帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「怪しい隣人」

「怪しい隣人」
ウルトラセブン』制作第7話
1967年12月3日放送(第10話)
脚本 若槻文三
監督 鈴木俊継
特殊技術 的場徹

 

異次元宇宙人イカルス星人
身長 250cm~40m
体重 300kg~1万8千t
別荘を買って引っ越し、2か月かけて4次元の世界と3次元の世界とを連結するコントロールマシーンを完成させる。4次元世界を前衛基地にする事で円盤を神出鬼没にした。
コントロールマシーンをダンに破壊されたので巨大化して戦うがアイスラッガーを受けて爆発しウルトラ念力で止めを刺された。その後、円盤は宇宙に逃げようとしたがウルトラ警備隊に倒された。 

 

物語
アキラ少年は怪しい隣人をずっと観察していた。
そして遂に異変を目撃し、ウルトラ警備隊に連絡を入れようとする。

 

感想
少年探偵団気取りのアキラ少年だが、相手が侵略者だったから良かったものの普通の人間だったらただの覗きになっていた。とは言え、もしアキラ少年が怪しい隣人を観察していなかったり、アキラ少年の姉がアンヌ隊員と知り合いになっていなかったりしていたら、ウルトラ警備隊はイカルス星人の計画に対抗する事が出来ず、地球は侵略されていたであろう。

 

第17惑星から来たと言うイカルス星人。それなら「イカルス星人」ではなくて「第17惑星人」になるような気がするが、「地球」が「太陽系第三惑星」と呼ばれているようなものなのかな。

 

4次元の世界ではダンはウルトラセブンに変身できず、カプセル怪獣も使えない。
この時にダンが投げたカプセル怪獣はそのまま4次元世界に消えたと言う説がある(実際、『平成セブン』の「果実が熟す日」ではダンが持っているカプセルは4個になっている)が、コントロールマシーンを破壊した時にダンが3次元世界に戻れたのでカプセルも戻っているのではないかと自分は考える。

 

4次元世界でウルトラガンが使えたのはウルトラアイやカプセル怪獣に比べてアナログだったので逆に4次元世界の影響を受けなかったのか、円盤がダンを攻撃した際に4次元世界に亀裂が生じたらしいので、それで4次元世界の影響が弱まったであろうか。

 

異変を見付けたからと言って、いきなり窓の外に飛び出すダンに驚く。
まぁ、ウルトラセブンは飛べるし、あの高さから落ちたくらいで死ぬ事はないだろうけれど……。

 

「ダン!」「アンヌ!」と何回叫ばれたのだろう?

 

イカルス星人は人間態の時は知性を感じさせる雰囲気だったが巨大化すると怪物になってギャップがあった。決着があっさりして盛り上がりに欠けていたのが残念。

 

今回は一般人であるアキラ少年の観察が無かったら地球が侵略されていた事もあって、エンディングナレーションも「地球は狙われています。もし怪しい人に気が付いたら地球防衛軍までお電話をください。ひょっとすると、あなたの隣人は惑星から来た宇宙人かもしれないのです」と人々に注意を呼びかけたものになっている。遊星間戦争と言う戦時下ではあるのだが、密告社会を思わせて、ちょっと殺伐としたものを感じる。

 

 

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