帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「怪盗ヒマラ」

「怪盗ヒマラ ーヒマラ登場ー
ウルトラマンダイナ』第12話
1997年11月22日放送(第12話)
脚本 太田愛
監督・特技監督 原田昌樹

 

怪宇宙人ヒマラ
身長 2~57m
体重 100kg~4万3千t
「侵略なんて野蛮な事は趣味ではない」と語る謎の宇宙人。
他の星には無い地球の夕焼けの街の美しさに心を奪われ、気に入ったものは手に入れる事に決めているとして、夕焼けの街を赤いセロハンで包んで自分の小箱の中に収めてしまった。
額から出す赤い光線にも転送能力があり、アスカとカリヤを小箱の中に閉じ込めた。
空を自由に動き、瞬間移動も出来るが、おしゃべりでどこかマヌケ。
自分の口の中に入ったダイナとヒマラワールドで戦う。赤い光線を撃つにはポーズに時間がかかり、青い光線も大した威力が無くあっさりと跳ね返される。ダイナ・フラッシュタイプのアッパーパンチで吹っ飛ばされるが、そのまま宇宙船で宇宙へ去って行った。
残された小箱からヒマラが盗んだものも元に戻っていったが……。

 

物語
スーパーGUTSに届いた「マチヲ イタダク ヒマラ」と言う謎のメッセージ。
夕焼けの街を見下ろす謎の宇宙人が投げた赤いセロハンが夕焼けの街を包み込む。

 

感想
青野武さんの声が見事にハマったヒマラ。
自分が美しいと感じたものは全て自分のものだと語ったり、侵略なんて野蛮な事は趣味ではないとしながら見苦しい人間は街から捨ててしまおうとするなど、これまで登場した宇宙人とは大きく異なる価値観を持っていて印象に残った。

 

消えた街は何者かによって転送されたのではないかと推理したり、小箱の中に収められている街の空が偽物だと気付いたりとアスカが意外と冷静で色々考えていた。

 

今回のナカジマの慌てぶりはちょっと異常。自分の常識以上の事が起きると思考停止になるところがある。

 

ボッパー初登場だが特に活躍は無し。残念。

 

ヒマラワールドのメチャクチャでシュールな雰囲気が最高。こういう舞台も作れるのが『ダイナ』の良さ。他の作品だとちょっと難しいかもしれない。

 

小箱の中に収められた街で「ずっと夕焼けだから帰らなくてもいいんだ」とサッカーをし続ける子供達。ヒマラが倒された事で街は元に戻り、空に一番星が輝いた事で家に帰る事に。
でも、現実世界では事件が始まってから既に丸一日が過ぎている。この子達は24時間ずっとサッカーをしていたのかな。

 

「ようこそ! ヒマラワールドへ」。