帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

『ウルトラマンレオ』

ウルトラマンレオ
1974年4月12日~1975年3月28日放送

 

「あそこに沈む夕日が私なら、明日の朝日はウルトラマンレオ、お前だ!」

 

第2期ウルトラシリーズ第4弾にして最終作。
前作の『ウルトラマンT』がウルトラシリーズの総決算と言える作品だったのに対して、本作は主人公のウルトラマンレオは獅子座L77星出身の民間人で、ウルトラの星の宇宙警備隊とは無関係で、本来は戦士ではなくて光線技も上手く使えず、さらに第1話でMACの隊長に正体を知られると従来のウルトラシリーズとは設定が大幅に変えられた。
このMACの隊長は当初は「川上鉄太郎」と言う地球人の予定だったが、オファーを受けた森次晃嗣さんがモロボシ・ダン以外の役でウルトラシリーズに出演する事に抵抗があった為、川上鉄太郎はモロボシ・ダンに変更され、レギュラーのウルトラマンが2人登場する事となった。
以上に加えて、当時流行していた『燃えよドラゴン』の影響から格闘や特訓が、同じく『ノストラダムスの大予言』の影響から終末的な雰囲気が取り入れられて、ウルトラシリーズでも独特な世界観を持つ作品となった。

 

ウルトラマンレオ(二家本辰巳 声・真夏竜
身長 52m
体重 4万8千t
獅子座L77星の王子。故郷のL77星がマグマ星人に滅ぼされたので、地球を第二の故郷として生きていく。
地球人おおとりゲンとして城南スポーツクラブのインストラクターをしていたが、戦闘能力を失ったセブンの代わりに地球の平和を守る為に戦う事になる。
本来は戦士ではなくて光線技も上手く使えず、地球での活動時間もわずか2分40秒しかない。(後に2分30秒に縮まる)
モロボシ・ダンの特訓を受けて様々な技を会得し光線技も使えるようになり、さらにキングからウルトラマントを授けられる。
最初は宇宙警備隊とは無関係であったが、後に弟のアストラと共にウルトラ兄弟に仲間入りする。
ブラックスターを倒してトオル達の成長を見届けた後、真に故郷となった地球の美しい自然を確かめる為に旅に出た。

 

MAC
Monster Attacking Crewの略称で、その精鋭部隊が「宇宙パトロール隊」。
世界主要都市の上空に宇宙ステーションを配置しており、アジア本部は東京上空に配置されている。
多くの隊員が格闘を得意としている。
殉職者の数は歴代特別チームトップで最後はシルバーブルーメの襲来により全滅した。

おおとりゲン真夏竜
地球人の年齢では20歳。城南スポーツクラブのインストラクターだが、戦闘能力を失ったセブンの代わりに地球の平和を守る為に戦う決意をし、ダン隊長の推薦でMACに入隊する。
レオリングでレオに変身する。
MACが全滅した後は美山家に身を寄せ、民間人としてブラックスターと戦い続けた。
ブラックスターを倒してトオル達の成長を見届けた後、真に故郷となった地球の美しい自然を確かめる為に旅に出た。

モロボシ・ダン森次晃嗣
MACの隊長。正体はセブンであるが、マグマ星人との戦いで戦闘能力を失ってしまう。ゲン=レオに後を託し、ゲンに地球で生きる事の難しさ厳しさを教え、過酷な特訓を課していく。
セブンに変身する事は出来ないが、自分の寿命を縮める事でウルトラ念力を使用する事が出来る。
シルバーブルーメの襲来で消息不明となるが、ブラックスターとの最終決戦時にセブンの姿でゲンの夢に現れ、忠告とエールを送った。

黒田明雄(黒田宗)
24歳。MACの初代副隊長格。機体整備が得意。

平山あつし→大介(平沢信夫)
黒田隊員の後任でMACの2代目副隊長格。格闘に優れている。

佐藤大(手塚茂夫)
平山隊員の後任でMACの3代目副隊長格。困っている人は放っておけないいい人。
通信機越しでも相手がコーヒーを飲んでいるのが分かると言う妙な特技を持つ。
同じ「佐藤」と言う苗字でも三郎隊員とは何の関係も無い。
シルバーブルーメの襲来により殉職する。

青島一郎(柳沢優一)
22歳。副隊長格ではないが現場では指示を出す事が多い。
ゲンと対立する事が多いが実は仲が良い。
何度も窮地に陥りながらも必ず生き残る。
たとえ1人が犠牲になろうとも、より多くの人が助かるのなら仕方が無いと考える。

赤石清彦大島健二
20歳。皆から指示を受ける事が多く、特別扱いされているゲンを内心快く思っていない。

白戸ジュン→白土純(松坂雅治)
22歳。婚約者を殺したカーリー星人への復讐の為に宇宙パトロール隊に一時的に入隊した後、しばらくして青島隊員と赤石隊員の後任として宇宙パトロール隊に再び入隊した。
ゲンとは同格で仲が良い。
シルバーブルーメの襲来により殉職する。

梶田一平(朝倉隆)
白土隊員と同じく青島隊員と赤石隊員の後任。
ゲンとは同格で仲が良く、「おおとりー!」「梶田ー!」とよく呼び合っている。
シルバーブルーメの襲来により殉職する。

白川純子→美子(三田美枝子)
20歳。オペレーターを務めていて、「東京○○地区に星人が現れました!」と毎回言っている。
ダン隊長に気がある?
シルバーブルーメの襲来により殉職する。ゲンとダン隊長を除いて、第1話から全滅までいた唯一のMAC隊員となった。

桃井晴子(新玉恭子)
18歳。男性隊員と共に現場に出る事が多い。

大槻美也子(大原みどり)
わずか2回の登場ながら、しっかりフルネームを与えられている。
桃井隊員と松木隊員の間の臨時隊員だろうか?

松木晴子(藍とも子)
おそらく桃井隊員の後任。オペレーターの他、現場に出る事もある。
自分の誕生パーティーの最中にシルバーブルーメが襲来し殉職する。

鈴木(鹿島信哉)
子供好きの妻がいる。ツルク星人に父親を殺された梅田兄妹を引き取ろうとするが自分もツルク星人に殺されてしまい、MAC最初の殉職者となった。

佐藤三郎(東龍明)
アフリカからやって来たダン隊長もビックリな風来坊。タバコをよく吸う。
バンゴとの戦いの後、レオの声を聞いたと言って、ヒマラヤに雪男を探しに行ってしまった。

北山洋二(うたた賢)
オーロラ国際スキー大会の優勝者。
ニケの女神をノースサタン星人から救い、たとえ人間でなくてもニケの女神ともう一度会いたいと強く願う。

内田三郎(五代勝也)
3年前に行方不明になったアトランタ星から奇跡の生還を遂げるが正体はアトランタ星人だった。本物は既に死亡していると思われる。高倉長官の娘あや子の婚約者だった。

高倉(神田隆)
MACの長官。ダン隊長に信頼を寄せているが、立場上、厳しく当たる場合もある。
娘あや子の婚約者である内田隊員の正体がアトランタ星人だったと言う辛い経験を持つ。

 

城南スポーツクラブ
大村正司藤木悠
城南スポーツクラブの会長。気さくなギャグメーカー。独身。意外とダン隊長と仲が良い。パチンコが好き。

山口百子(丘野かおり)
18歳。城南スポーツクラブのインストラクターでゲンの恋人。マグマ星人に沈められた黒潮島の出身者。
親を失った梅田兄妹を引き取るが、自身もシルバーブルーメの襲来により命を落としてしまう。

野村猛(伊東幸雄)
城南スポーツクラブのインストラクターでゲンに憧れている。ゲンの特訓を手伝う事もある。
気が弱いところがあり、自分でもそれを気にしている。霧島冴子と言う幼馴染みの婚約者がいる。
シルバーブルーメの襲来により命を落としてしまう。

 

梅田家
梅田カオル(富永美子)
7歳。トオルの妹で城南スポーツクラブに通っている。
ツルク星人に父親を殺され、マザラス星人に死んだ母親の面影を感じる。
花絡みの事件に巻き込まれる事が多い。
シルバーブルーメの襲来により命を落としてしまう。

梅田トオル(新井つねひろ)
10歳。カオルの兄で城南スポーツクラブに通っている。
ツルク星人に父親を殺され、シルバーブルーメの襲来でカオルと百子を失う。
父親の死後は百子に引き取られ、百子の死後はゲンと一緒に美山家に引き取られる。
最後はレオから与えられた勇気を胸にゲンの旅立ちを見送った。

 

美山家
美山咲子春川ますみ
医者だった夫を亡くしている現在の美山家の主。病院の婦長でゲンとは旧知の仲。
ゲンとトオルを引き取り、2人を精神的に支えていく。

美山いずみ(奈良富士子)
美山家の長女。城南大学生物研究室に所属している。
ゲンとは喧嘩しつつも意外と気が合う。

美山あゆみ杉田かおる
美山家の次女。トオルとは同じクラスだったが途中からは別のクラスになっている。
生意気でおせっかい屋さん。男勝りで思った事をズバズバ言う。
ブラックスターとの最終決戦では友達と一緒にブラック指令を倒すと言う快挙を成し遂げている。

 

ナレーション瑳川哲朗

 

主題歌ウルトラマンレオ』『戦え! ウルトラマンレオ