帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「ふしぎな子熊座の少年」

見よ! ウルトラ怪奇シリーズ ふしぎな子熊座の少年 ー牡牛座怪獣ドギュー登場
ウルトラマンレオ』制作第20話
1974年8月23日放送(第20話)
脚本 阿井文瓶
監督 外山徹
特撮監督 東条昭平

 

牡牛座怪獣ドギュー
身長 160cm~60m
体重 120kg~3万t
ボックの母親を殺害し、ボックが大人になって敵討ちをしようとする前にボックも殺してしまおうとする。
ボックの後を追って地球に侵入して人間や動物を虐殺した後、その罪をボックに着せ、人間に変身して村人を扇動してボックを殺そうとした。ダン隊長達によって正体を見破られて元の姿に戻る。
怪力や鋭い爪でレオの視力を奪うが、ボックの母親の形見である黒ユリを目に受けて自分も失明すると、レオスパークで両足を切断されて倒された。
ところで人間形態は身長160cm以上はあったと思うのだが……。(因みに人間形態を演じた大前均さんは身長190cmだったらしい)

 

小熊座人ボック
身長 140cm
体重 28kg
おとなしい性格。セブンとは旧知の仲。
ドギューに母親を殺される。隕石型宇宙船に乗って逃亡するが、ドギューの隕石型宇宙船の攻撃を受けて地球に不時着。人間の子供に変身して、そこで熊の母子と出会うが、その母子もドギューに殺されてしまう。
悲しみの涙で母の形見の黒ユリを咲かせ、レオが逆転するきっかけを作った。その後、地球には悲しい思い出が多すぎるとジェット噴射で自分の星に帰った。
名前の由来は「コロボックル」らしく、劇中でもフキの葉を持って登場している。

 

物語
2つの隕石型宇宙船が地球にやって来た。
ゲンとダン隊長が調べると、地球にやって来たのは小熊座のボックと牡牛座のドギューであった。

 

感想
「北海道シリーズ」の第2弾で今度は定山渓熊牧場でのロケ。子熊を使っての撮影は子熊が言う事を聞いてくれなくて大変だっただろうなぁ。

 

今回の話は何故かMAC本部にゲンとダン隊長の2人しかいない。
空になった本部は自動操縦になっていたが、この展開は無理がありすぎる。
今回はゲンとダン隊長をMAC隊員ではなくて宇宙人として動かしたかったのだろうが、やはり納得のいく説明をしてほしい。(因みに今回のダン隊長はボックに「セブン」と呼ばれている)

 

ボックと話している時のダン隊長は終始にこやか。やっぱりダンの本質はこちらの方なのだろう。
今回は勤務中につい居眠りをしてしまったりと普段とは違うダン隊長が見られる。

 

「我々の任務は地球の安全を守る事だ。他の事で動くわけにはいかない」と、隕石型宇宙船の戦いを無視しようとしたダン隊長。冷たいようだがMACとしてはそれが当然。

 

「僕は獅子座から来たんだけど、今ではこの地球が一番大切な故郷なんだよ。ここはいい所だ」と語るゲン。最初から地球で生まれ育った者よりゲンの方が地球の素晴らしさを感じているのかもしれない。ある意味、ゲンこそ真の地球人と言える。

 

ドギューは嫌われ者でボックをイジメまわっているとの事だが、ボックの母親を殺し、無関係な人間や動物を殺して、その罪をボックに着せて、村人を扇動してボックを殺そうとするなんて、もはやイジメのレベルではないぞ。

 

視力を奪われて苦戦するレオ。「くらやみ殺法! 闘魂の一撃」で心眼を会得したのではなかったのか?

 

最後のボックが自分の星に帰っていく場面はもう少し他の方法があったと思う。