帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「2025年からの使者(前編)」

「2025年からの使者(前編)
ウルトラQ倶楽部』第8話
2003年11月30日放送(第8話)
脚本 千束北男
演出 飯島敏宏

 

誘拐怪人ケムール人
タイムトラベル中に時制のブレによる磁気嵐に巻き込まれた万城目達の前に姿を現した。

 

物語
2003年の朝に目を覚ましたはずの由利子だったが気が付くと1963年の星川航空に向かっていた。
果たして由利子は無事に2025年の由利子に会う事が出来るのか?

 

感想
『Q』の「2020年の挑戦」の続編。
1963年、2003年、2025年と言う三つの時代を行き来するので気を抜くと今がどの時代だったか分からなくなりそうな複雑な話。

 

40年前の1963年で「20年前のお値段で……」と言う物干し竿のアナウンスが流れるのが笑える。あのアナウンスは一体いつからあるのだろう?

 

見た目は幼いが21歳のハルマ青年が操縦するタイムマシンは銅鐸に似ていて、未来人が乗って来たタイムマシンをモデルに古代人が銅鐸を作ったと言う説が紹介される。
これは『星の伝説』で土偶と宇宙人の関係について語られたのに通じるものがある。意識したわけではないのだろうが、『Q倶楽部』は環境問題や日本古来の伝承等、『星の伝説』に近い雰囲気を持っている。

 

と言う事で次回「2025年からの使者(後編)」に続きます。