帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「空の贈り物」

「空の贈り物 ーメガトン怪獣スカイドン登場ー
ウルトラマン』制作第34話
1967年3月5日放送(第34話)
脚本 佐々木守
監督 実相寺昭雄
特殊技術 高野宏一

 

メガトン怪獣スカイドン
身長 60m
体重 20万t
宇宙から晴海の埋め立て地に落ちてきた怪獣。
「重いのよ! 呆れかえるほど重いのよ!」なのだが実は0,2メガトンなメガトン怪獣。
口から火を吐く。
科特隊の宇宙の彼方に捨てる作戦は失敗に終わったが、落下しているところをウルトラマンの体当たりを受けて木っ端微塵になった。
名前の由来は「空からドーンと落ちてきた」から。
真珠貝防衛指令」のガマクジラの着ぐるみを改造している。

 

物語
空からは色々なものが落ちてくる。宇宙線や隕石。雪からみぞれ、そして雨。傘や人間だって落ちてくる。当然、怪獣だって……!?

 

感想
ウルトラマン』の中でもギャグ度の高い話で科特隊が繰り出すスカイドン攻撃作戦はツッコミどころ満載。最後の怪獣風船化作戦になると完全にギャグ漫画の絵になっていた。
今回の科特隊は寝ていた時のパジャマ姿が描かれたり食べたり飲んだりしているシーンがあったりと他の話に比べて人間らしい描写が多かった。
これら「奇想天外な作戦が次々に繰り出される」「隊員の日常描写が描かれている」と言う話の作りは後の『ウルトラマンT』を思わせる。

 

科特隊日本支部の麻酔弾はスカイドン相手に10分しか効果がない。
怪獣殿下 前篇」でゴモラ相手に6時間の効果を発揮したUNG麻酔弾と比べると日本の麻酔弾開発技術は大幅に遅れている。

 

怪獣風船化作戦でスカイドンを宇宙に向けて飛ばす事に成功した科特隊だったが、連絡が届いていなかった自衛隊が間違ってスカイドンを撃ち落としてしまう。
ウルトラマン』には防衛軍と自衛隊が登場しているが、おそらく防衛軍は全世界を守備範囲にしていて、自衛隊は日本のみを防衛しているのだと思われる。

 

カレーを食べていたハヤタ隊員はスカイドン落下の報告を受けて慌てて屋上に。そこでウルトラマンに変身しようとするがベーターカプセルと間違えてカレーのスプーンを掲げてしまう。
ウルトラマン』を代表するギャグシーンで、後に「ウルトラシリーズで食べ物と言えばカレー」と言われるほどになり、2013年には『科特隊カレー』と言う商品まで発売される事となった。

 

今回はウルトラマンの戦闘シーンが1話に2回もある初めての話。
ウルトラマンが1話に2回登場するのもこれまで数回しかない。

 

個人的には、埋め立て地に落ちたのだし、スカイドンを宇宙に捨てる事に固執せず、いつも通りに爆発させた方が早く解決したんじゃないかなと思う。

 

 

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