帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「必殺の0.1秒」

「必殺の0.1秒」
ウルトラセブン』制作第33話
1968年6月9日放送(第36話)
脚本 山浦弘靖
監督 野長瀬三摩地
特殊技術 高野宏一

 

催眠宇宙人ペガ星人
身長 160cm
体重 56kg
アルファケンタウリ第13惑星からやって来た。
地球に太陽系侵略基地を設置しようとしたが、円盤の地球侵入コースを人工太陽が塞いでしまう事を知り、人工太陽計画の関係者達を暗殺していった。
地球の気圧に耐えられないので催眠装置を使って地球人を操る。
円盤は光線や光弾を撃つ。
円盤に乗り込んだウルトラセブンエメリウム光線で倒され、円盤もワイドショットで破壊された。

 

物語
地球防衛軍の射撃大会で同期のソガ隊員を抑えて優勝したヒロタ隊員。しかし、その裏にはペガ星人の影が……。

 

感想
制作は第33話なのだが放送は第36話となっている。この時期に制作番号と放送番号が大きく変わるのは珍しい。内容がソガ隊員関連話の「サイボーグ作戦」や「ひとりぼっちの地球人」に似ていたのが問題になったのかもしれない。そう言えば「栄光は誰れのために」とも似ているかも。

 

SF作品らしい「人工太陽計画」。宇宙開拓に必要だったのだろう。
今回は台詞のみであったが宇宙開拓をメインテーマにした『ウルトラマンダイナ』では劇中に登場している。

 

最初に殺されたリヒター博士の影武者が可哀相……。

 

ポインターの空を飛ぶ機能は意外と使い道があるんだなぁ。

 

ペガ星人に捕らえられるソガ隊員。ウルトラ警備隊はよく捕らえられている気がする。

 

ペガ星人のデザインはオシャレで好き。

 

ペガ星人に向かって「お前の星に帰れ!」と説得するウルトラセブン。単なる悪役に説得するのは珍しい。

 

「地球の気圧に耐えられない」と言う設定なのでペガ星人が巨大化して円盤の外で戦うと言った展開は無く、人間大のまま円盤の中でウルトラセブンと戦っている。

 

ヒロタ隊員はペガ星人の催眠術にかかっていたと言う説明だが途中で正気に戻っていたようにも見える。ヒロタ隊員は最後にリヒター博士を人質にしてソガ隊員に勝負を挑むが、本来の目的はリヒター博士の殺害だったので、これでは本末転倒である。もしかしたらヒロタ隊員はペガ星人の邪魔が無い所でソガ隊員と決着を付けたかったのかもしれない。それとも裏切ってしまった親友に撃たれる事を望んだとか。

 

スーツ姿で銃を撃つソガ隊員の姿はまるで刑事のようであった。話の展開も刑事ドラマっぽく、ウルトラセブンとペガ星人の円盤の戦いも銃の撃ち合いを意識したような演出になっていた。

 

今回の話は山浦さんと野長瀬監督の『ウルトラセブン』最終作となっている。

 

 

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