帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「大爆発! 捨身の宇宙人ふたり」

「大爆発! 捨身の宇宙人ふたり ー透明宇宙人バイブ星人登場ー
ウルトラマンレオ』制作第13話
1974年7月5日放送(第13話)
脚本 田口成光
監督 前田勲
特撮監督 東条昭平

 

透明宇宙人バイブ星人
身長 280cm~53m
体重 170kg~3万t
体を高速回転させて姿を消す事が出来る。
最初は人間大で暗躍。姿を消した状態でゲンのマックナイフを奪い、ゲンに殺人の罪を着せる。ダン隊長に能力を見破られて巨大化するが、ダン隊長のマッキーによる特攻を受けて倒された。
不気味な笑い声が特徴。血は青い。
名前の由来は「バイブレーション(振動)」かな。

 

物語
警官と一緒にバイブ星人を追い詰めるゲンだったが、バイブ星人が姿を消すとゲンのマックナイフが勝手に警官に刺さってしまった。
ゲンは殺人の疑いをかけられて一週間の停職を受けてしまう。

 

感想
バトル作品のお約束である「高速で動けば姿が見えない」と言う話。カメラのスロー再生でバイブ星人の姿が消えたからくりを暴くのが面白かった。

 

勝手に飛び出したマックナイフを捕まえようとしたゲンの手が警官にはマックナイフを投げつけたように見えたと言うのが上手い。

 

ウルトラシリーズの主人公で初めて逮捕されてしまったゲン。手錠をかけられると言う決定的なシーンまである。
その後、高倉長官によって身柄を引き取られたが、容疑が晴れていないゲンが釈放されたのは、やはりMACの隊員だったからなのかな。

 

高倉長官の台詞でダン隊長の事が少し明らかになる。
過去に輝かしい実績があってMACの隊長になれたらしいが、これはやはり『セブン』のウルトラ警備隊時代の事だと思われる。ダンは宇宙人で、しかも途中で脱退しているが、そこはキリヤマ隊長辺りが何とかしてくれたのかもしれない。
高倉長官はダン隊長の事を信頼しているが、さすがに正体がセブンである事は知らないと思うので、ひょっとしたら、ダンがMACの隊長になるのにもウルトラ警備隊の仲間達の力添えがあったのかもしれない。

 

再び現れたバイブ星人を追いかけるゲンは工事中の作業員に「そいつを捕まえてくれ!」と叫ぶ。「泥まみれ男ひとり」の反省が全く生かされていない……。
逃げずにバイブ星人に立ち向かった作業員は勇敢だったが、やはり殺されてしまった……。

 

今回のMAC。ゲンが停職処分になってしまったので、その代わりに名前の無い隊員が一人補充された。
夜中、バイブ星人の攻略に悩むダン隊長の所に白川隊員が花を持ってくる。
青島隊員と赤石隊員の乗ったマッキーが墜落するが今回も無事に生還。

 

ゲンがいない間、MACがバイブ星人と戦うが、青島隊員もゲンの二の舞を演じそうになる。ゲンと青島隊員って似た者同士だなぁ。
尚、ゲンの無罪を一番に喜んで、わざわざ連絡まで入れてくれたのはその青島隊員。「必殺! 怪獣仕掛人」でゲンが言ったように、戦っている間に二人の間に友情が生まれた。そんなゲンと青島隊員を見てダン隊長も嬉しそうであった。

 

溶けたウルトラアイを見つめて「セブンにさえ変身出来れば……」と苦悩するダン隊長。セブンになれない以上、MAC隊長として戦わなければならない。
一方のゲンはMACを辞めてまでバイブ星人を倒そうとする。停職中でMAC隊員として活動出来ない以上、レオとして戦おうと言うのだ。
最後、ダン隊長はMACの戦闘機と共にバイブ星人を倒そうとし、そのダン隊長の危機を同じ宇宙人であるレオが助ける。
こうしてダン隊長とレオの捨て身の戦いは終わりを告げるのであった。

 

なんと今回のレオはダン隊長の救出の為に変身していて、バイブ星人とは戦っていない。

 

今回のバイブ星人も目的は不明。やはりマグマ星人に送り込まれたと考えるべきなのかな?