帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

『ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED』

ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED』
2020年1月11日~6月13日放送
構成 伊藤公志・足木淳一郎
演出 中山剛平

 

クロニクルシリーズ第4弾。
本作からタイトルが「ウルトラマンクロニクル」に固定されるようになった。

 

ウルトラマンゼロ10周年」としてゼロと宿敵であるベリアル、そしてベリアルの息子であるジードを中心に据えた内容になっている。

 

前回の『ジェネクロ』で「ブースカ劇場」が舞台になったように今回はゼロが先生になっている「ビヨンド学園」を舞台にした学園ドラマになっている。
ひょっとしてだが、本作が学園ドラマになったのは『80』がこの年に放送40周年になる事も関係していたのかな?

 

ビヨンド学園の生徒はジードであるリクとペガッサ星人のペガの他にセミ人間のセミヤとセミカ、グローザ星系人、サーペント星人、メフィラス星人がいて、教師としてゼロの他にウルティメイトフォースゼロのグレンファイヤーとミラーナイトとジャンボットが登場している。

 

ジード』の後日談にもなっていて、レイトが登場してマユがランドセルを背負うようになった事が語られている。(因みに『ジード』の時のマユは5歳)
又、『ジェネクロ』とも話が繋がっていて、AIBに入隊したペガッサ星人のベガが登場している。そして次作『Z』への前振りとして、ゼロがレオからウルトラゼロマントを授かった他、ジャグラーがビヨンド学園にやって来てリクと再び絡んでいる。

 

途中から新型コロナウイルス感染症拡大によってビヨンド学園を舞台にした撮影が出来なくなってしまった。セミカ達のキャラクターが立って学園ドラマとして面白くなっていたので彼女達のいない卒業は残念だった。出来ればいつかどこかでビヨンド学園の要素を拾ってほしい。

 

主題歌は藤巻亮太さんの『Heroes』で『ジェネクロ』に続いて書き下ろしの新曲となった。