帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「Xio激闘! 戦士の背中」

「Xio激闘! 戦士の背中」
ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ』第4話

 

どうしてこのタイミングでこの話を取り上げたのかな?と思ったが、見返してみるとこの話は『ブレーザー』に通じるところが多々あった。
親子の話もだが、神木隊長がサイバーゴモラとシンクロして戦うところもブレーザーと一体化して戦うゲント隊長に繋がるところがあったのか。

 

制作順だと今回の話の後が『ブレーザー』なのだが、物語やテーマで考えると『ブレーザー』のゲント隊長の親子関係の話の後に『X』の神木隊長の親子の話を見るとしっくりくるところがある。
ゲント隊長も神木隊長も隊長としての自分を優先して子供達の事を結局は後回しにしてしまったんだけれど、そこでまだ自分の不満を言語化できないジュンに対して大人のユミはしっかりと言葉にして伝えられるようになった形かな。そういう意味では神木隊長はゲント隊長のこの先の姿と見る事が出来る。

 

ふと思ったのだが今回の話やゲント隊長の親子関係や『X』や『Z』でヒロインの恋愛観に父親が大きく関わっていたりと田口監督の話では端から見たら問題がありそうな父親でも子供から否定される事が無くて最終的にはそのまま受け入れてもらっている話が多いイメージがある。これって無意識的にそうなっているのか、何か理由があってそうしているのか、どっちなのかな。