『ウルトラマンアーク』
2024年7月6日~2025年1月18日放送
「走れ、ユウマ!」
ニュージェネレーションシリーズ第12弾。
前作の『ブレーザー』から引き続いて新規の怪獣が多く登場する一方でレギュラーのヴィランは設定されないと言ったニュージェネレーションシリーズ以前の作品に近い内容となっている。
アークアーマーと言う強化形態が登場するが作品のキーワードである「想像力」から既にある能力を相手や状況に合わせて応用・発展させていくのが一つの見所となっている。
全体的にシンプルで王道的な作りになっているが細かい部分ではこれまでとは違った新しいところが多い作品となった。
世界同時展開第2弾の作品となっていて、前作の『ブレーザー』では無かった客演が解禁され、11月はブレーザー編が4週に亘って展開される事となった。
ウルトラマンアーク(岩田栄慶 声・萩原聖人)
身長 48m
体重 3万2千t
ゼ・ズー ゲートによって自分達の銀河の恒星のエネルギーが地球に送り込まれるのを阻止する為にやって来た光の巨人「ルティオン」。
地球での最初の戦いで死なせてしまった飛世夫婦の子供であるユウマと一体化し、ユウマが描いた「さいきょうのヒーロー」と同じ姿となった。
飛び立つ際に虹色の円孤を描く事から石堂シュウによって「ウルトラマンアーク」と名付けられた。
アークアライザーにアークキューブを装填する事で様々なアイテムを出して戦う。
ユウマの想像力が解き放たれたアークトリッキーテクニックで様々なアイデアを繰り出す。
SKIP
Scientific Kaiju Investigation and Prevention centerの略称。日本語名は「怪獣防災科学調査所」となっている。
怪獣災害の発生・甚大化を防ぐ為に地域に密着して科学調査や避難誘導を行っている。
自立AI搭載型のサポートロボットが配備されている。
飛世ユウマ(戸塚有輝)
23歳。SKIP星元市分所の新人調査員。
少年時代にモノゲロス案件で両親を失うと人々を守る為に怪獣生物学を学んでSKIPに入所した。
モノゲロス案件の時にルティオンと一体化していて、アークアライザーにアークキューブを装填する事でウルトラマンアークに変身する。
伴ヒロシ(西興一朗)
43歳。SKIP星元市分所の所長。
子供の頃は恐竜少年で、「恐竜博士」と呼ばれる牧野博士の教え子であった。
年頃の娘との接し方に悩む事がある。
昔、柴犬を飼っていて、その時の犬の写真を怪獣ホットラインのポスターに使っている。
夏目リン(水谷果穂)
25歳。SKIP星元市分所の調査員。
天才的なプログラマーでサポートロボットのユピーの開発を担当した。
高校生の時に知り合った山神サトルに秘めた想いを抱いていたが悲劇的な結末を迎える事になる。
AIロボユピー(矢崎大貴 声・広瀬裕也)
身長 2m
体重 220kg
正式名称は「ユピーザロボット」。
SKIP星元市分所に配備されている自立AI搭載型のサポートロボット。
頭と胴体を分離させる事が出来て、頭の「ユー」はドローンとして様々な場所での調査を行い、胴体の「ピー」は地上に残って他の任務をこなす。
「ユピーにおまかせ!」が口癖。
他の分所にも同型機が配備されている。
地球防衛隊GDF
石堂シュウ(金田昇)
25歳。地球防衛隊の宇宙科学局からSKIPの星元市分所に派遣された特別調査員。
かつて同僚を宇宙人に殺害された事から宇宙人に対して厳しい態度を見せていたが、アークを始めとする地球人に好意的な宇宙人との出会いで考えが変わっていく。
ユウマの「想像力」に大きな影響を受けていく事になる。
異常なほどのコーヒー好きで普段は理知的なのにコーヒーが絡むと我を忘れてしまう。
スイード(佐藤江梨子)
ルティオンと同じ銀河の出身でゼ・ズーの腹心。
ルティオンが封印したゼ・ズー ゲートの解放が目的。
人間を見下していて苛つきを見せる事もあるが一方で人間の想像力に可能性を感じてもいる。
最後は星人態に変身して自らがゼ・ズー ゲートとなったがアークによって企みを阻止される。
オープニング曲『arc jump'n to the sky』
エンディング曲『メラメラ』『ミチカケ』