帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「科特隊宇宙へ」

 「科特隊宇宙へ ーバルタン星人登場ー
ウルトラマン』制作第17話
1966年10月30日放送(第16話)
脚本 千束北男
監督 飯島敏宏
特殊技術 高野宏一

 

宇宙忍者バルタン星人(2代目)
身長 ミクロ~60m
体重 0~1万5千t
ウルトラマンスペシウム光線を浴びせられるもR惑星に逃げ延びる事が出来たバルタン星人の生き残り。
地球に再び挑戦する事を宣言し、毛利博士を利用してウルトラマンと科特隊を罠に掛ける。
重力バランスを操り、火炎、テレポーテーション、スペルゲン反射光、光波バリアー等を駆使して戦うが、ウルトラマンの八つ裂き光輪とスペシウム光線に敗れる。
実は初代より2代目の方が本来のデザインに近い。

 

物語
R惑星に逃げ延びたバルタン星人の生き残りが地球に宣戦布告する。
宇宙ロケットおおとりを襲い、ハヤタ隊員が宇宙に出た隙を狙ってウルトラマンがいない地球を襲う!

 

感想
バルタン星人の再登場だけでも盛り上がるのに、バルタン星人、ウルトラマン、科特隊が新たな能力や武器を出し惜しみせず披露してくれる「よく1話にまとめられたなぁ」と思う大娯楽編。

 

侵略者を撃て」の後、バルタン星人はR惑星に逃げ延びたとの事。今回の話でウルトラマンとバルタン星人が戦った場所がR惑星だとすると位置は地球と金星の間であろうか。
アラシ隊員がR惑星を地球と勘違いしたので二つの星の環境は近いと考えられるが、バルタン星人が地球への移住を諦めていないので、住み続けるには何か不都合がある星なのかもしれない。(単にバルタン星人のプライドの問題で地球に再挑戦した可能性もあるが)

 

バルタン星人の青い玉は「ウルトラ作戦第一号」のベムラーを思い出す。
怪獣でありながらウルトラマンやバルタン星人と言った宇宙人と同じ能力を持っていた事でベムラーが普通の怪獣とはレベルが違っていた事が分かる。

 

ウルトラマンは1人なので2ヶ所を同時に攻撃すれば良いと画期的な作戦を展開するもウルトラマンのテレポーテーションによって失敗し、自分の肉体を改造してまでスペシウム光線を跳ね返すスペルゲン反射光を身に付けたのに八つ裂き光輪によって倒され、鳴り物入りで披露した光波バリアーもウルトラ眼光によって解除されてしまうとウルトラマンの万能振りにさすがにバルタン星人が気の毒になる。

 

新技を次々と繰り出したウルトラマンだが、生命を縮める大技テレポーテーションを使ったのにカラータイマーが青いままだったのは残念。

 

今回のハヤタ隊員はなんとジェットビートルの中で変身。ムラマツキャップにバレなかったのか?
最後の場面でハヤタ隊員は魂が抜けたような状態、いわゆる仮死状態になっていた。ウルトラマンが生命を縮める程の大技を使ったからなのだろうか、それともハヤタ隊員の肉体にダメージを及ぼさない為にウルトラマンはハヤタ隊員と分離してからテレポーテーションで地球に行ったのだろうか……?

 

パンスペースインタープリター。いわゆる全宇宙語翻訳装置。
イデ隊員は前回のバルタン星人との話し合いで怖い目に遭っているので、交渉の為に自ら宇宙人と接触する必要が無くなるように開発したのかもしれない。

 

イデ隊員が新たに作ったマルス133はスペシウム光線と同等の威力を持つと言う設定。「マルス」は火星の事なので「133」はスペシウムの原子番号かもしれない。(因みに実際の原子番号133はウントリトリウムと言う名前)

 

「成功率99%のロケットに自分で乗り込んで宇宙に飛び出した毛利博士とたとえ競争に負けたと言われても100%完全なロケットを作り出すまでじぃっと我慢している岩本博士。科学者として、果たしてどっちが勇気のある正しい生き方だろうね」とホシノ君に語るムラマツキャップ。岩本博士は確実な成功を収める為に一番乗りの名誉を捨てる勇気を持っていた。
その岩本博士だが、毛利博士を救出する為にジェットビートルにハイドロジェネレートロケットエンジンを装備すると言う冒険をし、さらに科特隊を助ける為に宇宙ロケット・フェニックスに自ら乗り込んでR惑星に行く勇気も持っている。

 

 

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