帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「砂漠に消えた友人」

「砂漠に消えた友人」
ウルトラマン80』制作第30話
1980年10月22日放送(第30話)
脚本 若槻文三
監督 湯浅憲明
特撮監督 佐川和夫

 

変身宇宙人ザタン星人
身長 2m
体重 90kg
80も噂を聞いた事がある宇宙人。幾つかの平和な惑星を毒牙にかけた恐るべき宇宙の侵略者。
レーザー銃を使い、電磁バリアーで身を守っている。
セラ広報員の先輩である土山記者と青木カメラマンに変身してUGMの動向を探っていくが、骨格が無い事を知られて正体を見抜かれる。セラ広報員を人質に取ろうとするが、猛とセラ広報員に倒される。
最後にザタンシルバーを出現させて息絶えるが、他にも仲間がいるらしく、まだ地球侵略を諦めていないらしい……。
名前の由来は「サタン」かな。

 

侵略怪獣ザタンシルバー
身長 60m
体重 4万t
ザタン星人が使う兵器怪獣。
ザタン星人によって自由に空間に現れたり消えたりできる。死んだザタン星人の「全てのものを破壊せよ」と言う最後の指令に従って破壊活動を行う。
口から特殊な液を吐き、特殊な外皮によってミサイルやレーザーや溶解液はもちろんサクシウム光線2連発をも受け付けない。
実はメカ怪獣で80に凍結された後に爆破された。

 

物語
UGMの動きを察知しているかのように行動する謎の敵。
UGMにスパイがいるのではと考えられ調査が厳しくなる。猛は土山記者を疑うが……。

 

感想
UGM編の最終回。

 

ザタン星人が仕掛けた装置によってコントロールを失い、最高速度の数十倍の速度で飛行するシルバーガル。その危機的状況が映像でちゃんと表現されていた。今更ながら『80』の特撮技術はレベルが高い。

 

猛が土山記者を疑ったのはシルバーガルにTのイニシャルが入ったハンカチを見付けたから。
はっきり言って疑う理由としては弱い。頭文字がTの人物なんて他にもいくらでもいるだろうに。(猛自身、頭文字はTだ)

 

「空中分解寸前のシルバーガルを救った矢的隊員の方がよっぽど宇宙人的だよな」、
「矢的隊員が宇宙人だなんて……」。
猛と城野隊員は土山記者を怪しんで調査を開始するが逆に揺さぶられてしまう。でも、猛に限らず、ウルトラマンの人間態やウルトラマンと合体した人間は普通の地球人を超えた能力を持つようになるので、今回のように怪しい人物を洗い出そうとしたら逆に揺さぶられてしまう事は当然ありえる。

 

土山記者を調査する時、久々に猛と城野隊員の私服姿が見れる。
今回はユリちゃんと城野隊員の2ショットもある。2人だけと言うのは非常に珍しい。特に何も無かったが……。いや、あっても困るか。

 

今回の主役はセラ広報員。
子供時代に「セラッちょ」と虐められていたのを助けてくれたのが土山先輩だった。しかし、アフリカで取材中に行方不明になったと言う土山先輩は実はザタン星人に殺されていた。
泣きながらザタン星人からレーザー銃を奪って撃つセラ広報員が印象的。

 

今回はブライトスティックが大活躍。ライザーガンの先端に装着する事で特殊光線を発射。シルバーガルに仕掛けられていたザタン星人の装置を消去したり、電磁バリアーを突き抜けてザタン星人を倒したりした。

 

「誰もいない湖畔で泳げるまでコーチしてくれた先輩……。全校マラソンで遅れてしまったセラに自分の遅れるのも気にせず励ましてくれた先輩……。村の神社の森で木登りを教えてくれた先輩……。その先輩はもういない……」。

 

 

ウルトラマン80 COMPLETE DVD-BOX

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