「俺の名はキーラー」
『ウルトラファイト』制作第156話
1971年3月12日放送(第115話)
キーラーとイカルスの戦い。ナレーション曰く「世界ヘビー級でも見られない良い殴り合い」を展開。最後はスタミナ切れを起こしたイカルスに対し、的確に攻撃を繰り出していたキーラーが勝利。
今回はタイトルの通り「俺はキーラーだ!」とキーラーがやたらと自己主張していた。ここまで自己顕示欲が強い怪獣も珍しい。
キーラー○ 対 イカルス●
「山師ゴーロン」
『ウルトラファイト』制作第157話
1971年3月29日放送(第126話)
掘り出し物を探して雪を掻き分ける山師ゴーロン。通りがかったイカルスが何も出てこないと忠告すると仕事を邪魔されたゴーロンは怒って戦闘開始。
動き回って相手を翻弄するイカルスだったが最後はゴーロンが得意の逆エビで逆転勝利。まさか逆エビでの決着がこんなに何回もあるとは思わなかった。さすがは『ウルトラファイト』。
ゴーロン○ 対 イカルス●
「握手は終わった」
『ウルトラファイト』制作第158話
1971年3月31日放送(第128話)
バッタリ出会ったキーラーとゴーロン。何年振りかの再会らしく、お互いに「君付け」で呼び合って握手をする。でも握手をした直後に「一発思いやり」と言ってキーラーがゴーロンを殴る。怪獣の常識と言うのはよく分からない。
パンチに定評のあるゴーロンがなかなか良い動きを見せるも戦いは時間切れ引き分けに終わる。
キーラー△ 対 ゴーロン△
「白い殺意」
『ウルトラファイト』制作第159話
1971年3月23日放送(第122話)
雪道を歩くウルトラセブンを待ち伏せするウーとイカルス。綿密に打ち合わせをしたその作戦は……雪玉を投げる!
子供かい!?と思ったら、その飛び道具に倒されてしまうウルトラセブン。雪玉の中に石でも入れていたのだろうか?
ウルトラセブンに勝ったと思って嬉々としているウーとイカルスがちょっと可愛い。
しかし、実はウルトラセブンは死んだ振りでウーとイカルスを誘き寄せて反撃を開始。怪獣同士のタッグでありながら今日は珍しく仲間割れしなかったウーとイカルスだったが結局最後はウルトラセブンに負けてしまった。
「大空の騎士」
『ウルトラファイト』制作第160話
1971年3月22日放送(第121話)
歩くキーラーの背後から棒を持って襲いかかるイカルス。でも凶器の棒はあっさりと捨てられてしまう。天地を揺るがさんばかりの戦い(?)を展開するキーラーとイカルス。そこにやって来たウルトラセブンが両者の戦いを仲裁しようとするが、それを見たキーラーとイカルスは二人がかりでウルトラセブンを攻撃する。ウルトラセブンはどれだけ怪獣に恨まれているんだ?
苦戦しながらも最後は勝利を収めたウルトラセブンは倒した相手に跨がって勝利のポーズ。そんな事をするから恨まれるのでは?