帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「勝利への剣」

「勝利への剣」
ウルトラマンX』第13話
2015年10月13日放送(『新列伝』第119話)
脚本 三好昭央
監督 坂本浩一

 

ウルトラマンギンガ
身長 ミクロ~無限大
体重 0~無限大
集結していたグア軍団を倒し、次元の歪みを通ってエックスの世界にやって来た。

 

ウルトラマンビクトリー
身長 ミクロ~無限大
体重 0~無限大
モルド・スペクターに連れ去られてエックスの世界にやって来た。
ショウの姿に戻った後、仮面を付けられて言葉を伝える事が出来なくなり、ビクトリーランサーを失って変身も出来なくなっていたが、アリサにビクトリーランサーを見付けてもらい、グルマン博士に仮面を外してもらった。
ショウの状態でもウルトラ念力を使う事が出来る。
ビクトリーナイトに変身してナイトビクトリウムシュートでマグマ星人を倒した。

 

幻影宇宙大王モルド・スペクター
身長 58m
体重 3万3千t
グア兄妹の長兄でジュダ・スペクターが蘇った時に一緒に蘇っていた。ジュダの仇であるウルトラマン達を憎んでいて雫が丘でビクトリーと戦う。
次元の歪みを通ってエックスの世界にやって来てダークサンダーエナジーを浴びてパワーアップする。宇宙に散らばるグア軍団を集結させて全てをダークサンダーエナジーでパワーアップさせようとした。
バット・アックスと言う斧を使って戦う。
「痛快痛快」が口癖。

 

幻影宇宙女王ギナ・スペクター
身長 162cm
体重 57kg
グア兄妹の長女でジュダ・スペクターが蘇った時に一緒に蘇っていた。
グア軍団の人事を担当していて失敗に厳しい。

 

サーベル暴君マグマ星人
身長 190cm~57m
体重 75kg~2万2千t
グア軍団に新たに加わった宇宙人で、脱走したショウを追ってアリサと戦い、モルド・スペクターがエックスと戦っているのを見ると巨大化して加勢した。
マグマ・サーベルを使って戦う。
最後はビクトリーナイトのナイトビクトリウムシュートで倒された。

 

暗黒星人シャプレー星人
身長 170cm
体重 60kg
グア軍団に新たに加わった宇宙人で、脱走したショウを追ってアスナやアリサと戦う。
光線銃を使って戦う。マグマ星人と違って巨大化能力は持っていない。

 

物語
雫が丘で戦っていたビクトリーとモルド・スペクターが次元の歪みを通ってエックスの世界にやって来る。
一緒に次元の歪みを通っていたアリサから話を聞いたUPGは行方不明になったショウを探す。
一方、グア軍団は未知のエネルギー「ダークサンダーエナジー」を利用しようとしていた。

 

感想
ビクトリーのゲスト出演回。
昭和シリーズと違って平成シリーズは作品ごとに舞台としている世界が異なっているのでヒーローの共演は難しかったが、ゼロシリーズでマルチバースを導入した事で次元を越えての共演がやりやすくなった。

 

今回の話はウルトラマンだけでなく特別チームのアリサもゲスト出演しているのが特徴。ウルトラマンが世界の壁を超えて出演する事は何度かあるが、ウルトラマンではない人間が世界の壁を超えて出演するのは異例。
「同じ地球を守るチームでありながらUPGのアリサもXioのアスナ達もお互いの事を知らなくて困惑してしまう」と言うのは別世界の人物が出会ったからこそのシチュエーション。

 

今回の話は『ファイトビクトリー』の後日談でモルド・スペクターとギナ・スペクターはジュダ・スペクターが蘇った時に一緒に蘇っていたとなっている。
『ギンガS』に登場したビクトリウム・コアの設定が『ウルトラ超伝説』の漫画版に登場した地球の生命エネルギー・アズアースに似ていたが、その後、『ファイトビクトリー』に登場したジュダ・スペクターが『メロス』の「グアの世界」のような場所で決戦を繰り広げ、続く『X』では鎧を着たウルトラマンが登場し、「イージス 光る時」では『ウルトラ超伝説』のグラビア版に登場したブラックキング(改造)をモデルにしたブラックキングドリルカスタムが登場し、今回の話で遂に『メロス』と『ウルトラ超伝説』の敵であったグア軍団が蘇った。
まさか2014年から2015年にかけて『メロス』『ウルトラ超伝説』を思い出させるものがこんなに出てくるとは予想外だった。

 

アリサはショウの説明をする時に「ウルトラマン」と言う言葉ではアスナ達には通じないと思って「光の巨人」と言う言葉を使って説明する。
大地は「光の巨人」が「ウルトラマン」の事であるとすぐに気付いたが、この事によってアスナに「ウルトラマンは人間が変身している」と言う考えを持たせてしまう事になる。
ここでエックスの変身者について深く追求されなかったのはショウが「地底人」だったので地上人しかいないXioの中にはウルトラマンに変身する人物はいないと思われたのかもしれない。

 

モルド・スペクターは捕らえたショウに仮面を付けて言葉を伝えられないようにしてしまう。これは『レオ』の「ウルトラ兄弟永遠の誓い」で郷秀樹がアシュランに仮面を付けられてしまったのが元ネタ。
ショウがウルトラ念力を使うのはビクトリアンとしての設定なのだが『レオ』のダン隊長のオマージュもありそう。

 

グア軍団に入れた事を喜ぶマグマ星人とシャプレー星人。「モルド様とギナ様と共に宇宙を支配する」と言っているので、宇宙支配の近道としてグア軍団に入ったようだ。因みに『メロス』でもマグマ星人3人衆が宇宙支配の近道としてグア軍団に入っていた。

 

ビクトリーランサーを再び手にしたショウはモンスシューターでエックスを援護する。
ゲスト出演の時に初期の頃の能力を使ってくれるのは凄く嬉しい。

 

ショウ「お前とエックスの事はゼロから聞いていた」。
ゼロとエックスが出会ったのは「イージス 光る時」なので、この話の後にゼロはギンガとビクトリーの世界に行っていたようだ。何か大きな事件があったのだろうか?

 

ショウによると大地自身の力がエックスの力に比例するらしい。確かにエックスに変身した後に大地の動きとエックスの動きがシンクロしている場面が何度かあった。そこでショウはエックスがエクスラッガーを使いこなせるようにする為、大地に剣術を教える事を決める。
こうしてセブンとレオから始まった師弟関係はレオとゼロ、ゼロとギンガ&ビクトリー、ビクトリーとエックスと新たな師弟関係を作っていく事となった。
世界観が繋がっていた昭和のウルトラシリーズでは「ウルトラ兄弟」と言う上下関係があったが、それぞれ異なる世界観を持つ平成のウルトラシリーズでも今回の師弟関係のような上下関係が続いていくのは興味深い。(例えば先輩後輩の関係があった昭和ライダーと違って平成ライダーの主人公達は基本的には対等の関係になっている)

 

ショウと大地は腕の太さ細さで体育会系と文化系の違いが分かる。(まぁ、ヒカルとショウの時も腕の太さは全然違っていたが)

 

大地とショウのW変身!
仮面ライダーシリーズと違ってウルトラシリーズはこう言う横に並んでの同時変身と言うのが意外と少ない。

 

今回はアクションが充実していて、生身アクションだけでなくビクトリーとマグマ星人の戦いとかでも普段より複雑な動きが取り入れられている。

 

「お前が待ってる奴らは俺が倒してきたぜ」。
最後に現れたヒカルの発言が衝撃過ぎた!
モルド・スペクターは宇宙に散らばっているグア軍団を集結させたはずなので、ギンガは一人でグア軍団を壊滅させた事になる。さすがにゼロ辺りが加勢に来たのではとも考えたが、ヒカルが「俺達」じゃなくて「俺」と言っているので、やはりギンガ一人で倒したんだろうなぁ……。どんだけ強くなったんだよ、アンタ。

 

 


【監督コメント付!】『ウルトラマンX』次回予告 第13話「勝利への剣」 (新ウルトラマン列伝 第119話 次回予告)

 

 

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