帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「怪獣の虫歯が痛い!」

「怪獣の虫歯が痛い! ー虫歯怪獣シェルター登場ー
ウルトラマンT』制作第13話
1973年6月29日放送(第13話)
脚本 田口成光
監督 深沢清澄
特殊技術 山本正孝

 

虫歯怪獣シェルター
身長 48m
体重 3万2千t
海中で眠ったふりをして魚を食べていた。
「虫歯怪獣」と言う肩書きだが実は虫歯は無い。
ZATの水中ロケットに誤って噛み付いてしまって外れなくなってしまった。さらに光太郎が水中ロケットと間違えて普通の歯を抜いてしまったので痛みで暴れてしまう。
口から火を吐く。ストリウム光線も通じない。
スッポンの要領でタロウに電流を流されて水中ロケットを離すと、爆薬を積んで発射された水中ロケットで倒された。

 

物語
ZATは九州で演習を行うが、水中ロケットがシェルターの歯の間に挟まってしまい演習は誤算だらけに。
一方、南原隊員は母親の事が気になるが……。

 

感想
宮崎ロケの第2弾。
その為、南原隊員の故郷が宮崎になった。

 

今回のゲストである南原隊員のお袋さんがかなり面白いキャラクターをしていた。
まずはお約束通りに息子と他人を間違え、眼鏡を落として怪獣の接近に気付かず、眼鏡をかけたら目の前にいる息子の顔を見て「怪獣!?」と驚く始末。おまけに「タロウさん、息子が加勢に行ったけん。もう大丈夫じゃ!」と来た! ウルトラマンをさん付けで呼ぶのが衝撃。

 

演習のナビゲートとして宇宙ステーションに移動していた西田隊員が再登場。
西田隊員は目立ったエピソードが無いまま退場してしまったので、こう言う再登場は嬉しい。今回は荒垣副隊長に怒鳴られっぱなしだったが……。

 

全ての原因が自分達にあるのに何故かのんきなZAT
「そりゃ、麻酔もかけないで歯を抜いたら痛いよなぁ」とか「こりゃ怒るぜ、奴さん」とか少しは反省しなさいよ。

 

前回のボルケラーに続いて今回のシェルターもただの被害者。劇中でZATも水中ロケットを取れば海に帰るだろうと言っていたのに倒してしまうのは納得がいかない。スタッフも反省したのか、今後は悪意の無い怪獣は出来るだけ倒さないように配慮されるようになった。