帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

『ウルトラマンブレーザー』

ウルトラマンブレーザー
2023年7月8日~2024年1月20日放送

 

「俺が行く!」

 

ニュージェネレーションシリーズ第11弾。
世界同時展開される事から海外の初めてウルトラマンを見る人達の事を考えて過去の作品との繋がりが外される事となり、ニュージェネレーションシリーズで初めて映像作品でのウルトラマンの客演が無い作品となった。
ニュージェネレーションシリーズも10年を過ぎた事で色々な見直しが行われ、タイプチェンジ、コレクションアイテム、インナースペースと言った要素が極力外される事となった。一方で新規の怪獣を多く出す事になり、これまでのニュージェネレーションシリーズと違ってウルトラマンではなく怪獣で話題を作る作品となっている。
ウルトラマントリガー』『ウルトラマンデッカー』の流れを受けて本作は『ウルトラマンガイア』に関係した作品になるのではないかと予想されたが今回は一部の登場人物や設定のオマージュに留められている。

 

ウルトラマンブレーザー(岩田栄慶)
身長 47m
体重 4万2千t
今から3年前に宇宙装備研究所第66実験施設で行われたワームホールの実験の影響で地球に迷い込んだと思われる光の巨人。
バザンガとの戦いの時に宇宙飛行士達の間で噂される未確認大型宇宙人「ウルトラマン」と同一視され、さらにゲント隊長によって「ブレーザー」と言うコードネームが付けられた。
スパイラルバレードを色々なものに変化させて戦う。
戦いの前後に儀式のような動きをする。
最初は地球の言語を発する事が出来なかったが様々な手段でゲント隊長とコミュニケーションを取っていった。

炎竜怪獣ファードラン
身長 20m
体重 測定不能
3年前にブレーザーが現れた宇宙装備研究所第66実験施設のワームホール跡から出現した炎の竜。
ゲント隊長はブレーザーを主人にしている怪獣と推理した。
ファードランストーンになってブレーザーブレスに装填される事でブレーザーにファードランアーマーを装備させる事が出来る。
名前は「ファイヤー・ドラゴン(炎の竜)」からゲント隊長によって名付けられた。

 

SKaRD
Special Kaiju Reaction Detachmentの略称。日本語名は「特殊怪獣対応分遣隊」となっている。
怪獣の動向を調査・分析し、必要な場合は直接行動によってこれを排除する地球防衛隊の特殊部隊で、自分達の判断で出撃する事を許可されている。
23式特殊戦術機甲獣アースガロンを保有する。

ヒルマ・ゲント蕨野友也
30歳。地球防衛隊第1特殊機動団の隊長だったがSKaRDの隊長へと抜擢された。
結婚していて妻のサトコと息子のジュンとの三人家族。
問題が発生するとこめかみに指を当てて考える癖がある。
「全員無事に帰還する」を第一に掲げている。
3年前の宇宙装備研究所第66実験施設の事故でブレーザーと出会い、バザンガ事件からブレーザーブレスとブレーザーストーンでブレーザーに変身するようになる。

アオベ・エミ搗宮姫奈
23歳。地球防衛隊の諜報部員だったがSKaRDへと加えられる。
変装とハッキングの能力を駆使して情報収集を行う。
行方不明になった父親アオベ・タツキの消息を探っていて地球防衛隊が隠蔽するV99案件へと辿り着く事になる。

ナグラ・テルアキ(伊藤祐輝)
29歳。地球防衛隊の火力誘導員だったがSKaRDにスカウトされる。
冷静な戦況分析と信念の強さからSKaRDの副隊長を任せられる。
横峯教授のファンで怪獣の生態にも詳しい。
実家は山梨県で農家を営んでいる。

ミナミ・アンリ内藤好美
26歳。SKaRDにスカウトされた地球防衛隊の隊員。
体力に自信があり、大きな負担がかかるアースガロンの操縦を任せられているが、射撃に関してはノーコンと言う評価がされている。
虫が苦手だったが虫系の怪獣と何度か戦ううちに慣れていった。

バンドウ・ヤスノブ(梶原颯)
25歳。地球防衛隊の輸送機部隊のパイロットだったがSKaRDに引き抜かれてメカニックとしてアースガロンの開発に関わる。
機械に名前を付けて愛でていてアースガロンを「アーくん」と呼んでいた。
アンリ隊員に体力では劣るが射撃の腕は上回っている。

特戦獣アースガロン(石川真之介 声・石田彰
身長 50m Mod.2・60m Mod.3・50m Mod.4・50m
体重 2万5千t Mod.2・2万7千t Mod.3・2万6千t Mod.4・2万9千t
SKaRDが保有する対怪獣ロボット兵器。
レールキャノンとレーザーを搭載して攻撃力が増したMod.2、ウラヌスドライブを搭載して空中戦が可能となったMod.3、全ユニットを統合運用して宇宙での作戦能力も付与されたMod.4がある。又、AI対話システム「EGOISS」が実装され、自分で考えて対話する事が可能となった。
実はV99の宇宙船の残骸から得た技術を応用して作られていた。

 

地球防衛隊GGF
ハルノ・レツ加藤雅也
56歳。地球防衛隊日本支部の司令部参謀長でSKaRDを設立した。
エミ隊員の父親アオベ・タツキの友人でエミ隊員とドバシの衝突を回避しようとするところがあった。
無理難題を押しつける一方でSKaRDの盾になっていて代わりに処罰を受ける事もあった。V99事件が解決してドバシの影響が消えた後は日本支部の司令官に昇進した。

ドバシ・ユウ寺田農
元地球防衛隊日本支部長官で退役後も組織に絶大な影響を残していた。
1999年に宇宙船を撃墜した事からV99の報復を恐れる事になり、手に入れたV99の技術を応用してワームホール発生装置やアースガロンを開発していった。一方でV99の真相が明らかにならないように様々な工作を行っていた。

 

ナレーション(吉本元喜)

 

オープニング曲『僕らのスペクトラ』
エンディング曲『BLACK STAR』『Brave Blazar』