「富士に立つ怪獣 ー蜃気楼怪獣パラゴン登場ー」
『帰ってきたウルトラマン』制作第42話
1972年1月28日放送（第42話）
脚本 石堂淑朗
監督 佐伯孚治
特殊技術 佐川和夫
宇宙怪人ストラ星人
身長 2m
体重 80kg
第7銀河系から来た。山あり海ありと美しい地球を自分達の別荘にしようと企む。
パラゴンを使って蜃気楼による衝突事故を起こしていた。自身もパラゴンと同様の能力があるようだ。
ウルトラブレスレットが太陽光線に強烈な振動を与えると苦しみ出して最後は炎上してしまった。
蜃気楼怪獣パラゴン
全長 80m
体重 4万9千t
富士山の傘雲の中に隠れて蜃気楼による衝突事故を起こしていた。
光だけでなく電波等のあらゆる電磁波を変化させる事が出来る。頭部から光線も発する。
ウルトラブレスレットで実体を暴かれ、スペシウム光線で足場を崩され、火口に落ちて炎上した。
物語
富士山の麓で謎の衝突事故が多発する。
宇宙人の存在を突き止めたMATだが、MATも宇宙人の掌で踊らされてしまう。
感想
地球を別荘にしようと言うストラ星人。
地球は宇宙の中でも特に美しい星らしいので、こう言う侵略者が現れても不思議ではない。
深読みすれば、ストラ星人は美しい自然を破壊する自動車を富士山周辺から駆逐していたとも言える。
久々にシビアに対立する郷と岸田隊員だが今回は冷静さを失った岸田隊員に非がある。今更ながら岸田隊員は強情だ。融通が利かないと言うか。
今回のMATは同士討ちしてしまうわ民間人を危険にさらすわで、よく解散にならなかったものだ。
蜃気楼で巨大に見せられたパラゴンがマジでデカかった。
