帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「南海の怪しい空間」

「南海の怪しい空間 ー異次元怪獣ザーモス登場ー
『ザ☆ウルトラマン』制作第23話
1979年8月29日放送(第22話)
脚本 星山博之
絵コンテ 八尋旭
演出 八木岡正美

 

異次元怪獣ザーモス
身長 38m~142m
体重 3万7千t~19万9千t
異次元から落ちてきた生物。
人間に見付かったら殺されるとして雲状のバリアーを張るが、肉体が凄い磁力を帯びていたので、バリアーを切って外の様子を見た時に近くの船を吸い寄せてしまう。
事情を知らない科学警備隊の攻撃を受けて街に上陸する。
長い舌と尻尾で物を破壊し、巨大な口でジョーニアスをも食べようとする。
事情を知ったマルメ隊員が開発した次元コンパスでジョーニアスによって異次元への穴を見付けてもらって無事に帰った。
ナレーションによると異次元で仲間達と再会できたらしい。因みに予告ナレーションでは「自分の星」に帰られなくなったとされている。
設定を見ると意外と大きい。
特殊空間の中で響くザーモスの声は子供っぽさもあって妙にゾッとするものであった。

 

物語
夏休みを取った科学警備隊はマルメ隊員の実家で過ごす事になるが、次々と船が消失する事件が起きていた。
調査の最中に一時的に行方不明になったマルメ隊員は密かに次元コンパス開発を始める。
果たして事件の真相は?

 

感想
マルメ隊員の実家が登場したが物語に生かされていなかったのが残念。
死んだ父親の話とかもっと取り上げても良かったと思う。

 

マルメ隊員の母親によると、1ヶ月程前から沖に出た船が消える怪事件が起きていたらしい。どうして科学警備隊に報告が入らなかったのか不思議。

 

ザーモスが凄い磁力体で付近の船を吸い寄せてしまう事を知ったマルメ隊員は陸に上げられないと判断して次元コンパスで異次元の入り口を見付けようとする。
ザーモスが既に事件を起こしている以上、アキヤマキャップでも庇いきれないと作業を急ぐマルメ隊員。トベ隊員ならともかく、ピグの力を借りられたとは言え、マルメ隊員がわずか1日で次元コンパスを作ってしまうとは驚き。

 

ザーモスの発する磁力によって船が引き寄せられるのだが、何故かバーディとピグは引き寄せられない。

 

ザーモスの事情を聞いてやる気を出すピグ。
これは「怪獣とピグだけの不思議な会話」でオプトと心を触れ合わせていたからであろう。

 

上陸したザーモスは街を破壊していく。正直言って、何故ここまで凶暴化したのか分からない。考えられるとしたら科学警備隊の攻撃を受けたからだが、特に描写が無いので突然凶暴化したように見える。凶暴化した後にマルメ隊員との話が無くなってしまったのも分かり難さを増させてしまったかも。
今回の話はいくつかの要素があったものの活かしきれずに終わってしまったと言う印象。

 

 

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