帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』

『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』
2015年3月14日公開
脚本 小林雄次中野貴雄
監督 坂本浩一

 

ウルトラマンコスモス
身長 47m
体重 4万2千t
遊星ジュランでコロナモードでエタルガーと戦うが敗北し、ムサシと分離した後に時空城の鏡の間に封印されてしまった。
UPGによって解放されてムサシと再び一体化した後は時空城の最上階でルナモードでエタルガーと再戦した。
エクリプスモードのコズミューム光線でアレーナを正気に戻し、戦いが終わった後、アレーナを故郷である惑星ザントへと連れて帰った。

 

ウルトラマンゼロ
ゼロ時 身長 49m 体重 3万5千t
ウルティメイトゼロ時 身長 55m 体重 5万5千t
ウルティメイトゼロでエタルガーを追って様々な世界を移動していた。
キングからウルトラフュージョンブレスを託されていて、ヒカルとショウの心を一つにする為に二人に特訓を課した。
時空城の第四階層でベリアルと戦い、ストロングコロナゼロ、ルナミラクルゼロ、シャイニングウルトラマンゼロの力を駆使してベリアルに勝利した。

 

ウルトラマンティガ
身長 53m
体重 4万4千t
UPGによって時空城の鏡の間から解放され、ダイナとガイアと力を合わせてファイブキングと戦い、パワータイプのデラシウム光流で勝利を収めた。

 

ウルトラマンダイナ
身長 55m
体重 4万5千t
UPGによって時空城の鏡の間から解放され、ティガとガイアと力を合わせてファイブキングと戦い、ミラクルタイプのレボリウムウェーブで勝利を収めた。

 

ウルトラマンガイア
身長 50m
体重 4万2千t
UPGによって時空城の鏡の間から解放され、ティガとダイナと力を合わせてファイブキングと戦い、スプリームヴァージョンのフォトン・ストリームで勝利を収めた。

 

ウルトラマンネクサス
アンファンス時 身長 49m 体重 4万t
ジュネッス時 身長 49m 体重 4万4千t
UPGによって時空城の鏡の間から解放され、時空城の第一階層でダークメフィストと戦い、ジュネッスのオーバーレイ・シュトロームで勝利を収めた。

 

ウルトラマンマックス
身長 48m
体重 3万7千t
UPGによって時空城の鏡の間から解放され、時空城の第二階層でスラン星人と戦い、ギャラクシーソードで勝利を収めた。

 

ウルトラマンメビウス
メビウス時 身長 49m 体重 3万5千t
メビウスバーニングブレイブ時 身長 49m 体重 3万6千t
UPGによって時空城の鏡の間から解放され、時空城の第三階層でエンペラ星人と戦い、メビウスバーニングブレイブのバーニングメビュームダイナマイトで勝利を収めた。

 

ウルトラマンキング
身長 58m
体重 5万6千t
ウルトラフュージョンブレスを作ってゼロに託した。
レオとアストラと共に今回の戦いを見守った。

 

ウルトラマンギンガビクトリー
身長 ミクロ~無限大
体重 0~無限大
ゼロが課した特訓を乗り越えたヒカルとショウの心が一つになった時に誕生した新たなウルトラマン
キングが作ったウルトラフュージョンブレスにビクトリーランサーをセットする事で変身できる。
力を授けたゼロを始めとするウルトラマン達の能力を使える他、ビクトリーの能力であるウルトランスも使用できる。
ウルトラマンと人間の絆の力であるウルトラフュージョンシュートでエタルガーを倒した。

 

ダークルギエル(エタルダミー)
身長 ミクロ~無限大
体重 0~無限大
エタルガーのエタルダミーによって世界の人々の恐怖の象徴として現れたダークルギエルのダミーコピー体。
超巨大な姿で街を破壊するがギンガビクトリーのギンガビクトリーブレイカーの一撃によって倒された。

 

超合体怪獣ファイブキング(エタルダミー)
身長 75m
体重 5万5千t
ティガ、ダイナ、ガイアと戦った怪獣が合体したファイブキングのダミーコピー体。
街を破壊するがティガ、ダイナ、ガイアによって倒された。

 

ダークメフィスト(エタルダミー)
身長 50m
体重 5万t
時空城の第一階層でウルトラマン達を待ち受けていたダークメフィストのダミーコピー体。ネクサスによって倒された。

 

高速宇宙人スラン星人(エタルダミー)
身長 51m
体重 2万8千t
時空城の第二階層でウルトラマン達を待ち受けていたスラン星人のダミーコピー体。マックスによって倒された。

 

暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人(エタルダミー)
身長 56m
体重 4万9千t
時空城の第三階層でウルトラマン達を待ち受けていたエンペラ星人のダミーコピー体。メビウスによって倒された。

 

ウルトラマンベリアル(エタルダミー)
身長 55m
体重 6万t
時空城の第四階層でウルトラマン達を待ち受けていたベリアルのダミーコピー体。ゼロによって倒された。

 

超時空魔神エタルガー
身長 55m
体重 3万5千t
時空城であらゆる世界に現れる謎の存在。
アレーナにウルトラマンは邪悪な存在であると言う偽りの記憶を植え付け、ウルトラマン達を次々と封印していった。
強固な鎧に身を包み、強力な破壊光線で攻撃する他、エタルイマージュで相手が最も恐れる存在を幻覚空間に出現させ、エタルダミーでそれを現実空間に実体化させる事が出来る。
普段は丁寧な口調で話をするが仮面が外れると凶悪な本性を見せるようになる。
実はウルトラマンと人間の絆を恐れていて、最後はギンガビクトリーによるウルトラフュージョンシュートで倒され、時空城もウルトラマン達の必殺光線によって破壊された。
名前の由来は「永遠(エターナル)」から。

 

物語
ルギエルとの戦いから1年。
マナとサクヤ、そして研修から帰国したヒカルを加えた新生UPGが動き出した。
一方、時空城を使って様々な世界に現れてはウルトラマンを封印していくアレーナとエタルガーと言う二人組がいて……。

 

感想
『ギンガS』の劇場版で『ギンガ』の2本の劇場版より公開規模が拡大されている。
『ギンガS』の物語はTVシリーズで完結しているので本作は『ギンガS』と平成ウルトラシリーズのファンへのサービス作品となっている。ティガ、ネクサス、マックス、メビウスの声がオリジナルとは違うが、遂にタイプチェンジが活用されるようになった他、BGMや名台詞の再現等、元の作品を知っているファンには嬉しい演出が詰め込まれている。

 

遊星ジュランで行われるコスモスとエタルガーの戦い。
コスモスは実に懐かしいコロナモードで戦っている。ひょっとして、コロナモードの登場ってTVシリーズの最終回以来かな? 結局はネイバスター光線を弾かれて敗北してしまうが、久し振りにコスモスのコロナモードの戦いを見られたのは嬉しかった。
かつては青臭い若者と言う印象があったムサシも今ではすっかりと落ち着いて頼れる先輩となった。

 

ヒカルはルギエルとの戦いの後、1年に亘って海外で研修を受けていたらしい。
そしてその間にサクヤは陣野隊長にスカウトされてUPGの隊員になっていた。陣野隊長曰く、これからは人類とビクトリアンが力を合わせて地球の危機に立ち向かっていくとの事。
さらにマナもUPGの新入隊員になっていたりと、いつの間にかUPGの戦力がとんでもない事になっていた。

 

マナのデータはビクトリウムに保存されていて、それを友也の技術で復活させたとの事。
しかし、その事をヒカルは知らなかった。
復活自体は最近だとしてもTVシリーズの最終回である「明日を懸けた戦い」で既にマナのデータが保存されていた事は描かれているので、ヒカルにも早く教えてあげれば良かったのに。1年間もヒカルに黙っていた理由がちょっと分からない。

 

時空城が現れた時空の裂け目は並行宇宙に繋がっている。
ウルトラシリーズに限らず長期シリーズは途中で世界観のリセットが行われるのだが、ウルトラシリーズはゼロシリーズでのマルチバース設定のおかげで、作品ごとに新しい世界を作りながら以前の作品のキャラを世界の壁を超えて共演させられるようになった。これは次作『X』でも取り入れられ、やがて「ニュージェネレーションヒーローズ」と言う括りが生まれる事となる。

 

屋根の無いアレーナの部屋を巨大なエタルガーが見下ろすと言う場面が何度か見られるが、これが「人形の家を見下ろしている人間」に見える。
ひょっとしたら、エタルガー=ルギエル、アレーナ=スパークドールズ(人形)と言う図式だったのかな?
そして今度のヒカルはギンガスパークを使わないで心の説得でアレーナをエタルガーの操り人形状態から解放すると。

 

アレーナは鏡の力を操る平和な種族・惑星ザントの王族だったが、その力に目を付けたエタルガーによってウルトラマンに故郷を滅ぼされると言う偽りの記憶を埋め込まれ、全宇宙の平和の為にウルトラマン達を封印していく事になる。
アレーナを演じるのは『特命戦隊ゴーバスターズ』でイエローバスターこと宇佐美ヨーコを演じた小宮有紗さん。そしてエタルガーの声を担当するのは『ゴーバスターズ』でヨーコのバディであるウサダ・レタスの声を担当した鈴木達央さん。鈴木さんは小宮さんの希望でキャスティングされたらしい。
「アレーナ」と言う名前はスペイン語の「砂」に由来しているらしい。これは企画段階では砂の惑星に一人で住んでいる異次元人と言う設定だったから。
「砂」と「一人」と「異次元人」とくれば『レオ』の「怪奇! 悪魔のすむ鏡」に登場したマザラス星人を思い出す。こちらも「鏡」を使うし。坂本監督は『レオ』が好きだし。

 

UPGを襲うエタルガーの前にビクトリーが現れる。
その前の新生ライブベースでのヒカルの台詞でショウはどこかに行っていたらしい。
一体、どこに行っていたのだろうか?

 

ギンガとエタルガーとの戦いでは遠隔攻撃のイメージのあるギンガファイヤーボールを組み合ったエタルガーにぶつける演出が面白かった。

 

時空を超えてエタルガーを追って来たゼロはファイナルウルティメイトゼロでエタルガーの仮面を破壊する。
劇中でコスモス、ギンガ、ビクトリーが敗北した事、ギンガビクトリーとコスモスのコンビでも圧勝とはならなかった事からエタルガーはかなり強いレベルになるが、そのエタルガー相手に優勢に戦っている辺り、さすがゼロは強い。
エタルガーは仮面のある無しでキャラのイメージをガラッと変えたのが面白い。単純だけど効果的であった。

 

ビクトリウムとアレーナの鏡は振動数が同じ。と言う事はスパークドールズとも同じと言う事かな? アレーナの時空城の鏡の間に相手を封印する能力はルギエルのスパークドールズ化と似た原理なのかもしれない。

 

タロウからギンガとビクトリーの話を聞いていたゼロ。こういうヒーロー同士の繋がりが分かる描写は嬉しい。
ゼロがヒカルとショウに課した特訓のテーマは「二人の呼吸を合わせる事」。危機状態になれば嫌でも力を合わせるだろうと言う事からかかなり無茶苦茶な事をしてくる。ここはゼロの師匠のレオのさらなる師匠であるセブンが『レオ』の時に行った体育会系謎特訓の系譜が感じられる。
ところで今回の特訓だが『ギンガS』のTVシリーズ前半のヒカルとショウの仲が良くなかった頃なら分かるのだが、今のヒカルとショウならこのくらいの息は元々合わせられたような気がする。なんとなくだが、ショウ役の宇治清高さんの筋肉を見せたかっただけのような感じが……。

 

エタルガーのエタルイマージュによってUPGメンバーは自分が最も恐れているものの幻を見せられる。
アリサはキョンシー等のお化けが怖くて、ゴウキはトマトが嫌いで、サクヤは虫が苦手との事。
この辺りは分かりやすい半面、ステレオ的で古臭さを少し感じてしまった。

 

ショウのシェパードンのクリスタルスパークドールズとサクヤのビクトリウムの水晶の力が合わさって、コスモスを始めとするウルトラマン達が復活。
エタルガーはエタルイマージュとエタルダミーで街の人々の恐怖を引き出してルギエルの幻を実体化させる。『ギンガS』の世界なら一番の恐怖はやはりルギエルであろう。
ところでこの時のルギエルはかなり大きい。ギンガビクトリーと比較すると数百メートルはある。これは街に住む多くの人の幻を集めて実体化させたからなのか、それとも『ギンガ』に登場したルギエルはやはり巨大サイズだったのか。
ルギエルに対抗してヒカルとショウはウルトラフュージョンブレスとビクトリーランサーでギンガビクトリーに合体変身。まさか「ウルトラタッチ!」と言う掛け声が2015年に復活するとは思わなかった。

 

ここからウルトラマン達の反撃が始まるのだが、平成の主役ウルトラマン達を一人一人じっくりと見せてくれて、それぞれのファンにはとても嬉しい展開になっている。

 

まずはティガ、ダイナ、ガイアの平成三部作組。
本作ではダイナとガイアはそれぞれつるの剛士さんと吉岡毅志さんが声を担当している。
ティガはマルチタイプからパワータイプにタイプチェンジしてデラシウム光流で、ダイナはフラッシュタイプからミラクルタイプにタイプチェンジしてレボリウムウェーブで、ガイアはV2からスプリームヴァージョンにヴァージョンアップしてフォトン・ストリームでファイブキングを倒す。
基本的に技名を叫ばなかった平成三部作組が「デラシウム光流!」と思い切り叫んでいるのは燃える半面、やはり違和感もある。
「本当の戦いはこれからだぜ!」。

 

時空城の第一階層でウルトラマン達を待ち受けるのはメフィスト。ここでネクサスは自分一人でメフィストの相手をして仲間達を上へと進ませる。
各階ごとに戦士がいて、それらを倒して先に進んで行くと言う展開は同じ坂本監督の『ウルトラ銀河伝説』でも見られた。このパターンで有名なのはブルース・リーの『死亡遊戯』かな。自分は80年代に子供時代を送ったので『キン肉マン』のイメージが強い。主人公一人で全ての敵を倒すのではなくて、仲間達が各階で戦って主人公達をラスボスがいる最上階へと進ませると言う展開は仲間が多くなったバトル作品に適している。
ネクサスはアンファンスからジュネッスにスタイルチェンジすると、オーバーレイ・シュトロームメフィストを倒す。
まさか映画でネクサス単独の場面が用意されるとは……!
「光は絆だ。誰かに受け継がれ、再び輝く!」。

 

時空城の第二階層でウルトラマン達を待ち受けるのはスラン星人。エンペラ星人までいる中でスラン星人はさすがに役不足に感じる。実は当初は他の『マックス』登場怪獣が予定されていたのだが着ぐるみの状態等からスラン星人が選ばれたらしい。10年の年月を感じるなぁ……。
しかし、まぁ、スラン星人は『マックス』において初めてマックスの最強最速を打ち破った存在なので実は結構な強敵だったりする。スラン星人の悲劇は同じ作品にゼットン、イフ、宇宙化猫、魔デウス、ラゴラスエヴォ、ダークバルタンとチート級の敵キャラが多すぎた事だ。
マックスはマックスギャラクシーを召還してギャラクシーソードでスラン星人を一刀両断にする。
「地球の未来は人類が自らの手で掴み取る!」。

 

時空城の第三階層でウルトラマン達を待ち受けるのはエンペラ星人。
本作ではメビウス達の声が変わって印象もかなり変わっているが、エンペラ星人も声が変わって妙に小物臭くなった感じがする。昭和と違って平成のウルトラシリーズではキャラクターが再登場した時に声が変わる事が少なかったので今回は余計に違和感を覚えるのかもしれない。
メビウスメビウスバーニングブレイブに変身するとバーニングメビュームダイナマイトでエンペラ星人を倒す。
ここでエンペラ星人と因縁のあるウルトラの父の息子であるタロウの技をメビウスが使って勝つと言う流れが心憎い。
「最後まで諦めず不可能を可能にする。それがウルトラマンだ!」。

 

時空城の第四階層でウルトラマン達を待ち受けるのはベリアル。
ベリアルとの睨み合いでゼロが心底うんざりしているように返しながらも、いざ戦いが始まるとなんだか楽しそうなのが興味深い。
ゼロはストロングコロナゼロでウルトラハリケーンとガルネイトバスターを、ルナミラクルゼロでミラクルゼロスラッガーを、シャイニングウルトラマンゼロでシャイニングエメリウムスラッシュを出して勝利。何もそこまでしなくても……と思わず言いたくなるほどのフルボッコであった。これで『ゼロファイト』の「輝きのゼロ」での悪夢は払拭されたのかな?
それにしてもシャイニングウルトラマンゼロへの変身が自分の意思で出来たとは驚いた。てっきり、あの一回限りの特殊事例だと思っていた。
「ヒカル、ショウ。この星の未来、お前らに託したぜ」。

 

時空城の最上階で待ち受けるはエタルガー。
ここでコスモスはルナモードで戦い、コロナモードを経てエクリプスモードへとモードチェンジする。まさか2015年にエクリプスモードへのモードチェンジの場面が新しく撮られるとは思いもしなかった。冗談抜きに「ウルトラシリーズって凄いんだな……」と劇場で感動した場面。
アレーナを正気に戻すきっかけとなったコズミューム光線の何でもあり感はある意味で忠実な原作再現であった。

 

『英雄の詩』が流れる中でのウルトラマン達がタイプチェンジして必殺技で宿敵達を倒していく流れはテンションが上がる!
ギンガビクトリーはビクトリーのウルトランスでシェパードンセイバーを出し、ギンガのウルトラフュージョンブレスでメビウスのメビュームシュートとゼロのワイドゼロショットを放つ。
そしてエタルガーが「ウルトラマンと人間の絆」を恐れている事を見抜いたギンガビクトリーはウルトラマンと人間の絆の力であるウルトラフュージョンシュートでエタルガーを倒す。それはエタルガーがエタルダミーで出したような幻ではなく、そこに存在する確固とした力であった。
「これが人間とウルトラマンの力だ!」。

 

最後にウルトラマン達は金色に光ると、ティガはゼペリオン光線、ダイナはソルジェント光線、ガイアはクァンタムストリーム、コスモスはブレージングウェーブ、ネクサスはオーバーレイ・シュトローム、マックスはマクシウムカノン、メビウスはメビュームシュート、ゼロはワイドゼロショットを放って時空城を粉砕する。
この時のウルトラマン達がグリッター化のように金色に光って光線を撃ったのはクロスオーバーフォーメーションと言うらしい。いつの間にやらウルトラマンは大きな戦いでは光るものとなっていた。

 

戦いが終わって、ウルトラマン達はそれぞれの世界に戻り、コスモスもアレーナを故郷へと連れて帰る事に。
そしてショウもUPGのメンバーに。当初は4人だったUPGも今では倍の8人と言う歴代特別チームの中でも人数の多いチームとなった。

 

ウルトラシリーズでヒーローのチームと言えば昭和ウルトラマンの「ウルトラ兄弟」が有名であるが、平成に入って「超ウルトラ8兄弟」や「新ウルトラ5兄弟」と言った昭和と平成のウルトラマンの混成チームが作られ、今回遂に平成ウルトラマンのみのチームである「ウルトラ10勇士」が誕生する事となった。この後、今度は昭和と平成とニュージェネの混成チームが作られるようになり、『ニュージェネレーションヒーローズ』ではニュージェネのみのチームである「ニュージェネレーションヒーローズ」が完成する事になる。

 

最後に、意外だが本作は「ウルトラ10勇士」と言うタイトルなのに「10人のウルトラマンが一緒にいる場面」が無かった。ウルトラマン達が時空城の鏡の間から解放された後はヒカルとショウはギンガビクトリーに合体変身するので、あくまで画面に映っているウルトラマンは9人なのだ。
どこかでギンガとビクトリーを入れた「10人のウルトラマン」が一堂に会している場面を作ってほしかったかな。

 

 

ウルトラ怪獣シリーズ 56 ダークルギエル

ウルトラ怪獣シリーズ 56 ダークルギエル

  • 発売日: 2013/11/30
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラ怪獣DX ファイブキング(SDU)

ウルトラ怪獣DX ファイブキング(SDU)

  • 発売日: 2014/09/13
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラ怪獣シリーズ 40エンペラ星人

ウルトラ怪獣シリーズ 40エンペラ星人

  • 発売日: 2013/09/07
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラ怪獣シリーズ 43 ウルトラマンベリアル

ウルトラ怪獣シリーズ 43 ウルトラマンベリアル

  • 発売日: 2013/09/07
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラ怪獣DX エタルガー

ウルトラ怪獣DX エタルガー

  • 発売日: 2015/02/21
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラヒーローシリーズ 16 ウルトラマンコスモス(ルナモード)

ウルトラヒーローシリーズ 16 ウルトラマンコスモス(ルナモード)

  • 発売日: 2013/09/07
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラヒーローシリーズ 33 ウルトラマンコスモス エクリプスモード
 

 

 

ウルトラヒーローシリーズ 21 ウルトラマンゼロ

ウルトラヒーローシリーズ 21 ウルトラマンゼロ

  • 発売日: 2013/09/07
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラヒーローシリーズ 31 シャイニングウルトラマンゼロ

ウルトラヒーローシリーズ 31 シャイニングウルトラマンゼロ

  • 発売日: 2015/02/21
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラヒーローシリーズ 08 ウルトラマンティガ(マルチタイプ)

ウルトラヒーローシリーズ 08 ウルトラマンティガ(マルチタイプ)

  • 発売日: 2013/06/29
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラヒーローシリーズ 14 ウルトラマンダイナ(フラッシュタイプ)

ウルトラヒーローシリーズ 14 ウルトラマンダイナ(フラッシュタイプ)

  • 発売日: 2013/08/03
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラヒーローシリーズ 09 ウルトラマンガイア(V2)

ウルトラヒーローシリーズ 09 ウルトラマンガイア(V2)

  • 発売日: 2013/06/29
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラヒーローシリーズ 17 ウルトラマンネクサス(アンファンス)

ウルトラヒーローシリーズ 17 ウルトラマンネクサス(アンファンス)

  • 発売日: 2013/09/07
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラヒーローシリーズ 32 ウルトラマンネクサス ジュネッス

ウルトラヒーローシリーズ 32 ウルトラマンネクサス ジュネッス

  • 発売日: 2015/02/21
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラヒーローシリーズ 18 ウルトラマンマックス

ウルトラヒーローシリーズ 18 ウルトラマンマックス

  • 発売日: 2013/09/07
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラヒーローシリーズ 19 ウルトラマンメビウス

ウルトラヒーローシリーズ 19 ウルトラマンメビウス

  • 発売日: 2013/09/07
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

ウルトラヒーローシリーズ 30 ウルトラマンギンガビクトリー

ウルトラヒーローシリーズ 30 ウルトラマンギンガビクトリー

  • 発売日: 2015/02/21
  • メディア: おもちゃ&ホビー