「夏の怪奇シリーズ 怪談 ほたるヶ原の鬼女 ー大蛍超獣ホタルンガ登場ー」
『ウルトラマンA』制作第17話
1972年7月28日放送(第17話)
脚本 上原正三
監督 真船禎
特殊技術 高野宏一
大蛍超獣ホタルンガ
身長 80cm~72.2m
体重 90g~2万3千t
タックV7の輸送妨害が目的。ほたるヶ原バイパスで交通事故を起こして被害者を食べていた。普段は大きい蛍として民子に飼われている。
溶解液を吐く。尻尾を発光させて攻撃する。尻尾の中に人間を閉じ込める。
タックV7とメタリウム光線の連続攻撃で倒された。
宇宙怪獣と蛍の合体生物。
名前の由来は「蛍」かな。
物語
タックV7の輸送計画が進む中、ほたるヶ原バイパスで奇怪な事件が続発する。
TACはヤプールがタックV7の輸送を妨害しようとしているのではと調査を開始する。
感想
今回は夕子の主役回。鬼女の面を割る時にタックガンを使わず念力で割ったように見えたが、月星人の能力かな?
民子は本当は歩けるのではないかと思って車椅子から手を離す夕子。ちょっと怖いぞ。
民子を鬼女に変え、民子の死んだ母親に会いたい気持ちと車を憎む気持ちを利用したヤプール。TACの言う通り憎むべき行いだが、そのおかげで民子が歩けるようになったのも事実だったりする。
鬼女は前転にバク転にとかなりアクティブ。
鬼女は民子より大きかったので、民子の死んだ母親の怨念が取り憑いたようにも見える。
ところで民子の父親は夜いないのだがどうしてなのだろう? 気になる。
民子を抱えて合体変身する夕子と星司。民子はブローチのガスで気を失っていたのだろう。
勝敗を決めたタックV7。TACの科学力も上がってきた。今回しか使われなかったのが残念。