちた事で二人はもうジャグラーを自分達とは違う存在と割り切ったようだ。アスカがそう言う考え方をするのは何となく分かるのだが、カオスヘッダーとの和解を果たしたムサシには闇堕ちしたジャグラーにも手を差し伸べてほしかったところ。

 

我夢達の説明によると、命の木は全宇宙に種を飛ばし、その種が進化のトリガーとなって知的生命体を誕生させたとの事。又、命の木の種に触れた翔平は脳が進化してテレパシーが可能となったらしい。
こう言う進化の話は『平成セブン』を思い出す。従来のTVシリーズより対象年齢を上げて分かりやすいヒーロー作品にしなかった辺りも『平成セブン』と本作は似ている。

 

翔平とアマテが繋がりを持たなかったら宇宙から進化のトリガーが消えていた。その奇跡の話を聞いたガイは「人はそれを愛と呼ぶ。……ガラでもないか」と呟く。
TVシリーズのガイはこう言う台詞を言うイメージがあるが、その片鱗が見えた場面。こうして見ると少しずつTVシリーズのガイに近付いていっているのが分かる。

 

翔平とアマテの愛する想いが起こした奇跡。なのだが積み重ねが少なかった気がする。
翔平の方はホラー描写になっていたし、アマテの方は戦神になるならないがメインだったしで、正直言って二人はそんなに心が深く結び付いていたのかなと感じる。
超常現象がありえない翔平の世界ではテレパシー能力がホラー展開になってしまうと言うのはもう少し早めに切り上げて、アマテが戦神になるかどうかの場面でもっと翔平をガッツリと絡ませた方が良かったと思う。

 

あと翔平を心配する結衣の場面が多かったので、直接会っていない翔平とアマテがいきなり愛のレベルにまでいってしまうのは結衣には可愛そうだなと感じてしまう。
心が直接繋がった事で色々な過程を飛ばしたと言うのは理屈としては分かるのだけれど、ドラマとして説得力ある描写が出来ていたかと言うと正直言って疑問が残った。

 

翔平のいる地球も争いがある事を知ったサイキは「誰も正義を口にして、正義の為に戦うんだと殺し合っている。あの光の戦士に聞いてみたいよ。命を奪う事の何が正義なのかってね」。
いやいや、ミコットを始め惑星カノンの人々の命を奪ってきたサイキに言う資格は無いよとツッコみたくなるが、おそらく誰もがサイキのように「自分は正しい」と思って他人の命を奪っているんだろうなぁ。

 

翔平は巨大樹の調査を始める人々に怪獣が来る事を訴えるが信じてもらえない。
翔平のいる地球は今まで怪獣が出ていなかった上に既に翔平は精神に異常をきたしている扱いだったので、翔平の話が信じられなかったのも無理が無い。

 

アマテがもう二度と戦神にはならないと決意したのは戦いでは平和は実現しないと改めて感じたのと女王としての任務があるので地球に行って翔平の為に戦うわけにはいかないと考えたと言う二つの意味があったと思われる。
しかし、どんなに決意をしても翔平との感応は続いているので、本人の意思とは無関係に翔平の危機を感じ取ってしまう。
アマテは惑星カノンの被害状況の報告を受けている場で翔平の危機を感じ取り翔平を助ける決意をするのだが、これはさすがに女王失格となる。アマテもそれを分かっていたのか、頭飾りを外して女王を退位する意思を示す。
ただ、ここでアマテは「翔平を助けに行く」と言わずに「地球に育った命の木を守る事は自分の使命」と言ってしまう。結果、ライゴウに「命の木を守るのも女王の任務なので退位する必要は無い」と言われて退位せずに地球に向かう事が出来たが、これでは戦神に変身するのを拒む時に「戦神に変身して戦うのが怖い」と言わず「民を巻き込みたくない」と言ったのと同じである。アマテは女王の肩書きを重みに感じていながら、それを都合良く使って自分の本心を隠す時がある。はっきり言うと、ズルイ。

 

ガイのサポートはもうしないと言っていながら翔平のいる地球にやって来てオリジン・ザ・ファーストを追っていたベゼルブを倒すジャグラー
以前より強くはなったのだが、まだ巨大怪獣と真正面から戦うと勝つ事が出来ない。
ジャグラーが海に叩き落とされると、その海が二つに割れて中からアグルが……!

 

地球編に入って主題歌もオープニング曲が『True Fighter』に、エンディング曲が『星たちの奇跡』に変更されている。
個人的に『True Fighter』のサビの部分がメチャクチャ好き。

 

 

 

 

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