帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「光るペンダントの秘密」

「光るペンダントの秘密 ー竜巻き怪獣スパイラル登場ー
『ザ☆ウルトラマン』制作第4話
1979年4月11日放送(第2話)
脚本 吉川惣司
演出 古川順康

 

竜巻き怪獣スパイラル
全長 480m~無限大
体重 計測不能
大量のエネルギーを必要とする竜巻で様々な発電所を襲っていた。その性質を利用した科学警備隊の罠に誘き寄せられる。
口や手らしきものを形成し、ジョーニアスの攻撃を跳ね返す強敵。竜巻の中は特殊な空間になっていて、その中に潜んでいる謎の生命体が本体だった。
竜巻をバリアーにしてエネルギーを喰い尽していったが、ジョーニアスのアストロビームで倒され、竜巻も爆発して消滅した。
どこから来て何が目的だったかは謎のままとなった。
名前の由来は「スパイラル(螺旋)」かな。

 

物語
ムツミ隊員の誕生日を明日に控えて落ちつかない男性隊員達。
そんな中、発電所を襲った竜巻の調査が行われるがギクシャクした男性隊員の人間関係が原因でムツミ隊員が竜巻に囚われてしまう。

 

感想
身勝手なマルメ隊員のせいでややこしくなってしまった話。
とは言え、ムツミ隊員に気があるマルメ隊員に向かって、ムツミ隊員はヒカリと一緒にいるとして「幸せなんダナ。二人の為に世界はあるんダナ」と調査の為のコンビである事を綺麗さっぱり外して意味ありげに二人の事を話してマルメ隊員を焚きつけたピグが一番悪い気もする。

 

スパイラルが大量のエネルギーを求めている事を知ったトベ隊員は性質がはっきりしていると罠を仕掛けやすいとして、基地の動力エネルギーを最大にしてスパイラルを誘き寄せる事を提案。
これ以上の被害を食い止め、ムツミ隊員を助ける為、早くも基地決戦が行われる。

 

誘き寄せられたスパイラルに対し、ヒカリはバーディでこっそりスーパーマードックから基地に帰還してジョーニアスに変身する。それって敵前逃亡では……。
森の中からグングンと巨大化したジョーニアスが出てくる場面はウルトラマンの巨大感が出ていて良かった。

 

マルメ隊員がムツミ隊員にプレゼントする為にトベ隊員に作らせたペンダントには照明弾が仕込まれてあった。
誕生パーティーでビックリさせるのが目的だったらしいが、確かトベ隊員はこれがムツミ隊員へのプレゼントだと知らなかったはず。本当はマルメ隊員をビックリさせる為に仕込んだのでは?
ともかく、ムツミ隊員が持っていたペンダントの照明弾によってジョーニアスはスパイラルの本体を見抜き、ムツミ隊員とマルメ隊員を救出してスパイラルを倒すのだった。

 

事件が解決してムツミ隊員の誕生パーティーが開かれる。ヒカリとトベ隊員がプレゼントを用意し、マルメ隊員が食堂に頼んでワインを用意する。
アキヤマキャップが来ていない事に話が及ぶとマルメ隊員は「あの堅物が女の子の誕生日を知っているわけがない」と一蹴。え? マルメ隊員っていつもはアキヤマキャップに心酔しているように振舞っているのに裏では「あの堅物」呼ばわりなの?
ところがそこにピグが巨大なケーキを持って登場。ケーキにはアキヤマキャップからのお祝いカードが挟まれていた。
部下の誕生日を覚えていてケーキを用意しつつ、若者に気を使わせないようにとパーティは辞退していたアキヤマキャップ。う~ん、渋い。格好良い。言っちゃ悪いが、マルメ隊員とは雲泥の差だ。

 

ムツミ隊員に送られた多くのプレゼントの中で、マルメ隊員は自分が送ったペンダントは最後にムツミ隊員の危機を救ったから1番のプレゼントだったと語るが、そもそもアンタが無茶をしなければムツミ隊員が危機に陥る事自体無かったのだが……。

 

今回はマルメ隊員の主役回として見て良いのかな?
しかし、トベ隊員に作らせたペンダントを自分からのプレゼントとしてムツミ隊員にあげようとしたり、ムツミ隊員とヒカリがコンビを組んで調査する事を知ってヒカリを基地に閉じ込めたり、異常事件の調査中に仕事そっちのけでムツミ隊員にプレゼントを渡そうとしたり、調査中だからと断られると逆切れしたりとマルメ隊員の印象が悪くなる話だった。

 

今回の話は脚本の吉川惣司さんの『ザ☆ウル』初登板作となっている。

 

 

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